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「え、高校生が育てたうなぎ!?」土用の丑の日の選び方が変わるかも

「え、高校生が育てたうなぎ!?」土用の丑の日の選び方が変わるかも

「このうなぎ、高校生が育てました」って書いてあったら、ちょっと気になりませんか。

同じ「食べる」でも、その向こう側に誰がいて、どんな思いで作られているのかが分かると、味の感じ方も少し変わってくるもの。

最近は、農業高校の野菜や酪農高校の乳製品など、学校で学びながら作られた商品を見かける機会も増えてきました。

でも、「高校生が育てたうなぎ」が百貨店の売り場に並ぶというのは、なかなか珍しい話です。

教室の中で勉強するだけではなく、自分たちの手で育てたものが、実際に商品として誰かの食卓へ届いていく――。

そんな経験には、「学ぶ」と「働く」と「食べる」が地域の中でつながっていく、これからの学び方のヒントが隠れているのかもしれません。

目次

土用の丑の日の売り場に「高校生が育てたうなぎ」が登場

土用の丑の日の売り場に「高校生が育てたうなぎ」が登場

今年の土用の丑の日は7月26日。

静岡市の松坂屋静岡店・地階食品フロアには、うな重やかば焼き、ひつまぶし、うな玉巻など、さまざまなうなぎ商品が並びます。

そんな中でも注目を集めているのが、「焼津水産高校うなぎ特別販売会」です。

静岡県立焼津水産高等学校・栽培漁業科淡水斑の生徒たちが育てたうなぎが、「焼津水産高校のうなぎ長焼き(税込2,380円)」として販売されます。

販売は7月24日から26日まで、本館地階・吉川水産で行われ、生徒自身も店頭に立つ予定だそうです。

土用の丑の日の売り場といえば、「国産かどうか」「どこの産地か」「タレの味」といったポイントで選ぶ人が多いかもしれません。

そこに、「高校生が育てたうなぎ」という新しい価値が加わることで、買い物そのものが地元の学校や生徒たちを応援することにつながっていきそうです。

高校生が「育てて、選んで、売る」全国唯一の取り組み

高校生が「育てて、選んで、売る」全国唯一の取り組み

焼津水産高校の取り組みは、「高校生が育てて出荷するうなぎ」として全国唯一のものだといいます。

生徒たちは、大井川の水を使った養殖施設で、餌やりや水の管理、サイズごとの選別など、一連の工程を自分たちの手で行っています。餌には余計な油を加えず、うなぎ本来の味を生かす工夫もされているそうです。

出荷前には、一本一本の太さや重さを確認し、200グラム以上に育ったうなぎだけを丁寧に選別します。

一尾も傷つけないよう慎重に作業する姿は、まさにプロの現場そのものです。

当日の販売会では、生徒たち自身が店頭でお客さんと直接言葉を交わし、自分たちが育てたうなぎの魅力や、養殖への思いを伝えます。

生徒からは、「自分たちで育てたうなぎが商品として多くの人に届くことが嬉しく、誇りに思います。幅広い世代の方に味わってほしいです」というコメントも寄せられています。

自分が手をかけたものを誰かが買ってくれる。

さらに、「おいしかった」と言ってもらえる。

そんな経験は、教室ではなかなか得られない特別な学びなのかもしれません。

最近は、農業高校の野菜や商業高校が企画した商品など、「高校生が作る商品」を目にする機会が少しずつ増えてきています。

その背景には、「学ぶ」と「地域」と「仕事」をもっと近いものとして感じてもらいたいという思いもあるのかもしれません。

土用の丑の日にうなぎを選ぶとき、「どこの産地かな」「おいしそうだな」と考えるだけでなく、「誰が育てたんだろう」と少し想像してみる。

そんな視点が加わると、いつもの食卓も少し違って見えてくるのではないでしょうか。

もしかすると、あなたの地元にも、同世代の高校生たちが関わっている「地域の味」が隠れているかもしれません。

出典:株式会社 大丸松坂屋百貨店
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000003833.000025003.html

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