いよいよ夏本番の時期。
遊びや海水浴の帰りに「うわ、焼けた…」とショックを受ける人もいるのかもしれません。
一方で、「夏=小麦色」と考えている人もいることでしょう。
そんな日焼けに対して、令和の現役高校生たちはどう考えているのでしょうか。
今回は女子と男子それぞれに「日焼け」に対して調査をしてみました。
「日焼けしたくない」女子高生 「白い方が可愛い」「美白いのち」などの声

まず、ワカモノリサーチでは、全国の現役女子高生に
今年の夏、日焼けしたいと思いますか?
というアンケート調査を実施しました。
その結果「思う」と回答したのが6.2%、「思わない」と回答したのが93.8%となり、ほとんどの女子高生がこの夏“日焼けをしたくない”と考えていることがわかりました。
そして、日焼けをしたくない女子高生の回答で圧倒的に多かったのは、
- 「白い方が可愛いと思う」
- 「白い方が可愛いから」
- 「白い方が盛れるから」
- 「白いほうが見た目盛れる」
- 「白い肌で夏ばえたい」
など“白い=可愛い・盛れる”という価値観。
近年、女子高生が憧れるアイドルやインフルエンサーも美白が多いことから、“白いことが美”と植え付けられている以上、日焼けをしたくないのは必然といえそうです。
さらに、美白に憧れる女子高生からは
- 「白さイズベスト」
- 「真っ白でいたい‼️」
- 「極限まで白くなりたい」
- 「美白いのち!!!」
- 「絶対美白がいいですkpopアイドルみたいな」
- 「透明感溢れる人でいたいから」
- 「儚い女の子になりたいから」
- 「色白美女になりたい」
など熱量のこもった“白さ信仰”の高いコメントも。
「透明感」「儚い」「K-POPアイドル」など、今の“盛れてるイメージ”のテンプレに「色白」が完全に組み込まれていることもこの調査では明らかになりました。
これだけ美白がキレイと感じていることから、
- 「黒くていいことひとつもない」
- 「黒いと可愛くないから」
- 「日焼けすると可愛くなくなるから」
- 「日焼けするJK可愛いと思わないから」
といった、「日焼け=マイナス」と感じるストレートな意見もありました。
具体的には、
- 「色が黒いと服が映えないから」
- 「日焼けしすぎると服のレパートリーを増やせなくなるから」
など、メイク映えや服の合わせやすさが焼けすることでなくなっていく理由があるようです。
また、肌トラブルに関する回答も。
- 「将来シミできたら嫌だ」
- 「シミ作りたくない」
- 「そばかすがコンプレックスで、これ以上増やしたくないから」
- 「日焼けが原因で起こる肌トラブルを避けたいから」
- 「皮膚がんになりやすいから」
- 「日焼けは皮膚を傷めたり皮膚がんの一因になる可能性があるから」
- 「病気になりたくない」
といった、健康面を気にする声も数多く寄せられました。
気にせず海や日焼けサロンで焼いていた平成のギャル・ギャル男経験者からしたら信じられない回答なのかもしれません。
他には、
- 「去年焼けたから」
- 「去年日焼けして、皮がむける経験をしたので」
- 「去年部活で焼けて後悔した」
など、昨年のリアルな体験を受けて「今年は絶対焼けたくない」という強い気持ちで日焼けを拒む回答もあったようです。
続いて、少数派ですがこの夏日焼けをしたいと「思う」と回答した6.2%の女子高生の声を見ていくと、
- 「小麦色の子かわいい」
- 「小麦肌かわいいじゃん!」
- 「海外ガールに憧れるから」
- 「日焼けしてるとアウトドアな印象があって可愛いから」
といった意見が寄せられました。
K-POPアイドルなどが軒並み美白ということもあり、流行に乗っている女子高生は美白路線に行きがちですが、そこに振り回されず、むしろ海外セレブのような生活に憧れる女子高生からすると“小麦肌=自信がある生き方でかわいい”というイメージを抱くようです。
また、「思う」と回答した女子高生の中には“運命に抗えない”と感じているような回答も。
- 「どうせ部活で焼ける」
- 「外に沢山出るから仕方がない」
