本日、10月14日は俳優・堺雅人さんの53歳のお誕生日です。
いまや日本一の高視聴率俳優と言っても過言ではない堺さんは、現在、放送中の日曜劇場「VIVANT」でも大活躍。
一人三役をこなし、視聴者を驚愕させています。
そんな堺さんのドラマを令和の若者はどのくらい視聴をしているのでしょうか。
半数以上が堺さんのドラマを見たことがある!「おもしろい」「親が見ていたから」など

今回ワカモノリサーチでは全国の15歳~20歳の若者(男女)に
あなたは、俳優・堺雅人さん主演のテレビドラマを見たことがありますか?
というアンケート調査を実施しました。
すると、「ある」と回答したのが54.8%、「ない」と回答したのが45.2%となり、半数以上の若者が堺さんのドラマを視聴したことがある結果となりました。
そして、「ある」と回答した若者の意見を見ていくと、
- 「おもしろいから」
- 「面白いドラマがいっぱいだから」
- 「面白い作品に出演していることが多いから」
- 「友達が良いと言っていたから」
- 「友だちに教えてもらってみたらおもしろかった」
という回答が多く寄せられており、恋愛ドラマなど若者がストレートに見るドラマコンテンツではないものの、しっかりと堺さんのドラマの魅力は伝わっているようです。
また、
- 「演技がお上手」
- 「演技がずば抜けて上手いから」
- 「演技が上手でとてもおもしろいから」
- 「演技力が凄まじくてすきだから」
- 「演技力が半端じゃないから」
- 「豹変ぶりが好きだから」
- 「役柄が豊富」
と、演技力を理由にする若者も数多くいました。
卓越した演技力や長台詞でもNGを出さないほどの技術。
他の俳優に「堺さんはNGを出さない」「お願いだからNG出して欲しい」と言わせるその演技力はテレビ越しの若者にも十分伝わっているようです。
そのため、堺さんのドラマを見れば見るほど引き込まれていき、最終的には、毎週の楽しみになっていると言えそうです。
他には、
- 「お父さんがよく見ているから」
- 「お母さんが見ていたから」
- 「お母さんが好きだから」
- 「ママとパパが好きだから」
- 「兄が見ていて一緒に見るようになったから」
- 「親がご飯中につけてた」
- 「親が面白いといってるドラマがありそれに興味があるから」
など、親や兄弟から影響されて見ているケースもありました。
10代ですと実家暮らしがほとんど。
夕食の時間や家族団らんの時間にリビングに集まることもあり、その時テレビでついているのが“堺さんのドラマ”という日常があるのでしょう。
お父さん、お母さんが夢中になって視聴している姿も子供からすると気になるもの。
「そんなに面白いの?」と聞き「面白い!」と言われて試しに見てみたらハマった…
そんな一幕が家庭の中で起きているのかもしれません。
一方、堺雅人さん主演のテレビドラマを見たことが「ない」と回答した45.2%の若者からは、
- 「あまりテレビを見ないから」
- 「テレビをつけないから」
- 「あんまり見ようとは思わない」
- 「テレビをほぼ見ない」
といった、テレビ自体を見ないと回答した若者や、
- 「あまりTVドラマをみないから」
- 「あまりドラマをみない」
- 「ドラマに興味がないから」
- 「そもそもドラマを見ない」
- 「ドラマを見るという興味が湧かないから」
など、テレビドラマに興味がないという若者。
- 「日本のドラマあまり見ないから」
- 「日本のドラマ見ない」
- 「海外ドラマしか見ない」
と、海外のドラマしか見ないという若者からの回答が多く寄せられました。
この結果から、堺さんのドラマに関心がないのではなく、そもそも、テレビや日本のテレビドラマに向き合う環境にない若者も一定数いることがわかりました。
SNSや配信などでテレビドラマに関心を持たせる施策を各局行っていますが、より多くの若者の心を掴むのには、もう一考必要かもしれません。
令和の若者が最も好きな堺雅人さんのドラマは「半沢直樹」

続いて、15歳~20歳の若者(男女)に
俳優・堺雅人さん主演の好きなテレビドラマはなんですか?
