もし“次の人生ガチャ”を引けるとしたら…
あなたはどこの国で生まれたいと思いますか?
戦争や物価高など、世界の不安定なニュースを目にする機会が多い今、若者たちは「安全」や「幸せ」をどのように感じているのか気になるところです。
果たして生まれ変わっても日本が良いのか。
それとも外国に生まれたいと思っているのでしょうか。
1位は日本「安全・ご飯・今に満足」などが理由に 2位には韓国「推し・美容・可愛い顔になりたい」

ワカモノリサーチでは全国の15歳~19歳の若者(男女)に
あなたは、生まれ変わったらどこの国に生まれたいですか?
というアンケート調査を実施。
その結果、第1位には「日本」が選ばれました。
実に59.7%の若者が“生まれ変わっても日本がいい”と回答していることから、日本へのリピート希望の多さが目立つ結果となったようです。
日本を選んだ若者の声を見ていくと、
- 「絶対に日本、日本に勝る国はない。」
- 「日本が一番良い国であると自信を持って言えるから」
- 「こんな恵まれた国はありません」
- 「日本ほど素晴らしい国はない」
- 「ここが1番」
- 「日本ラブ」
といった、“日本が一番”というストレートな声。
“失われた30年”でもある日本ですが、若者からすると日本愛が強いことも今回の調査ではっきりしたようです。
また、
- 「日本が一番安全」
- 「安心安全だから」
- 「一番平和だから」
- 「日本は平和だから」
- 「戦争ないから」
- 「治安がよく安全だから」「他の国怖いから」
- 「外国にいいイメージがないから」
といった、「安全」「平和」という意見も多く寄せられたそうです。
ニュースやSNSで海外の戦争や治安のニュースを見る機会が多い世代だからこそ、「とにかく安全」「平和で暮らしたい」という気持ちが強く出ているのかもしれません。
他には、
- 「ご飯が最高に美味しい」
- 「日本食最高だから」
- 「給食健康的で美味しいから」
- 「学校の食堂とかおいしそう」
- 「こんなに安全でご飯が美味しい国はない。娯楽も充実してるから」
という声も多く集まったようで、食事の満足度の高さも日本を選ぶ大きな理由になっているようです。
さらに、生活環境の快適さを挙げる声もありました。
- 「お手洗いも日本がいい」
- 「とにかく清潔だから」
- 「衛生面と人柄が良いから」
清潔でインフラが整っていて、安心して暮らせる。
そうした“当たり前の快適さ”を、日本の強みとして感じている若者も多いようです。
また印象的だったのが「今の生活に満足している」という声。
- 「今も特に不自由なく暮らせているから」
- 「今の生活で大満足だから」
- 「今幸せだから」
- 「今日本に生まれてよかったと思えてるから」
- 「今いろいろ大変だけど結局1番楽」
- 「今のところは平和だから」
- 「今は過不足ないから」
これだけ満足しているのであれば、生まれ変わっても日本に生まれたいと感じるのは必然なのかもしれません。
続いて、第2位はランクインしたのは「韓国」(10.2%)。
理由を見ていくと、
- 「KーPOPが大好きだから」
- 「韓国アイドルに憧れるから」
- 「アイドルがいるから」
など、K-POPやアイドルへの憧れが強い意見が多く、特に女子高生がこのような回答をする傾向にありました。
さらに、
- 「韓国の学校生活が楽しそうだから」
- 「海外の暮らしに憧れる」
- 「韓国でもてたい」
- 「韓国料理が大好きだから」
といった、韓国のライフスタイルや食べ物への憧れや、
- 「韓国はコスメもいっぱいあるから」
- 「美容が充実してるから」
- 「整形したい」
など、美容やコスメを理由に挙げる声が目立ち、韓国での生活をリアルに想像できている若者からの支持を得たようです。
そして韓国の特徴として強く出ていたのが、見た目への憧れです。
- 「韓国の人の顔が好き」
- 「韓国、イケメン多いから」
- 「韓国の子かわいい」
- 「韓国は可愛い子!たくさん」
など、“生まれ変わるなら韓国人のような顔になりたい”という願望から選んでいる若者もいたようです。
第3位には「アメリカ」(8.1%)がランクイン。
- 「自由の国だから」
- 「資本主義の自由な生活をしたい」
- 「自由だから」
