女性に「理想の彼氏のタイプは?」とか「彼氏にしたい条件は?」と聞くと“優しい人”とか“顔よりも性格”など性格重視的発言をよく耳にします。
ただ、さらに掘り下げると「結局顔やん!」と突っ込みたくなるようなやり取りも、一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
「イケメンだったら何でも許される」なんて言葉を耳にすることもありますが…
はたして、実際はそうなのでしょうか。
今回は「イケメンだろうが、これだけは許せない」といった“条件”を調査。
令和の若者女性たちが考える「イケメンだけどほどがある!」
その限界値に迫ります。
清潔感は譲れない約6割の女性 「風呂キャン界隈イケメンは論外!」と指摘

今回ワカモノリサーチでは、全国の14歳〜20歳の女性を対象に
彼氏にしたくないイケメンはどんな男性ですか?
というアンケートを
- 部屋がゴミ屋敷のイケメン
- 風呂に1週間入らないイケメン
- マザコンなイケメン
- 勉強ができないイケメン
- 女心が全くわからないイケメン
の5択で実施したところ、全体の58.7%が「風呂に1週間入らないイケメン」と回答。
最も多い結果になりました。
寄せられた意見を見ていくと、
- 「くさいし、汚い。嫌です」
- 「普通に不衛生だから」
- 「どんなにイケメンでも1週間風呂キャンは無理だから」
と、厳しい声の数々が並びました。
“風呂キャンセル界隈”という言葉が話題になりましたが、お風呂に入らない人はいくらイケメンでも許せないという声が殺到。
不潔かどうかは容姿よりも手前にある“最低限の常識”であり、「1週間入らない」という価値観は女性たちの許容範囲を大きく超えており、納得の一位に選ばれました。
また、絶望的な指摘として、
- 「清潔じゃないのは論外すぎる」
- 「さすがに清潔感ないのは人として終わってるから」
- 「風呂に入らないって人として普通にどうなのだろうと思ってしまう。不潔」
といった厳しい声も。
風呂キャン界隈であることは、女性にとって「だらしない人」「自己管理ができない人」という印象に直結してしまうようです。
その他の意見として
- 「私の生活に支障が出る」
- 「友達に風呂キャンの彼氏なんだよねって言いたくないから」
- 「一緒に歩いてる人が臭いのはきついし自分も臭い人だと周りに思われたくない」
といった意見も集まりました。
自分の彼氏がもし風呂キャン…と想像した時に生じる負の影響は計り知れません。
友達への評判や自分に対する価値を落とす行動に転じ、気がついたら自分も“不衛生な女”と位置付けられてしまいそうです。
恋愛において清潔感は、イケメンかどうか以前に譲れない絶対条件であることが伺えました。
続いて多かったのが、「マザコンなイケメン」で全体の22.6%となりました。
その理由を見ていくと、
- 「マザコンのやつは何させてもダメ」
- 「マザコンは気持ち悪いイメージがあるから」
- 「結婚したくないから」
といった、マザコンは絶対にNGという強い拒否反応の声が多く寄せられました。
何でも母親に頼ったり、自分で判断できなかったりする姿には、同世代の異性として頼りなさや不信感に繋がるようです。
また、何かと基準が母親となると、必要以上に甘えてきたり、将来的には母親が介入してきたり、自分より母親の意見を優先されることなどが大きな懸念要因となってしまうようです。
さらに印象的だったのが、
- 「マザコンはどうしようもない」
- 「勉強できなくても私が教える」
- 「他は教育すれば治るけどマザコンは治らないから」
といった回答。
風呂に入らないなら入らせる、部屋が汚いなら片付ける、勉強が苦手ならば一緒に向き合う。
他の欠点は改善の余地を感じている一方で
“マザコンだけは変えられない”という意見も多く見受けられました。
そのため、「私が何とかしてあげよう」と思う以前に、最初からお手上げ状態になってしまうようです。
また別の意見として、
- 「自分よりお母さんなのはいやだ」
- 「自分以外の女が1番なのなし」
- 「なんかあってすぐママの名前がでるとむかつくから」
といった回答が集まりました。
そもそも自分以外の女性の意思や思考を持った状態を煙たく感じるのは当然と言えるでしょう。
恋人として向き合っているにもかかわらず、母親の意見や考えが優先されれば、不満や不安を感じてしまうのも無理はありません。
印象的な意見としては、「将来を考えた時に彼女(妻)じゃなくて『お母さん』になるのは嫌だから」といった声も見受けられました。