というアンケート調査を実施し、その結果をランキングにしたところ、第1位に「半沢直樹」(43.4%)が輝きました。
『半沢直樹』は、銀行員・半沢直樹の奮闘を描いた人気ドラマ。
銀行内の不正や権力争いに巻き込まれながら、信念を曲げず、理不尽な上司や巨大な敵に立ち向かっていくストーリーで、
「やられたらやり返す、倍返しだ!」の決めゼリフと、痛快な逆転劇が大きな話題となりました。
若者からも、
- 「倍返しだが印象的」
- 「倍返しだ!がよかった」
- 「“やられたらやりかえす、倍返しだ”がかっこいいから」
- 「やられたら、やり返す。倍返しだ!っていうセリフが好きだから」
- 「倍返しだが流行っててちょっとみてたから」
と“倍返し”に関する意見が多く寄せられました。
10代から高齢者まで幅広く認知されている名台詞。
改めて堺さんの凄さを感じる回答となりました。
また、注目なのは、
- 「保育園の時親が見ていて演技力、キャラに惹かれたから」
- 「記憶は朧げだが、小さい頃見ていたから」
- 「子供のころのはずなのに記憶に残ってる」
- 「小さい頃に見てまだ印象に残っている」
などの若者の声。
シーズン2こそ2020年の放送ですが、「倍返し」が話題になったシーズン1は2013年の放送とあり、今から13年も前。
現在の若者が保育園児や小学校低学年だった時期のドラマとなります。
それなのにしっかり記憶に残っているというのは、堺さんの演技力の賜物と言えるのかもしれません。
他には、
- 「シビアな世界が描かれているから」
- 「銀行員の葛藤する姿がカッコ良いから」
- 「逆転系なのとストーリーが最高」
- 「自分が知らない世界で、展開が複雑で先が読めないから」
など、ドラマのストーリー、魅力的な脚本に対しての回答や、
- 「社会現象になるほど面白かったから」
- 「多分私が見たドラマ?の中で初めて社会現象にまで発展したから」
といった、ドラマから社会現象が生むコンテンツ力の凄さを評価する若者から支持を得ていたそうです。
続いて、第2位にランクインしたのが、「VIVANT」(42.3%)。
第1位の半沢直樹とは、わずか1.1ポイント差となりました。
『VIVANT』は、商社マン・乃木憂助が、巨額の誤送金事件をきっかけに国際的な陰謀へ巻き込まれていく人気ドラマ。
物語は商社、公安、秘密組織「別班」、謎の組織「テント」が複雑に絡み合い、乃木自身の過去や正体も明らかになっていきます。
そして、現在放送のシーズン2では、阿部寛演じる公安・野崎とつながりを持つ謎の組織「シンシー」が登場し、別班との関係やその目的が物語の大きな鍵となっていきます。
そんなVIVANTのシーズン2は放送中とあり、
- 「いま、マジでおもしろい!!」
- 「この前初めて見てハマってる」
- 「最近2期が始まってみはじめたから」
- 「とても展開がよめなくて面白かったから」
- 「最近話題になって見てみたら、複雑だけど面白かったから」
- 「今熱くて、面白いから。みんなにも人気」
- 「今放送されていて、一番熱中してるから」
- 「ふつうシーズン2になるとおもろくないのにVIVANTは2でもおもろいままだから」
といった、現在“VIVANTに夢中”になっている若者が多くいることが分かりました。
- 「家族がみているから」
- 「学校でも話題で見たから」
などの声もあり、VIVANTがいま家族や学校での話題の一つとして浸透しているケースもあるようです。
テレビ離れが囁かれる昨今、半沢直樹のような驚異的な視聴率は取れてはいませんが、それでもしっかりと社会現象になっているのは間違いないと言えます。
そして、
- 「1話目からハマりました」
- 「シーズン1の1話からめっちゃおもろい」
- 「あまりドラマを見ないけどこれはハマってみれた」
- 「シーズン1がとてもおもしろかった」
など、すでにシーズン1から魅了されている若者も一定数いました。
こうした若者からすれば、シーズン2を見ないという理由はないのでしょう。
また、
- 「ストーリーがとてもひきこまれるから」
- 「ストーリー自体も面白かったから」
- 「ストーリーが好きだから」
- 「ハラハラドキドキがたまらん」
- 「考察がたくさんできて面白いから」
- 「今までにない感覚を味わえるドラマだから」
- 「設定も世界観も好きだから」
- 「伏線がいっぱいで面白いから」
- 「伏線回収めっちゃ面白かった」
と、ストーリーに言及する若者も。
最高の脚本と堺さんの演技の化学反応は令和の若者にもしっかり浸透しているようです。
演者に関しては堺さん以外でも
- 「演出も豪華でキャストさんも凄い」
- 「キャストが豪華」
と、その豪華さを語る若者や、
- 「ドラムが好きだから」
- 「野崎さんがかっこいいから」
など、他の出演者のキャラクターを推す声もありました。
少し変わった意見ですと、
- 「最近このまんじゅうを貰ったので」
- 「別パン買ったから」
など、VIVANTグッズとして発売されているおまんじゅうやパンを購入したことがこのドラマを好きになるきっかけになっている若者もいたようです。
