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小学生の夏休み宿題、自由研究は「家族タスク化」という実態

小学生の夏休み宿題、自由研究は「家族タスク化」という実態

「自由研究どうする?」という言葉は、夏休み前後になると多くの家庭で聞かれるのではないでしょうか。

取り組むのは子どもでも、テーマ選びや材料集め、まとめ方まで、気づけば親も一緒に悩んでいる。

ベネッセの調査からは、夏休みの宿題が子どもだけの課題ではなく、家族全体のタスクになっている姿が見えてきました。

目次

自由研究に9割超の保護者が関与

最も大変だと思う宿題

小学3〜6年生を中心とした子どもに「夏休みの宿題で最も大変なもの」を聞いたところ、1位は「自由研究・工作」の27.4%でした。

2位は「読書感想文」の25.9%です。

保護者側でも、「自由研究・工作」が40.1%で最多となり、「読書感想文」の29.4%を10ポイント以上上回りました。

自由研究への関わり方では、「一部を手伝う」が48.3%、「テーマ選びからまとめまですべてを手伝う」が26.7%、「手伝わないがアドバイスする」が16.7%でした。

合計すると、91.6%の保護者が何らかの形で関わっています。

昨年取り組んだ内容は「図画工作」が31.1%で最多。

費用は「500円まで」が33.7%、「お金はかかっていない」が27.4%でした。

家にあるものや手頃な材料を使いながら、親子でテーマを考える家庭が多いようです。

自由研究は、子どもの学びである一方、家族の時間や段取りも必要になる宿題といえそうです。

宿題と生活管理も家庭の大きな負担に

夏休み中に大変だと思うこと

夏休みに保護者が大変だと感じることは、「自宅での食事の準備」が59.3%で1位でした。

2位は「動画・ゲームの使い方やルール対策」の53.9%、3位は「夏休みの宿題を見ること」の50.2%です。

さらに、「子どもの生活管理」が46.5%、「生活リズムの乱れ」が43.4%と続きました。

学校が休みになることで、学習だけでなく、日中の過ごし方や生活リズムまで家庭が管理する場面が増えているようです。

平日の日中に最も長く過ごす場所は、「自宅で保護者と一緒」が43.0%、「学童」が35.1%、「自宅で子どものみ」が12.6%でした。

今年の夏休みの宿題を終わらせる目標日

今年の宿題を「7月中に終わらせたい」と考える子どもは38.9%で、前年より7.3ポイント増加しています。

一方、前年に実際に7月中に終えた子どもは28.1%でした。

早く終わらせたいという目標はあっても、計画通りに進めるのは簡単ではなく、そのサポートも保護者の負担になっているのかもしれません。

前年の宿題について

前年に「任意制の宿題があった」と答えた保護者は43.0%、「任意制かつ選択制の宿題があった」は11.7%でした。

任意制の内容では、「自由研究・工作」が58.1%、「読書感想文」が49.8%、「作文」が18.1%となっています。

任意制については、保護者の51.1%が賛成し、反対は15.0%でした。

家庭や子どものペースに合わせて選べることを歓迎する人がいる一方、やるかどうかを家庭で判断すること自体に負担を感じる人もいそうです。

夏休みの宿題は学校から出される課題ですが、計画や進行管理、内容のサポートは家庭に任されている部分が少なくありません。

子どもの学びを守りながら、家庭の負担を増やしすぎないために、どこまで子どもに任せ、どこから大人が支えるのか。学校と家庭の両方で考えていく必要がありそうです。

出典:株式会社ベネッセコーポレーション
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001478.000000120.html

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