- 「豊かなイメージが強いので」
など、自由でスケールの大きい国というイメージから生まれ変わったらアメリカ人になりたいと感じているようです。
また、
- 「アメリカのパスポートは強いから」
- 「世界一を味わいたい」
といった、国の強さや影響力を理由にする声もありました。
さらに、
- 「アメリカ人みたいな顔立ちになりたいから」
- 「アメリカ人の美女になりたい」
- 「アメリカ人かっこいい」
など、2位の韓国同様、見た目への憧れが見られました。
令和の女性の見た目のあこがれは“韓国パターン”と“アメリカパターン”に分かれているのかもしれません。
他にも、
- 「でかいハンバーガーを食べたい」
- 「ジャンクフードを食べたい」
という「食のイメージ」を理由にした声もあり、“映画の中のアメリカ”のような生活を想像している若者もいるようです。
4位以下はヨーロッパ勢か席巻する結果に

第4位は「イタリア」(4.1%)。
- 「地中海料理が好きだから」
- 「パスタが好きだから」
- 「オシャレな料理がたくさんあるから」
- 「なんかオシャレ」
など、その理由はほぼ「食」と「オシャレ」に集約されている印象でした。
“生まれ変わったら、日常的にパスタを食べて、石畳の街を歩きながらカフェで一息つく生活をしてみたい”という、絵に描いたようなイタリア像が、そのまま回答に反映されているのかもしれません。
第5位は「イギリス」(3.1%)。
- 「紅茶好きなので」
- 「言語が英語だしイギリス人の顔立ちが好きだから」
- 「かっこええ白人になりたい」
といった、4位のイタリア同様、世界観や文化・見た目への憧れが垣間見えました。
また、「ハリーポッターの聖地だから」といった、ハリーポッターを理由に挙げる若者も。
まさに“物語の中の場所に本気で生まれてみたい”という願望も感じられる回答となりました。
第6位は「フランス」(2.7%)。
- 「いろんな洋菓子の本場だから」
- 「オシャレな料理がたくさんあるから」
- 「エッフェル塔に住みたいから」
- 「絵本の中の世界だから」
- 「街並みが素敵だから」
- 「住宅の街並み」
など、もはや現実というより“フランス=おとぎ話の舞台”として憧れている感じが伝わってきます。
もしかすると、昨今の映え文化の影響で“映えスポット”の強いフランスが選ばれたのかもしれません。
第7位は同率で「スウェーデン」と「フィンランド」(各2.4%)。
どちらも“北欧”への憧れが詰まっている回答が集まり、
- 「北欧に憧れがあるから」
- 「幸福度ランキングで上位だから」
- 「高福祉国家だから。味わってみたい」
- 「北欧で、教育も充実しているから」
- 「教育方法などが日本と大きく違い、興味があるから」
- 「幸福な国だから」
- 「世界一幸せな国!」
など、SNSやニュースで見る「幸福度ランキング」「高福祉国家」といった言葉が、そのまま北欧へのイメージとして直結しているようです。
日本の「安全」「生活水準の高さ」とは少し違って、「社会保障」「教育」「幸福度」といった“国全体の仕組み”に目を向けている若者がいたことが特徴的と言えます。
今回の調査では、日本を選んだ若者たちは
- 「安全」
- 「ご飯」
- 「清潔」
- 「今の生活への満足」
といった、かなり現実的な暮らし目線で理由を語っていました。
一方で、韓国・アメリカ・ヨーロッパ・北欧を選んだ若者からは、
- 「推し」
- 「イケメン」
- 「可愛い顔」
- 「物語の世界」
- 「世界一幸せな国」
といった、“見た目の理想”や“憧れの世界観”が強く出ていたようです。
生まれ変わるなら、今の日本でまた安心しておいしいご飯を食べたいのか。
それとも、顔も環境もまるごと違う世界で、推しや異世界のような街並みの中を生きてみたいのか。
同じ10代の中でも、現実への満足と、まだ見ぬ世界への憧れが、ゆるやかに同居しているのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.2.27〜2026.3.12
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の15歳~19歳の若者(男女)
有効回答数 295名
調査方法 インターネットリサーチ


