年齢を重ねると「最近のアイドルの区別がつかない」なんていう人も多くなります。
そして、近年では男性も女性もアイドル戦国時代と言えるほど、多くのアイドルグループが存在しています。
そのため、テレビやSNSを見ていて、「え、こんな子いたっけ?」、「●●のグループと▲▲のグループの見分けがつかない」といった経験をした人もいると思います。
そんな経験を令和の若者もすることがあるのでしょうか。
アイドルの顔の見分けがつかない派の高校生「みんな同じ顔」「数多過ぎ」などの声

今回ワカモノリサーチでは、全国の現役高校生(男女)に
最近のアイドルの顔の見分けがつきますか?
というアンケート調査を実施しました。
すると、「見分けがつく」と回答した高校生が47.2%で、「見分けがつかない」と回答した高校生が52.8%という結果に。
令和の現役高校生でも最近のアイドルの顔を見て「見分けがつかない」と感じている方が多数派であることがわかりました。
「見分けがつかない派」の高校生で多かった意見をみていくと、
- 「全員同じ顔してる」
- 「全員一緒」
- 「全員同じ顔、個性がない」
- 「皆同じに見えてしまうから」
- 「顔が同じに見える」
といった“みんな同じ顔に見える”というストレートな回答がありました。
これは男性アイドル、女性アイドル関わらすに感じている傾向にあり、現役高校生の中では“似た雰囲気のアイドルが増えている”という感覚もあるのかもしれません。
また、
- 「最近みんな流行ってるメイクしてるから見分けがつかない」
- 「メイクが似てるから」
- 「ほぼみんな同じメイクだから」
- 「韓国アイドルとかはみんな同じような顔と髪だと思うから」
- 「グループで化粧を揃えたりしていると余計に💦」
など“メイク”に関する意見もあり、特に女子高生から多くの声が寄せられました。
K-POPなどが流行することで“韓国風メイク”をするグループも多く、今のメイクの正解に寄せていけばいくほど、高校生から見ると「同じに見える」という現象が起きているといえそうです。
アイドルグループの“数”に関する意見をする高校生も目立ち、
- 「アイドルグループが多すぎるから」
- 「グループ内でも人が多過ぎる」
- 「アイドルの顔が多すぎていちいち覚えられない」
- 「数もいるし最初に日本のグループと韓国のグループの見分けがつかない」
- 「雰囲気が似た感じのアイドルが多すぎる」
などの回答も。
- 「多すぎて覚えきれない」
- 「誰が誰かわかんない」
という声もあることから、“アイドルグループそのものの数”דグループ内の人数の多さ”により、情報量オーバーで“全部同じに見えるモード”に入っている人もいるようです。
他には、
- 「興味が無いと覚えれない」
- 「多分あんまり興味がないから」
- 「あまりアイドルが好きではないので覚えられない」
といった、そもそもの関心が低いため “覚えるほどではない”という距離感で見ている高校生や、
- 「整形しているのか、全員同じ顔に見える」
- 「全員整形してるからわからん」
など、かなり踏み込んだコメントも見られたということです。
見分けがつく派の高校生は「推し」「慣れ」「愛」で全員別人に
一方で、最近のアイドルの顔の「見分けがつく」と回答した47.2%の高校生の意見を見ていくと、
- 「アイドルを推しているから」
- 「アイドルが好きな側なので、逆に一緒に見える理由がわからないです」
- 「実際にアイドルを推してるから」
- 「アイドルが大好きだから」
- 「アイドルオタだから」
といった“推し”を理由にする意見が多く寄せられました。
このあたりの高校生からすると、「全員同じ顔」という感想はほぼ“理解不能”に近いようです。
また、
- 「沢山のアイドルの顔を見ているから」
- 「普段からアイドルを沢山見てるから」
- 「インスタやYouTubeなどで流れてきて、覚えているから」
- 「TikTokでいろんなアイドルが流れてくるから」
- 「結構SNSみてるから!」
- 「テレビを見ているから」
など、特定の“推し”がいなかったとしても“アイドル”という存在自体には興味を持っているため、ある程度は認識できるという傾向もあるとか。
SNSやテレビで常にアイドルを見続けていることで、「最初は一緒に見えても、そのうち全員違う顔になる」といった状態になっていく高校生も多いようです。
見分けるコツを持っている高校生もいるようで、
- 「特徴的なパーツと髪型で見分ける」
- 「衣装とかが違うから」
- 「みんな前髪とか顔の特徴とかメイクにも違いがあるから」
- 「衣装がちゃんとわかっていれば顔の区別はつく」
など、「細かい違い」をちゃんと拾って見ていることで見分けをつけているパターンもあるようです。
他には、
- 「個性が豊かだから」
- 「皆可愛いけど、特徴的な子が沢山いるから」
- 「色んな系統のアイドルがいるから」
- 「日本人アイドルは基本的にメンバーそれぞれ特徴があるグループが多いから分かりやすい」
と、むしろ個性の豊かさを評価する高校生や、
- 「愛があれば見分けられるから」
- 「自分のタイプだから」
- 「可愛いに敏感やから」
といった“愛”を理由にする高校生もおり、その“愛”をきっかけに意中のアイドル、それ以外のアイドルでしっかり見分けがついているようです。
「最近のアイドルはみんな同じ顔に見える」という言葉は、かつては大人の“あるある”と思われがちでしたが、今回の調査では現役高校生でも半数以上が同じ感覚を抱いていることがわかりました。
一方で、推しがいる高校生にとっては「全然違う」「むしろ見分けがつかない理由がわからない」という真逆の世界が広がっています。
同じアイドルを見ていても、興味の有無で景色はここまで変わるもの。
結局のところ、「みんな同じ顔に見える」は年齢の問題ではなく、“愛”が生み出す現象なのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.4.24〜2026.5.1
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の14歳~19歳の若者(男女)
有効回答数 303名
調査方法 インターネットリサーチ


