今月28日と29日に開催されるプロ野球「マイナビオールスターゲーム2026」。
毎年、今年のプロ野球の前半戦で活躍した選手が一堂に会し、普段では見られないプレーが堪能できる夏の祭典となっています。
そんなオールスターに出場する選手は、主に「選手間投票」「監督選抜」「プラスワン投票」などで決定されるのですが、最も話題になる選出方法が「ファン投票」です。
特定のチームが総なめしたり、意外な選手が選ばれたり…
サプライズもあるのがファン投票の醍醐味です。
そこで、今回は令和の若者にも推しのプロ野球選手が誰なのかを調査してみました。
人気1位はホークスの周東佑京選手!「イケメン」「足早い」などの声

ワカモノリサーチでは、1人でも推しているプロ野球選手がいる全国の現役高校生(男女)に
あなたが推しているNPB所属のプロ野球選手を教えてください
というアンケートを行いました。
その結果、栄えある第1位に福岡ソフトバンクホークスの「周東佑京」選手(18.1%)が輝いたそうです。
周東選手は、日本プロ野球界屈指の「走塁のスペシャリスト」。
育成選手出身者初の盗塁王であり、13試合連続盗塁の世界記録保持者としても知られています。
驚異的な俊足を活かし、2023年のWBC世界一にも大きく貢献しました。
高校生からは、
- 「とても足が速いから」
- 「走力がとにかくすごい」
- 「足が早く安定にヒットが打てる選手だから」
- 「盗塁が上手い」
といった、俊足に関する回答と、
- 「イケメンだから」
- 「かっこよくて守備もうまい」
- 「面白くてかっこいいから」
- 「顔もかっこよくて野球がうまいから」
と、そのビジュアルに魅了される高校生が目立ちました。
“足が速いこと”と“見た目が良いこと”に関しては男女関係なく回答があったことから“足の速いイケメン”というのは高校生にとってのモテポイントの中でも重要度が高いのかもしれません。
他には、
- 「周東佑京にしかできない守備がある」
- 「周東選手みたいなプレーをできるようになりたい」
といった、周東選手のプレースタイルに憧れている声が、男子高生からは聞こえてきました。
真似ができそうでできないオンリーワンの選手ということもあり、そこに憧れを感じているといえそうです。
続いて、第2位には読売ジャイアンツの「坂本勇人」選手(11.2%)が選ばれました。
坂本選手は長きにわたり巨人軍の中心選手として活躍。
遊撃手として史上初の首位打者獲得や、右打者最年少での通算2000本安打達成など数々の金字塔を打ち立てています。
特に、男子高生からの推し回答が多く、
- 「かっこいいから」
- 「イケメンだから」
- 「プレーが上手いから」
といった、見た目やプレーに対しての意見が中心になりました。
また、「巨人ファンだから」というチームが好きで、その中の主力選手として推している声や、「僕が野球を始めたきっかけになったから」という坂本選手がきっかけで野球を始めた男子高生も声も。
さらには、「前東京ドーム行って試合見た時にこの人の名前がついてるお弁当を食べたから」と、坂本選手の弁当を食べたことがきっかけで推すようになっている男子高生もいました。
第3位には、福岡ソフトバンクホークスの「柳田悠岐」選手(10.1%)がランクイン。
NPB史上初となる「トリプルスリー」と「首位打者」の同時達成など、数々の偉業を成し遂げている選手。
人間離れた長打力と高いミート力も魅力で、2015年の横浜スタジアムの試合で、ハマの番長・三浦大輔投手からバックスクリーンにホームランを放ち、電光掲示板を壊したシーンは伝説となっています。
そのパワーに関する回答も多く、
- 「パワフルなバッティングがすごい」
- 「スイングが豪快でかっこいいから」
- 「フルスイングがいい」
- 「力強いフォームがかっこいいから」
- 「これぞホームランバッター」
など、柳田選手に魅了される声で溢れていました。
“ホームラン”は野球の中でも盛り上がる瞬間の一つ。
それを豪快かつフルスイングで結果を出すスタイルにほれぼれしているのかもしれません。
万波・牧・サトテル…4位以下もスター選手が勢ぞろい!
