いよいよ夏本番!
日差しが照り付ける中、外を歩くのも大変な時期になってきました。
そんな夏になると、毎年少しだけ気になるのが「おじさん」の見た目や行動です。
“突然、汗びっちょりなおじさんが電車の横に座って気になった”
など、少しおじさんと距離を取りたくなる瞬間があるかもしれません。
そこで、今回は、おじさんのちょっとタブーな行動について令和の高校生がどう思っているのか調査をしてみました。
おじさんのハーフパンツ論争「すね毛が気にならない」高校生が多数派に!

まず近頃、おじさんの見た目で話題となっているのが、「おじさんの“ハーフパンツすね毛”キモい論争」です。
これは、東京都庁がクールビズ施策の一環として職員の「ハーフパンツ勤務」を導入し、それを報じるメディアやSNS上で男性の脚のすね毛などに対する賛否が巻き起こったことがきっかけと言われています。
そこで、ワカモノリサーチでは、全国の現役高校生(男女)に、
おじさんのハーフパンツから見える“すね毛”が気になりますか?
というアンケート調査を実施しました。
その結果、「気になる」が46.6%、「気にならない」が53.4%となり、「気にならない派」が多数派となりました。
そんな多数派の「気にならない」と回答した高校生からは、
- 「おじさんだから仕方ない」
- 「おじさんは毛が生えているものだと思っているから」
- 「おじさんにすね毛があっても害がないから」
- 「おじさんはそういうものだから」
- 「おじさんのすね毛は気にならないから」
- 「別におじさんの足なんて気にしない」
といった“おじさん=すね毛があって当たり前”というイメージが先行していることで違和感を覚えないという高校生の声が寄せられました。
- 「お父さんがそうだから」
- 「父親もすね毛あるから」
という意見もあったので、身内のおじさんにすね毛があり、それが日常となることで気にならなくなっているのかもしれません。
他には、
- 「いちいち人のことを気にしているほど暇じゃないから」
- 「私には関係ないから」
- 「わざわざ足元を見ない」
- 「他人だから気にしない」
- 「おじさんにそこまで注目しないから」
など、おじさんに関わらず他人の見た目など気にしていないという声。
夏になり、自分の娘や職場の若者に変な風に見られたくなく、見た目を意識するおじさん世代もいると思いますが、そんなことをしなくても、最初から気にもされていない可能性も。
ありのままでも良いと考える若者も一定数はいるのかもしれません。
また、「気にならない派」で最も多かった回答が、
- 「自分もだから」
- 「すね毛は誰でもある」
- 「男子なら普通のことだから」
- 「だれもが生えるからです」
- 「すね毛が生えるのは仕方がないことだから」
- 「人それぞれ自由でいいと思うから」
- 「ムダ毛は仕方の無いことだから」
- 「誰にだって毛はあるから」
- 「身の回りに剃ってない人もいるから」
といった“すね毛があることは普通のこと”と考えている高校生の声です。
特に、男子からは「自分もすね毛がある」という事実や、女子からは「すね毛が生えるのは人間なら当たり前」と考えている傾向が強く、男性美容が注目される昨今ではありますが、令和の高校生は、思っている以上に“男性のすね毛”に関して処理をしなくても気にしないのかもしれません。
そんな背景があるからか、
- 「ツルツルのがイヤ」
- 「逆に何もないおじさんはキモい」
- 「おじさんはすね毛あるくらいがちょうどよいから」
と“おじさんはすね毛があるべき”という高校生も。
