近年の物価高で国民の生活が苦しくなっている中、ありがたい存在と言えば…「100均」です。
日用品から雑貨・食料品まで幅広く安価で購入することができ、日本中、どこの街に行っても必ずある小売店と言えます。
そんな「100均」にお世話になっているのは令和の若者も同様。
いったい、どの「100均」が若者に受け入れられているのでしょうか。
8割超が「ダイソー」と回答 色や歌が脳裏に染みついている若者も!

今回ワカモノリサーチでは、全国の15〜19歳の若者(男女)に
あなたにとって“100均”と言って頭によぎるショップはどこですか?
というアンケート調査を実施しました。
すると、「DAISO(ダイソー)」が85.5%、「Seria(セリア)」が12.4%、「Can☆Do(キャンドゥ)」が1.6%、「その他」が0.5%となり、若者の中では、ほぼ“100均=ダイソー”状態になっていることがわかりました。
なぜ、ここまでダイソーのイメージが強いのか?
若者の回答理由を見ていくと、
- 「家の近くにあるから」
- 「家の近くに多くて品数も豊富だから」
- 「駅前に豊富だから」
- 「生活圏にダイソーが多いから」
- 「どこ行ってもダイソーあるから」
など“距離の近さ”を理由にする若者が多くいました。
国内のダイソーの店舗数は4700店舗以上。
この圧倒的な店舗数によって日本全国どこでもすぐに行ける手軽さが若者にも浸透しているようです。
また、
- 「入店回数が一番多い100均だから」
- 「1番よく行くため」
- 「普段一番使ってるのがDAISOだから」
- 「行った回数が一番多いです」
といった“利用した回数”を理由にする若者も。
日常で一番使っているとなると、100均と聞けばまずダイソーが出てくるのは自然なことなのかもしれません。
他には、
- 「元祖百均」
- 「百均の王道って感じがする」
- 「王道でどこにでもある元祖感を感じるから」
- 「100均と言えばダイソー的な感じあります」
- 「大手企業だから」
- 「1番多くて大手だから」
など、ブランドイメージとしての“王道ポジション”を理由にする若者。
- 「ダイソーはほんとになんでも揃うから」
- 「1番品揃えがいいから!」
- 「なんでもある」
- 「在庫が豊富だから」
- 「お菓子も売っているから」
- 「釣り道具が売っているから」
- 「マイク付きイヤホンが売られているから」
- 「オタク人生でお世話になりすぎている」
と、品揃えの数やジャンルの幅広さからダイソーと回答した若者も多かったようです。
一言で“なんでもある”と言いつつも、人によって“なんでも”の中身は違います。
それでもダイソーの幅広さをもってすればある程度揃えることができるということで、多くの若者が重宝していると言えそうです。
そして、気になる回答で多かったのが「色」関しての回答。
- 「ピンク色だから記憶に残る」
- 「色が目立つし、店舗が多いから」
- 「色の印象がつよいから」
と、ダイソーのブランドカラーであるピンクを理由にあげる若者が一定数おり、街を歩いていて看板のピンクが目に入ることで「100均といえばダイソー」というイメージがさらに強くなっているようです。
「歌」に関しての回答もあり、
- 「ダイソーの歌かめっちゃ頭に残るから」
- 「歌が気になる」
- 「店内ソングがキャッチーだから」
などの声も一定数寄せられました。
ダイソーのストアソング「ハッピープライスパラダイス」は「ハッピープライスパラダイス」を連呼し続ける曲。
その中毒性のある曲が耳に残っている若者も多く、ダイソーの「色」と「歌」のセットで記憶している傾向も強く見られました。
セリアは「完全100円」キャンドゥは「名前推し」も存在
一方で、少数派となった100均では「セリア」「キャンドゥ」「ワッツ」などの名前が挙がりました。
そして「セリア」と回答した12.4%の若者からもダイソーと同じく、
- 「家の近くにあるから」
- 「よく行くから」
といった、立地・利用頻度の理由は多くありましたが、それ以上に特徴的だったのが商品のイメージです。
- 「どこよりもオシャレシンプルって感じの商品が多くて大好き!」
- 「かわいくてオシャレなものが多く、推し活でよく利用するから」
- 「可愛い物が多いと思います」
- 「かわいい手芸系のものが多いから」
など、特に女性から「オシャレ」「シンプル」「可愛い」といったデザイン面を評価する声が多く、総じて“生活雑貨・インテリア・推し活グッズを揃える場所”としてセリアを思い浮かべている若者がいました。
また、セリアならではの理由として目立ったのが
- 「本当に百円均一だから!」
- 「本当に100円のものしかないから」
- 「全て100円だから」
- 「完全な100円だから」
と、正真正銘の100円の商品のみを販売しているという意見です。
他の店舗で買い物をした際「100円かと思ったら300円だった」という経験をしたことがある人もいるかと思いますが、そういった消費者への負担がセリアにはありません。
手に取ったものが全て100円というシンプルで分かりやすいことが、「100均といえばセリア」というイメージにつながっているようです。
続いて、「キャンドゥ」と回答した1.6%の若者からは少し個性的な意見があり、
- 「名前が好きだから」
- 「店舗名がカワイイ」
という「キャンドゥ」というお店の響きに興味を持っている若者がいました。
中には、「(100均一といえば)キャンドゥルだから」と、自分のオリジナルの呼び方を見つけ出し語感で遊んでいる若者も。
それだけ、ブランド名への愛着があると言えそうです。
ダイソーの圧倒的な店舗数と品揃えに加え、ピンクの看板や耳に残る店内ソングまで、若者の記憶にはさまざまな角度から「100均=ダイソー」が刻み込まれているようです。
一方、セリアはオシャレさと“完全100円”、キャンドゥは店名の響きなど、それぞれ違った個性で支持を獲得。
もはや100均選びは、安さだけでなく「何を買いたいか」「どの店の雰囲気が好きか」で使い分ける時代なのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.5.1〜2026.5.18
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の15歳〜19歳の(男女)
有効回答数 380名
調査方法 インターネットリサーチ


