休日になるとお出かけの予定を立てている人も多いですが、特にカップルの場合は水族館や遊園地など選択肢はさまざま。
しかし、令和の若者たちには「行きたくないデートスポット」もあるようです…
せっかくのデートなのに、少しテンションが下がってしまう場所とは、一体どこなのでしょうか。
令和の若者の8割以上が「デートで行きたくない場所がある」ことが判明!

今回ワカモノリサーチでは、14歳〜19歳の若者(男女)に
実は、あまり行きたくないデートの場所はありますか?
というアンケートを実施しました。
その結果「ある」と回答したのが82.4%で「ない」という回答が17.6%となり、多くの若者が行きたくない場所があることがわかりました。
「ある」と回答した8割以上の若者たちには、人が多く賑やかな場所では汗をかいたり、周りの目が気になって2人だけの空間を作れないことに加え、静かすぎる場所では気まずさを感じるなど、デートを楽しみにくいと感じるポイントがあるようです。
一方、「ない」と回答した17.6%の理由には、「好きな人とならどこでも楽しい」という考えが多く見られました。
そして、具体的にどんなデートスポットを「実はあまり行きたくない」と感じているのでしょうか。
人気スポットなのに…若者が「実は苦手」と感じる場所が続々登場

続いて、「あまり行きたくないデートの場所がある」と回答した14歳〜19歳の若者(男女)に具体的なデートスポットも回答をしてもらい、その結果をランキングにしました。
すると、第1位にはデートの定番スポットである「遊園地」が12.6%で選ばれました。
その理由を見てみると、
- 「人が多いし混んでいて本当に楽しめないから」
- 「好きなアトラクションの趣味が合う人とは行きたいが、絶叫系が苦手なので絶叫系に乗りたい人とは行けない」
- 「高いところが苦手」
といった回答が集まったそうです。
一般的に遊園地といえば“定番のデートスポット”ですが、人混みが苦手という声や、絶叫系アトラクションへの苦手意識から、純粋にその空間を楽しめないという若者が多いようです。
またアトラクションの好みなど“価値観のずれ”を懸念する声もありました。
印象的な意見としては、
- 「髪型が崩れる」
- 「ビジュが崩れるから」
といった声も挙がりました。
ジェットコースターなどのアトラクションで、せっかく整えた髪型やメイクが崩れてしまうことを気にする声もあり、
見た目を大切にしたいという、いかにも若者らしい本音がうかがえる結果となりました。
他には、
- 「高いし遠い」
- 「お金がかかりすぎちゃう」
- 「高い」
という切実な意見も見られました。
テーマパークの入園料や交通費、食事代などを考えると、若者にとってはハードルが高く、決して安いデートではありません。
限られたお小遣いやアルバイト代の中では、「行きたい」と「行ける」は別問題のようです。
さらに、
- 「並ぶのが好きじゃない」
- 「待ち時間が長すぎて話のタネが尽きる」
- 「話が盛り上がらなくなったら気まずいから」
といった声も寄せられています。
混雑が前提の遊園地において、待ち時間も避けては通れないもの。
その時間も楽しめるという声がある一方で、待ち時間での“気まずい空気”を心配する意見も見られました。
「待ち時間が長くて仲悪くなるらしいから」といった回答もあったように“何かと気を遣う事の多い場所”と捉えている若者も多いようです。
続いて、第2位には「動物園」が12.4%でランクイン!
寄せられた理由を見てみると、
- 「あつくてニオイがしんどい」
- 「自分は獣臭とか糞とかの臭いが気になりすぎて吐きそうになるから」
- 「動物園特異の臭いがするから」
といった回答が大多数を占めました。
動物園を選んだ回答では「臭い」の問題を挙げる高校生がほとんどでデートを楽しむどころではないと感じる人が多いようです。
動物ならではの独特な臭いや、屋外ならではの暑さが、デートスポットとして敬遠される大きな理由になっているのかもしれません。
さらに、他の回答をみていくと、
- 「外歩くの疲れるから」
- 「あまり座れる場所や室内のところがないから、疲れてしまう」
といった回答が集まりました。
広い園内を歩き続ける動物園では、想像以上に体力を使うことも。
せっかくのデートだからこそ、疲れてしまう場所よりも、ゆっくり会話を楽しめる場所を選びたいという若者の本音がうかがえました。
また、
- 「好きじゃない、行くなら水族館派だから」
- 「動物苦手だから、水族館は好きだけど」
という声もありました。
近年は室内型の水族館も増え、涼しく快適に過ごせるだけでなく、幻想的なライトアップや写真映えするスポットも人気。
同じ「動物を見るデート」でも、よりデート向きというイメージを持つ水族館の方が優勢と言えそうです。
続いて、第3位には「カラオケ」が7.1%でランクイン!