美意識が高いおじさんが、すね毛の脱毛をしてハーフパンツで街中を歩いていたら、自分は「イケてるだろ!」と思っていても、すれ違う高校生に「このおじさん、キモ!」と思われている可能性はあります。
いま、脱毛を考えているおじさんは、令和の現役高校生の意見も検討材料にいれて考えてみるとよいでしょう。
一方、「気になる」と回答した46.6%の高校生の意見をみていくと、
- 「不潔感がある」
- 「なんか不潔に見えるから」
- 「清潔感がない」
- 「不衛生な感じがする」
- 「清潔感の欠如は一般的に不快に思われる」
と、ストレートに清潔感に関する意見で溢れていました。
気になる派からするとすね毛は“不潔”に見えるアイテムとして認知されているのかもしれません。
また、本当に汚いと感じている高校生からは、
- 「すね毛、汚ぇよ」
- 「無理キモい」
- 「生理的に気持ち悪い」
- 「見ていてかゆい」
- 「おじさんのすね毛、気分悪くなる」
と、言いたい放題の回答も。
他には、
- 「隠さないんだって思ってしまうから」
- 「もう少し人に見られることを気にしたほうがいいと思う」
など“人に見られていることを意識しない”おじさんの本質に対して疑問に思う高校生や、
- 「おじのハーフパンツもダサいのにもじゃもじゃだと最悪」
- 「おじさんはジーンズでも履いといてください」
といった“すね毛の前におじさんのハーフパンツ自体良くない”と感じている高校生が「気になる派」として回答していたようです。
今回の調査では「気になる派」と「気にならない派」はほぼ互角。
しかし、すね毛を剃れば「気にならない派」から「キモ」と思われ、すね毛を剃らなければ「気になる派」から「キモ」と思われるということで、おじさんはどちらに進んでもこの「キモ地獄」には覚悟をしないといけないのかもしれません。
「おじさんがおしぼりで顔を拭く行為」6割以上の高校生が「気にならない」

続いて、夏のおじさんの行動で世間が違和感を覚える行動の代名詞である「おしぼりで顔を拭く行為」についてはどう思っているのか。
全国の現役高校生(男女)に
おじさんがおしぼりで顔を拭くのが気になりますか?
というアンケート調査も行いました。
すると、「気になる」が39.8%、「気にならない」が60.2%となり、6割以上の高校生が「気にならない派」という結果となりました。
多数派である「気にならない」と回答した高校生の意見を見ていくと、
- 「おじさんだから」
- 「お父さんがそうだから」
- 「よく祖父がやってたもん」
- 「僕のおじいちゃんがよくやるから」
- 「おじさんの醍醐味だからね」
- 「そういう生物だと思っているから」
- 「昔からそういう人たちをみてきて慣れた」
など、自分の身内を中心に見慣れた光景のため、そこまで気にならないという回答が目立ちました。
また、そんなおじさんに敬意を持っているのか、
- 「汗がダラダラなおじさんの方が気になるから拭いてください」
- 「おじさんは顔の脂が大変なのよ」
- 「仕事で疲れてるので好きにさせてやって欲しいから」
と、汗水たらしながら働いているおじさん世代の労をねぎらうような回答も。
- 「人の好きにしたらいいと思うから」
- 「何故それに気になるか分からない」
- 「おしぼりをどう使おうが自由だから」
- 「マナー違反ではないと思うから」
- 「自分のものだからすきにすればいいと思う」
といった、使い方は人それぞれという回答も多かったことから、“疲れたおじさんがおしぼりで顔を拭くくらい許してやってあげてよ”と寛容な意見を持っている高校生も少なくなさそうです。
他には、
- 「気持ち良さそうだから」
- 「気持ちいいのは想像できるから」
- 「化粧してなかったら私もしたいと思うから」