続いて、第3位には「リーガル・ハイ」(7.1%)がランクイン。
『リーガル・ハイ』は、堺雅人さん演じる「勝つためなら手段を選ばない」敏腕弁護士・古美門研介と、新垣結衣さん演じる正義感の強い新人弁護士・黛真知子を描く法廷コメディです。
正反対の価値観を持つ2人がコンビを組み、さまざまな訴訟でクセの強い依頼人やライバル弁護士たちと対決していきます。
テンポの速い会話と古美門の強烈な毒舌、そして常識や「正義」をひっくり返すような法廷での逆転劇が大きな魅力で話題になりました。
このドラマを選んだ若者からは
- 「TVerでおすすめ出てきて面白かった」
- 「Tiktokで流れてきた」
といった、回答が寄せられました。
このドラマの放送は2012年。
令和の若者もドラマを見る年齢ではない時代に放送されていたとあり、SNSや各ネットサービスで知り、見てみたら面白かったというケースが目立ちました。
また、
- 「ショートで見たけど面白かった」
- 「よく流れてきて、面白かったから」
- 「切り抜きで流れてきて面白かった」
という声もあったことから、本編を見ることはなく、ショート動画でダイジェストを見ただけでも十分面白いと感じている若者もいました。
切り取りだけを見てドラマを見たことになるのは何とも令和らしい現象と言えます。
他には
- 「メッセージ性なども含めてとても良い作品だから」
- 「テンポが早くて面白いから」
と、作品のストーリーが面白いと感じている若者や、
- 「セリフがすごいから」
- 「早口で楽しいから」
- 「名言が多いから」
といった堺さんのセリフについてコメントする若者も。
半沢直樹・VIVANTでも長尺のセリフを言うシーンがある堺さん。
しかし、リーガル・ハイではその2作を超えるほどの長台詞も披露。
あまりの凄さに脱帽した若者も多かったようです。
第4位は「真田丸」(3.2%)がランクイン。
『真田丸』は、堺雅人さん演じる戦国武将・真田信繁(幸村)が、乱世を生き抜き伝説の武将となるまでを描いたNHK大河ドラマです。
三谷幸喜氏の脚本で、家族の絆や人間味を交えながら、最後は「大坂の陣」で徳川家康との決戦に挑む姿が描かれていました。
10年前の作品となりますが、若者からは、
- 「いちばん覚えてる」
- 「OPが好きだったから」
- 「初めてちゃんと最後までみれた歴史のドラマだから」
- 「歴史モノが好きなのだが、特に真田丸は草刈正雄と堺さんの共演が素敵だった」
といった、リアルタイムで見て面白いと感じていた若者がいたそうです。
大河ドラマも出演者やテーマによっては小学生にも刺さるものが作れるのかもしれません。
他には、
- 「歴史が好きだから」
- 「勉強になった」
など、歴史好きの若者や、視聴することで勉強になったと感じる若者からの回答が集まりました。
第5位は「Dr.倫太郎」(1.6%)がランクイン。
『Dr.倫太郎』は、堺雅人さん演じる精神科医・日野倫太郎が、患者の心に寄り添いながらさまざまな心の問題を解きほぐしていくヒューマンドラマ。
患者を救う「医師」としての姿と、一人の女性に惹かれていく「人間」としての葛藤を描いた作品です。
若者からは、
- 「なんとなく見たことがある」
- 「面白かった印象がある」
といった、ドラマを見た記憶と面白かった記憶がある方からの回答が寄せられました。
また、この回答をした若者は社会現象になった半沢直樹やVIVANTに関してもじっくり視聴をしているわけではない“ドラマをそこまで視聴しない層”の若者。
どこかのタイミングや親の影響などで偶然Dr.倫太郎を視聴したという可能性もありそうです。
今回の調査では、「半沢直樹」「VIVANT」という社会現象を巻き起こした作品だけでなく、10年以上前に放送された「リーガル・ハイ」や「真田丸」なども令和の若者から支持されていることが分かりました。
特に印象的だったのは、親が見ていたことをきっかけに作品を知った若者がいる一方、TikTokやTVer、ショート動画などを通じて過去の作品に出会っている若者もいたこと。
テレビのリアルタイム視聴が当たり前ではなくなった今、放送から何年経っていても、SNSや動画配信サービスをきっかけに名作が若い世代へ届く時代になっているようです。
そして、その入口がどこであっても「面白い」「演技がすごい」と若者を引き込んでいるのが、堺雅人さんの作品の強さなのかもしれません。
53歳を迎えてもなお、新たな作品で若者を夢中にさせ続ける堺さん。
これからどんな役で、私たちを驚かせてくれるのでしょうか。
次なる“堺雅人旋風”にも期待したいところです。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.7.27〜2026.8.25
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の15歳〜20歳の若者(男女)
有効回答数 672名
調査方法 インターネットリサーチ