その理由を見てみると、
- 「歌声を聞かれたくないから」
- 「歌が下手なのがばれる」
- 「あまりカラオケが得意じゃないから」
という回答が集まりました。
自分の歌に自信がないといった回答がほとんどで、カラオケそのものを楽しめない意見が多く集まりました。
好きな人に恥ずかしい姿を見せたくないといった気持ちを持っている若者にとってカラオケデートは勇気のいる場所のようです。
また、別の意見として
- 「人前で歌うのが苦手だから。異性と2人きりはなおさら」
- 「普通にカラオケ1対1はきつい」
- 「あんまり話せないから」
という声もありました。
自分が歌っている時は相手が退屈なのでは?と感じたり、相手が歌っている時に自分がどうしたらいいのかわからないといった“二人きりというシチュエーション”が苦手に感じたり、恥ずかしいといった声も挙がりました。
さらに、他の理由をみていくと、
- 「相手の歌い方でひいてしまいそうだし、あっちも私の歌でひいてしまいそうで怖いから」
- 「蛙化しやすい」
といった意見も寄せられています。
カラオケは相手の歌声や選曲、盛り上がり方など、その人の素の部分が見えやすい場所でもあります。
「蛙化」という言葉が浸透している今だからこそ、小さなきっかけで相手への印象が変わってしまうことを心配する、高校生らしい恋愛観がうかがえました。
「そこもダメなの!?」若者が本音で選んだデートしたくない場所とは?

第4位は「水族館」(6.9%)。
その理由をみてみると、
- 「魚を見ることの何が楽しいか分からないから」
- 「くらげが嫌いだから」
- 「魚の見た目嫌い」
といった声が集まりました。
動物園と同様に、魚そのものに苦手意識を持つ高校生も少なくないようです。
また、「見て楽しむ」という水族館ならではの過ごし方に魅力を感じられず、デートスポットとしては物足りないと思う若者も多いことがうかがえました。
また、その他の理由として、
- 「2人とも静かになっちゃいそうだから」
- 「時間が長い+緊張して喋れないため沈黙が気まずい」
- 「可愛いリアクションができないから」
といった意見も集まりました。
水族館ならではの落ち着いた雰囲気が、かえって緊張感を生んでしまうと感じる若者もいるようです。
また、魚にあまり興味がない人にとっては、リアクションに困ってしまい、会話が続かないことを心配する声も見られました。
第5位は「映画館」(6.6%)。
その理由を見てみると、
- 「つまらない映画だった時に見終わったあと彼女と空気地獄になるからです」
- 「映画が面白くなかった時萎えるから」
- 「(つまらない映画)終わったあと気まずいのとご飯系きまずい」
といった声が集中しました。
“二人で一緒に観た映画”はカップルにとって特別な思い出となりますが、そんな映画が期待外れだった場合、その後のデートの雰囲気まで左右にされてしまうようです。
また、「映画デートをした男に振られたから」といった切実な声もあり、過去の恋愛経験から映画デートに苦手意識を持つ若者も見られました。
その他の理由をまとめると、
- 「沈黙がいやだ」
- 「おなかなっちゃうから」
- 「寝そう」
などといった意見も。
映画館デートにおける”あるある代表例”も理由になっているようです。
静かなシーンで「グゥ〜」とお腹が鳴ってしまったり、睡魔に負けて「zzz」となってしまうと、せっかくのデートが台無しになってしまうのは間違えないです。
また、
- 「大号泣しちゃうから」
- 「目が悪い上にメガネ似合わないから」
といった声も印象的で、映画がメインのデートであっても、相手からどう見られているかを常に意識してしまうあたりは、若者らしい一面と言えそうです。
第6位は「人混みスポット」(5.3%)。
その理由を見てみると、
- 「イライラするから」
- 「人混みにいると疲れやすいから」
- 「体調が悪くなる」
といった回答が集まりました。
人混みにストレスを感じる若者は一定数いるようで、特定の場所ではなく「混んでいる場所そのものが苦手」という声が目立ちました。
デートとなると人気スポットを選びがちですが、あえて人の少ない落ち着いた場所を選びたいと考える若者も多いようです。
また、落ち着いた場所を選ぶ理由としては、
- 「2人っきりがいい」
- 「友達に見られるかもしれないから」
- 「人目が気になる時ある」
などといった回答もありました。
賑やかな場所よりも、二人だけの時間をゆっくり楽しみたいという若者も多いようです。
人前では密接しづらかったり、友達や知り合いに目撃されることを恥ずかしいと感じたりと、若者ならではの初々しい恋愛観がうかがえる結果となりました。