結婚や出産を機に自分まで”お母さん”のような存在として扱われるのではないかと不安に感じる女性もいるようです。
夫婦になり、家族としての形が変わっても「いつまでも恋人同士のような関係でいたい」そんな純粋な女心もこの回答から見えてきました。
続いて多かったのが、「女心が全く分からないイケメン」で全体の8.3%となりました。
理由を見ていくと、
- 「付き合うんだったら少しでも女の子の気持ちがわかる人がいいから」
- 「女心わかってなきゃ続かない!」
- 「自分が努力しても意味ないんだなって思うから」
という声が寄せられています。
女心を100%理解することは難しくても、「理解しよう」と向き合う姿勢は恋愛において欠かせないことのようです。
些細な変化や努力に気づいてもらえなければ、「自分に興味がないのかな」「大切に思われていないのかな」と不安になってしまいます。
もしかしたら”真のイケメン”とは、見た目ではなく、心のイケメンなのかもしれません。
その他の意見として
- 「ノンデリほどつまらないものはないから」
- 「1番救いようがないと感じたから」
- 「人の心変えるのはむずい、行動はこっちで補える」
といった声が集まりました。
たった一つの行動や発言で信頼を一気に失ってしまったり、傷つけてしまうこともあります。
いわゆるデリカシーを感じられない“ノンデリ男”は、その言動に気づいていないケースも多く、同じことを繰り返してしまいがちです。
よって「改善の余地がない」と感じてしまうのも当然の声なのかもしれません。
続いて「部屋がゴミ屋敷のイケメン」が全体の6.8%という結果になりました。
その声を見ていくと、
- 「部屋汚いのはたえられない」
- 「整理整頓できない人が嫌いだから。」
- 「ありえない、受け入れられない」
といった厳しい声が集まりました。
“風呂キャン界隈”と同様に、不潔な男性はNGという回答が多く寄せられ、やはり清潔感は彼氏に対する最低条件にも感じます。
どんなに外見がイケメンでも、部屋に行った瞬間にゴミ屋敷だったら一気に気持ちが冷めてしまう“萎えポイント”として捉えられているようです。
他の回答を見ていくと、
- 「掃除できないひとはだめ」
- 「礼儀がなさそうだから」
- 「生活がその人を表してるから」
という回答も集まりました。
昔から“部屋の汚れは心の汚れ”といわれているように、その人の価値観や日頃の生活状態を映し出すものとされています。
心に余裕がなかったり、だらしない人という印象につながることから、部屋の様子だけで「自分とは合わない」と判断されてしまうのかもしれません。
そして、最も少ない回答となったのが「勉強ができないイケメン」で、全体の5.4%という結果になりました。
その理由を見ていくと、
- 「将来有望じゃないから」
- 「結局教養がないって一番苦労すると思う」
- 「会話にならない人が好きではないから」
といった回答が集まりました。
付き合う以上は未来を見据えることも大きな条件のひとつで、「一緒に成長できる相手なのか」という視点とともに、「安定した将来」を求める考えも当然といえます。
何か一緒に乗り越えなければならない場面でも、会話が成り立たなかったり、頼りなさを感じたりする相手では不安になる女性も多いようです。
また、他の意見として
- 「頭がいい人と付き合った方が尊敬できるから」
- 「頭悪い人と一緒にいたくない!」
- 「学力は自分以上を求めてるから!!」
といった回答が集まりました。
彼氏の条件として「尊敬できる人かどうか」も重要なポイントで、自分より優れている部分を持つ相手に魅力を感じる女性も少なくないようです。
一緒にいて尊敬できる相手なのか、頼れる存在なのかを見極めるうえで、「知性や教養を感じられるか」や「自分より賢いか」を大事な判断材料にしているのかもしれません。
今回の調査から見えてきたのは、令和の若者女性にとって「イケメン」は恋愛のプラス要素ではあっても、すべてを帳消しにする“免罪符”ではないということです。
どれだけ見た目が良くても、不潔さや価値観のズレ、思いやりのなさといった内面のマイナスは決して見逃されません。
恋愛で本当に求められているのは、顔立ちよりも「一緒にいて安心できる人」。
令和の恋愛は、見た目以上に人間性が問われる時代なのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.6.19〜2026.6.26
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の14歳~20歳の女性
有効回答数 651名
調査方法 インターネットリサーチ