と、おじさんがおしぼりで顔を拭く行為を”気持ちよさそう“と感じている高校生もいました。
さらに、その先に進んでいる高校生も多く、
- 「自分もよくする」
- 「私もやるから」
- 「実際気持ちいいから」
- 「父も良くしているし自分もしている」
- 「俺もたまにやるし、気持ちいいから」
- 「自分もやるし当たり前だと思ってるから」
- 「顔のおしぼりふつうだから」
といった“顔おしぼり経験者”の高校生の意見も数多く集まったようです。
年々、夏の温度も上がってきています。
汗だくなのはおじさんだけではありません。
そう考えると“おしぼりで顔を拭く行為”はおじさんだけのものではなくなっているのかもしれません。
一方、「気になる」と回答した39.8%の高校生の回答を見ていくと、
- 「公共の場で汚いとおもう」
- 「おしぼりで拭くのはマナー違反」
- 「視界に入ったときに気持ちが悪いから」
- 「何で拭くの?理由がほしい」
- 「さすがに見てられなくなるwww」
- 「おしぼりで顔を拭くのがよく分からないし不快だから」
- 「顔を拭いたおしぼりで手を拭くのが汚いから」
- 「そのあと口拭いたりすること考えてんのかなと思う」
- 「油まみれなのがおしぼりについちゃってイヤ〜〜〜〜〜!!!!!」
など、とにかく相当不快な気持ちになっていることがわかりました。
せっかく友だちと喫茶店で楽しい話をしようと思ったのに、横にいるおじさんがおしぼりで顔を拭いたりしたものなら…
その楽しみをすべて奪ってしまうほど罪な行為になることもありそうです。
また、現実的な意見としては、
- 「顔を拭くためのおしぼりではないから」
- 「顔じゃなくて手を拭くようのおしぼりだと思うから」
- 「おしぼりの用途を間違えていると思うから」
- 「手を拭くものを顔に使うのは気持ち悪くみえる」
- 「おしぼりは手を拭くためのものだと思っています。なぜ、それで顔を拭くんだ…」
と、おしぼりの用途を間違っているという声。
あくまで“手を拭くもの”がおしぼりと考えているのでしょう。
その用途でお店が提供しているもので顔を拭くなど違和感でしかないようです。
他には、長期スパンで考えて「気になる」と回答した高校生も多く、
- 「それを再利用されていたら嫌だから」
- 「おしぼりは再利用しているところもあるので嫌だ」
- 「そのおしぼり使い回しって考えると鳥肌立つ」
- 「洗われたとしてもそれが自分に回ってくるのが嫌だから」
- 「おしぼりが使い回す系のやつだだったら汚いし、なんでかなって思う」
- 「使い回しだと自分の使っているものもされているかもと考えると嫌だから」
- 「タオルみたいなおしぼりは使い回しなのでおじさんが顔を拭いたと思うと使いたくない」
などの意見も目立ちました。
飲食店で渡される熱い(冷たい)おしぼりは、一度使用すると専門業者によって検品、強力な洗浄・殺菌され再利用します。
その再利用される背景も分かっている高校生にとっては、
“いくら除菌してもおじさんの使ったおしぼりは使いたくない”
“洗浄されても私が使ったおしぼりでおじさんが顔を拭いていると思ったら気分が悪い”
という衝動に駆られるようです。
「気になる派」は少数派とは言え、その嫌悪感の熱量は強いものを感じました。
世のおじさん方は高校生のいる前では、少しだけ気を使った行動をとるのがベストといえそうです。
令和の現役高校生「おじさんの若作り」8割が肯定派という結果に!

最後に、夏に限らず、最近の30代・40代・50代のおじさん世代の見た目が若返っていることから、全国の現役高校生(男女)に
服装・ヘアスタイルなどで若作りをしているおじさんは気になりますか?