第7位は「海・プール」(5.1%)。
意見を見てみると、
- 「体型バレるから」
- 「スタイル良くないし濡れて自分のビジュも良くなさそうだから」
- 「メイク落ちるし髪も崩れる」
といった回答が特に女子高生から多く寄せられました。
好きな人を前に水着姿になる事に抵抗を感じるのは女子ならでは。
また、せっかく気合いを入れて準備しても、水に入れば台無しになってしまうと考えるのも、女性らしい本音と言えそうです。
一方、男子高生からは、
- 「泳げなくて恥ずかしいから」
- 「水泳やってたから、ガチの水着しか持ってない」
- 「あつい」
といった回答が集まったようで、女子高生と男子高生では、「恥ずかしい」と感じるポイントが大きく異なるようです。
女子高生は自分がどう見られるかを気にする一方で、男子高生は彼女の前で失敗したり、かっこ悪い姿を見せたりすることを気にする傾向が見られました。
第8位は「山」(4.6%)。
その理由の大半の声が、
- 「虫が苦手だから」
- 「虫無理でいい事ないから」
- 「疲れるし、夏は虫が多いから」
といったもので占めました。
山では蚊に刺されたり、見たこともない虫に遭遇して悲鳴を上げたりと、自然を楽しむ前に気持ちが折れてしまうという本音がうかがえました。
せっかくのデートなのに”虫との戦い”がメインになってしまっては二人の時間を楽しむどころではなくなってしまうようです。
またその他の回答として、
- 「熊でそう」
- 「熊や虫がいるから」
といった回答も集まりました。
昨今の熊被害は増加傾向にあり、他人事でもない状況となっています。
自然を満喫できるはずの山も、安心してデートを楽しめる場所とは言い切れなくなってきているのかもしれません。
第9位は「博物館・美術館」(3.8%)。
その理由を見てみると、
- 「良さがわからないから」
- 「美術作品がわからないのと、落ち着いた雰囲気がそわそわしてしまうから」
- 「絵を見ても楽しいとか面白いという感想があまり持てないから」
といった声が集まりました。
“芸術に触れる”は至って健全なデートコースともいえますが、その魅力や価値が理解できなければ、ただ館内を歩く”室内デート”になってしまいます。
また美術館独特の落ち着いた空気感が若者にとって”落ち着かない空間”になっているようです。
また他の意見として、
- 「リアクションが難しいから」
- 「盛り上がる気がしないから」
- 「静かすぎるから」
といった回答も見受けられました。
好きな人が芸術好きで、美術館や博物館デートに誘われた場合の本音も見えてきました。
相手に合わせたい気持ちはあるものの、楽しみ方の温度差や静寂な空間に不安を感じてしまう若者も少なくないようです。
第10位は「ショッピングモール」(3.6%)。
その理由として、
- 「人多い」
- 「お金かかるから」
- 「目的もなく歩くと疲れるから」
といった声が集まりました。
買い物に食事、アミューズメントまで何でも揃っているショッピングモールだからこそ、若者たちが頭を抱えるポイントも勢ぞろい。
10位ではあるものの、上位で挙がった「人混み」「お金」「疲れる」といった理由が集約されたデートスポットと言えそうです。
また他の理由として、
- 「あまり長い買い物が好きじゃない」
- 「欲しいものがよくわからない」
- 「荷物を持たされる」
といった声も挙がりました。
巨大な商業施設だからこそ選択肢も多く、そのぶん歩き回る距離も長くなりがちです。
それに伴い、一方の買い物に付き合う時間が長くなってしまうことも。
趣味や買い物のペースが合わないと、デートというより”付き添い”のような時間になってしまうのかもしれません。
今回の調査では、女子からは、せっかく準備したメイクや服装などの身だしなみが崩れてしまうことを嫌がり「どう見られるか」を気にする声が多く見られました。
一方、男子からは、気まずい空気やカッコ悪い姿を避けたいという思いから「恥をかかないか」を重視する傾向が見られ、同じデートでも男女で気にするポイントの違いが浮き彫りとなりました。
また、人混みを避けたいという意見や、若者ならではのお財布事情など、男女共通の悩みも多く見られました。
デートスポット選びでは、人気や定番であること以上に、二人が自然体で楽しめることが大切なのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.6.12〜2026.6.22
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の14歳~19歳の若者(男女)
有効回答数 665名
調査方法 インターネットリサーチ