第4位にランクインしたのは、北海道日本ハムファイターズの「万波中正」選手(5.9%)。
圧倒的な長打力と、強肩を活かしたダイナミックな守備で知られ、日本ハムの主力として活躍しています。
- 「ホームランかっこいい」
- 「肩が強くてかっこいい」
- 「肩がものすごく強くホームランをよく打つから」
と、高校生からも“強肩”と“長打力”に関する意見が中心となりました。
第5位には、横浜DeNAベイスターズの「牧秀悟」選手(5.3%)がランクイン。
卓越したバットコントロールと長打力を兼ね備えた選手で、プロ1年目から日本代表にも選出されるなど球界を代表するスラッガーです。
高校生からは
- 「牧選手の打席になるとワクワクするから」
- 「プレーが男前だから」
といった“何かが起きるかもしれない”と思わせるバッティングが推しポイントになっている声や、
- 「おもしろいから」
- 「試合中にちょこちょこなにかしているがおもしろい」
と、牧選手の陽気なキャラクターを推す声もありました。
また、
- 「デスターシャがあるから」
- 「デスターシャをしたいから」
といった回答も。
牧選手や同じくベイスターズの佐野恵太選手などがホームランを打った時にベンチ前でやるポーズ“デスターシャ”のポーズをやりたいファンは多いようです。
ちなみに、「桑原と祐大がいなくなってデスターシャが減って残念」という男子高生もいました。
牧選手、佐野選手以外に、昨年までベイスターズに所属していた桑原将志選手(現在 埼玉西武ライオンズ)と山本祐大選手(現在 福岡ソフトバンクホークス)もホームランを打つとデスターシャをしていたのですが、今では他球団に所属。
そのため、牧選手にはファンからの“デスターシャ”の重圧もありそうです。
第6位は、広島東洋カープの「平川蓮」選手(4.8%)。
2025年のドラフト1位でカープに入団。
パワーが魅力の大型スイッチヒッターで、走攻守に高い総合力を併せ持つ将来が有望な選手です。
将来を期待するカープファンの高校生からの回答や
- 「同じ高校だから」
- 「本校出身の選手だから」
という同じ学校へ通っていることで愛着が湧き、結果“推し”になっている高校生から支持を得ていました。
第7位は阪神タイガースの「佐藤輝明」選手(4.3%)。
恵まれた体格から繰り出す豪快なバッティングと長打力が最大の魅力で、NPBを代表するスラッガー。
今年のWBCでも活躍をしました。
- 「プレーがかっこいい」
- 「かっこいい雰囲気もっている」
など、佐藤選手のかもし出すオーラに惹かれている高校生もいました。
第8位は北海道日本ハムファイターズの「フランミル・レイエス」選手(3.7%)。
ドミニカ共和国出身のパワーヒッター。
恵まれた体格から放つ豪快な本塁打と、チームを鼓舞する明るいキャラクターで主力打者として活躍しています。
- 「ホームランを打つ豪快さ」
- 「めっちゃ打つから」
といった、バッティングに魅了されている高校生や、「日本語がたどたどで面白い」と、ヒーローインタビューやSNSで見せる日本語に思わず惹かれてしまう高校生がレイエス選手を推していたようです。
第9位は、北海道日本ハムファイターズの「伊藤大海」投手(3.2%)。
多彩な変化球と直球を武器にし,ルーキーイヤーから先発・中継ぎの双方でフル回転する圧倒的なタフネス投手で侍ジャパンでも活躍しました。
- 「見ていてワクワクできる投手」
- 「コントロールが抜群」
- 「イケメンで野球が上手いから」
など、制球の良さやビジュアル面が推しポイントになっていました。
また、投手でベストナインに選出されたのは伊藤投手のみ。
そのため、現役高校生が最も推しているNPBの投手は伊藤投手ということになりました。
推している日本人メジャーリーガーだと「大谷翔平」一強という結果に

ちなみに、ワカモノリサーチでは、「推している日本人メジャーリーガー」も全国の高校生にアンケートしました。
すると、第1位にはロサンゼルス・ドジャースの「大谷翔平」選手が選ばれ、81.2%の支持を得ました。
高校生からは、
- 「圧倒的二刀流!」
- 「性格も見た目も良いから」
- 「大谷さんの顔が好き」
- 「身長が高いから」
- 「人柄が好き」
- 「日本の誇りだから」
- 「人間として尊敬できる」
- 「努力家で尊敬してるから」
- 「愛妻家だから」
- 「忙しいのに奥さんを大事にしてるから」
- 「強いだけでなく、真摯な姿勢もかっこいいから」
- 「大スターだけど周りに敬意を忘れない姿がかっこいいから」
などの声が集まり、プレーや見た目だけでなく、人間性までも推されているのが印象的でした。
これだけの偉業を成し遂げている大谷選手でしかあり得ない幅の広い回答となったようです。
2位以下を見ていくと、第2位に「佐々木朗希」投手(3.5%)、第4位に「山本由伸」投手(2.1%)、第7位に「ダルビッシュ有」投手(1.0%)、第9位に「今永昇太」投手(0.6%)と4人の投手がランクイン。
国内のプロ野球では1人しかいなかった投手ですが、“メジャーは投手の方が活躍しやすい”というイメージが強いのか、しっかり日本を代表する投手が選ばれていました。
また、第3位の「岡本和真」選手(2.9%)、第6位の「村上宗隆」選手(1.7%)といった今年からメジャーに挑戦をしている2選手は、NPB時代から推している高校生からの支持が。
第5位の「鈴木誠也」選手(1.9%)や第8位の「吉田正尚」選手(0.8%)に関しては、メジャーでの活躍を見て推している高校生の声が目立ったそうです。
今回のベストナインを見ると、高校生は単純な成績だけではなく、「足が速い」「ホームランが豪快」「イケメン」「人柄がいい」「応援したくなるキャラクター」など、それぞれの選手が持つ“個性”に強く惹かれていることが分かりました。
プレーだけでなく、SNSやヒーローインタビューなどを通じて選手の人柄に触れられる時代だからこそ、「推し」は憧れや共感を含めた存在へと変化しているのかもしれません。
今年のオールスターでは、高校生たちが選んだ”推し”たちがどんなプレーで魅せてくれるのかにも注目が集まりそうです。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.6.8〜2026.6.18
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 705名
調査方法 インターネットリサーチ