というアンケート調査も行いました。
その結果、「気になる」が22.8%、「気にならない」が77.2%となり、8割近くの高校生が、おじさんの若作りを気にしていないことがわかりました。
まず、「気にならない」と回答した高校生の意見を見ていくと、
- 「若々しくていい」
- 「イケおじでかっこいい」
- 「若作りしたいのは誰も同じだから」
- 「若作りをしようとしてるのは素晴らしいと思う」
- 「気にしているのは素敵だから」
- 「時代に乗るのはいい事だと思うから」
- 「努力ほど美しいものはない」
- 「服装やヘアスタイルを気にするのはいいことだから」
- 「好きな服装をしていてとてもいいと思うから」
など、ポジティブな意見で溢れました。
美に敏感な高校生の世代にとって、おしゃれに無頓着なおじさんより、よっぽど、おしゃれに敏感で若作りを意識しているおじさんは好印象なようです。
そのため、
- 「むしろ『おじさん頑張ってるんだな』と思う」
- 「年齢を言い訳せずに努力する人に憧れるから」
- 「オシャレに気を使えるおじさんは素敵だから」
- 「おしゃれに頑張るおじさんはかわいい」
- 「自分磨きできるのは年齢関係なくカッコイイよ」
- 「イケイケなままでいて欲しいです」
- 「若く見せるという素晴らしい行為をしている」
- 「努力してるだけだから、逆に尊敬する」
- 「自分磨きのためにしてることは素晴らしいことだと思う」
など、高校生からの“エール”ともとれる回答も数多く寄せられました。
この回答からも世の中のおじさんは遠慮することなく、おしゃれをしてヘアスタイルを気にしても問題はないということ。
年相応という言葉は捨てて、おじさん世代が意識を変えてみることで新しい世界が見えてくるかもしれません。
他には、
- 「オシャレは自由!」
- 「好きなファッションをすればいい」
- 「どんな服を着ようがその人の自由」
- 「洋服は個人の自由だから」
- 「誰であろうと見た目に気を使える人を尊敬してるから」
- 「自分がしたい格好は人に迷惑がかからないならすればいいと思う」
といった、おしゃれに年齢・性別は関係がないという高校生や、
- 「多様性の時代」
- 「個性が大事な時代だと思うから」
- 「おじさんだっておしゃれしていい時代だと思うから」
など、令和の現在、個が尊重される時代ということもあり、現在の時代感にフィットしているという高校生の意見も見られました。
一方、「気になる」と回答した22.8%の高校生の回答を見ていくと、
- 「似合っていないから」
- 「多分違和感あるから」
- 「頑張ってる感が見えちゃうから」
- 「頑張ってる感が出て気まずくなるから」
- 「無理すんなってって思う」
- 「顔と服装が合ってない時は違和感を感じる」
- 「年が隠せてないから服装と合わない」
- 「普通に変な意味で目を引くから」
- 「オシャレに気を使ってるんだなとちょいさめる」
など、総じて違和感を覚える傾向が目立ちました。
若者風のスタイルをしても、若者に比べて似合わないし頑張っている感がでてしまう。
そのなんとも言えない切なさが「気になる」という回答になったといえそうです。
さらにおじさんには辛い意見として、
- 「見てて痛々しい」
- 「歳という逆らえないものにいちいち逆らおうとする理由がよくわからない」
といった意見も。
実際に老いを感じたことがない高校生にとって、若作りをするおじさんには“なぜ?”という疑問が付きまとっているようです。
また、動機がないと若作りをする意味がないと感じている高校生からは、
- 「若い子意識してるのかなって思う」
- 「いい年して女の子狙ってんのかなって思うから」
- 「変質者のようだ」
という厳しい回答も。
高校生世代からすると、30代・40代・50代になっても若い女性となんとかしてコミュニケーションを取りたいというおじさんの欲が、若作りには隠されていると感じているようで、その気持ち自体が“変質者”という強力な言葉で表される結果にもなりました。
そんなネガティブなイメージしかないこともあり、
- 「年齢にあった服装をしてほしいから」
- 「無理してないかなって心配になっちゃう」
- 「無理しないでほしい。年相応にポロシャツとかTシャツとか着ていてほしい」
と、年齢にあった髪型・服装でいいんだよと訴えかける回答もあったようです。
今回の調査では、おじさんのすね毛、おしぼりで顔を拭く行為、若作りのすべてにおいて、「気にならない派」が多数派となりました。
もちろん厳しい意見もありましたが、高校生たちは思っている以上におじさんのこと寛容に見ていることが分かりました。
おじさん世代からすると「変に思われていないだろうか…」と気になることも多いかもしれません。
しかし、令和の現役高校生は意外にも「好きにすればいい」「本人の自由」というスタンスが垣間見られました。
結局のところ、おじさんの最大の敵は高校生世代と中心とした若者ではなく、“若者にどう思われているかを気にしすぎる自分自身”なのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.6.1〜2026.6.10
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 500名
調査方法 インターネットリサーチ