- 「どうせ焼けるんだからしたいと思った方が楽」
など、本当はそこまで日焼けをしたいわけではないが、「生活環境的に避けられないから、いっそ楽しもう」というスタンスの人が少数派には存在するようです。
「日焼けをしたい」男子は約4割!「かっこいい」「夏練頑張った証」など

続いて、ワカモノリサーチでは、全国の現役男子高生に「今年の夏、日焼けしたいと思いますか?」というアンケート調査を実施しました。
すると、「思う」と回答したのが37.5%、「思わない」と回答したのが62.5%となり、4割近くの男子高生が「日焼けをしたい」と考えている結果に。
女子高生に比べて男子高生の方が日焼けに関心があることもわかりました。
そんな「日焼けをしたい」と考えている男子高生からは、
- 「かっこいいから」
- 「焼けてる方がかっこいいため」
- 「日焼けしてる漢はかっこいいから」
- 「焼けてるとかっこいい」
- 「筋肉がかっこよく見える」
- 「かっこいいおとこになる!」
と、とにかく“かっこいい”という言葉が目立ちました。
“夏に色が白いとひ弱にみえる”というイメージが一昔前にはありましたが、それが令和の男子高生にもあるのか。
夏は日焼けをしてカッコよくなりたいと思っているようです。
また、
- 「その方が夏練頑張った感が出るから」
- 「日焼けするとこの夏頑張ったことの証になるから」
- 「部活頑張った証だし、男らしい勲章だから」
- 「野球をしていて白いとダサいと思うから」
など、スポーツとセットで“日焼け=努力の証”と感じている男子高生も多いようです。
そのため、屋外部活をしている男子高生からは、
- 「運動部に所属しているから」
- 「野球部だから」
- 「スポーツしてるから」
- 「外部活だから」
といったコメントも多く、部活と日焼けは切り離せないものとして受け止められているようです。
日焼け=健康面を気にする女子高生とは違い、男子高生からは、
- 「健康体に見える」
- 「健康的だから」
- 「健康的な感じがしてモテるから」
といった意見もありました。
男子高生は“日焼けして健康的でしょ!これでモテるかも!?”と考えているのに対し、女子高生は“日焼けしているけど健康面大丈夫!?”と、ネガティブにとらえている矛盾は興味深い結果といえます。
“日焼けしているとモテる”と思っている男子は一度、女子の冷静な意見を聞いた方がよいかもしれません。
一方、この夏日焼けをしたいと「思わない」62.5%の男子高生の回答も、女子高生同様、健康面に関する意見が多く寄せられました。
また、意外と多かったのが、
- 「風呂入ると痛いから」
- 「ヒリヒリするからです」
- 「肌が痛くなるから」
- 「焼けるのって痛いから」
という痛みに関する回答。
女子高生からはあまり出なかったため、痛みに関しては女子より男子の方が敏感なこともわかりました。
- 「疲労の原因だから」
- 「やけるとつかれる」
など、体力の消耗が激しいという声も男子高生特有。
一定数の男子高生は“焼けると痛いし疲れるから嫌”と感じている可能性はありそうで、そう考えると、令和の夏に強いのは男子より女子の方なのかもしれません。
今回の調査では、女子高生の9割以上が「日焼けしたくない」と回答し、“美白=可愛い・盛れる”という価値観が令和の女子高生の間で強く定着していることがわかりました。
一方で男子高生は、「かっこいい」「努力の証」として日焼けを前向きに捉える声も多く、同じ日焼けでも男女でイメージが大きく異なる結果となりました。
かつては「夏といえば日焼け」が当たり前でしたが、令和の高校生にとっては「焼くか、焼かないか」も個性の一つ。
日焼けに対する価値観の違いからも、若者たちの多様な美意識が見えてきたのではないでしょうか。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.6.8〜2026.6.18
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 700名
調査方法 インターネットリサーチ


