2026年4月8日にメジャーデビューをした男性歌謡コーラスグループ「モナキ」。
純烈のリーダー・酒井一圭さんのプロデュースということもあり、デビュー前から話題になりました。
純烈のように、日本全国の会場でイベントを開催し、その動画が拡散。
TikTokを中心にSNS総再生回数が7億回を超える大バズりとなりました。
また、デビューシングル「ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど」の中毒性のあるダンスをSNSで踊る人も増え続け、現在社会現象となっています。
そんな「モナキ」ですが、純烈の弟分というイメージから“おばさま”の支持が多いのか…と思いきやイベント会場には若年層が多く駆けつけており、令和の若者の心も掴んでいる可能性もあります。
いったい、デビューしてまだ1ヶ月も経たない「モナキ」に若者はどの程度関心があるのでしょうか。
「モナキ知っている」高校生は5割超え!“タイムラインに出てくる存在”として定着中!?

まず、ワカモノリサーチでは全国の現役高校生(男女)に
あなたは、男性歌謡コーラスグループ『モナキ』を知っていますか?
というアンケート調査を実施しました。
その結果、「知っている」が52.9%、「知らない」が47.1%となり、令和の現役高校生の半数以上が、デビューまもない「モナキ」をしっかり認知していることがわかりました。
そんな「知っている」理由を見ていくと、
- 「TikTokで流れてきたから」
- 「TikTokで見た」
- 「TikTokでめっちゃ流れてくる」
- 「ティックトックでバズりまくっていたから」
- 「突如TikTokに出てきた」
- 「TikTokでずっーーーと流れてきてたから」
- 「YouTubeやリールでみたから」
- 「ネットで流行ってるから」
といった、TikTokを中心としたネットのショート動画がきっかけになっている声が目立ちました。
高校生自らが検索して見に行ったというより、「いつの間にかタイムラインに出てきた」という傾向もあることから、広くゆるく目に入っていく結果、「モナキ」が気になる存在になっていったと言えそうです。
また、
- 「友達が話してた」
- 「友達が話題にしていたから」
- 「友達が推していた」
- 「友達が歌ってたから」
- 「友達がすきやから」
といった、友達がきっかけになっているパターンや、
- 「クラスのみんな口ずさみながら踊ってる」
- 「休み時間おどってます」
- 「部活ではやったから」
- 「部活で紹介された」
など、学校を通じて認知されたケースも。
高校生の信頼が厚い友達や学校の誰かが紹介することで、一気に共感・共有されて知られていくパターンもあったようです。
つまり、SNSで流れてきたコンテンツが、友達との会話や学校のノリに持ち込まれたとき、そこで初めて「みんなが知っているもの」へ変わっていくのでしょう。
今の高校生の流行は、スマホの中で完結するものよりも、教室の中に持ち込めるモノのほうが強い傾向にあるのかもしれません。
一方で、「知らない」と回答した47.1%の意見を見ていくと、主に3つの理由がありました。
一つ目は、情報が届いていない高校生たち。
- 「そもそもそのグループを知りません」
- 「聞いたことがないから」
- 「そのグループも曲も知りません」
- 「TLにも流れてこない」
- 「周りにも知ってる人がいないから」
といった回答あり、アルゴリズムの“壁”なのでしょうか。
SNSをよく使っていても“モナキのゾーン”とは別の世界線にいる高校生もいるようです。
今のSNSは「バズっている=全員が知っている」わけではなく、むしろ流れてくる人と流れてこない人で世界がかなり分かれるのが特徴。
タイムラインに乗らなければ、どれだけ再生されていても本当に一切知らないまま、ということも普通に起こります。
そのため、「モナキ」はSNSの“超拡散型グループ”であると同時に、“未接触層も大きい”という、令和らしいヒットの形をしているのかもしれません。
二つ目は、コンテンツ自体にあまり興味がない高校生たち。
- 「テレビを見ないから」
- 「あまりSNSサイトをみないから」
- 「ティックトックなどをあまり見ないから知らない」
- 「流行りに疎いから」
などの声があり、流行との距離感が意外と遠い高校生も存在していることがわかりました。
イメージでは“流行のど真ん中にいる”のが高校生と思われていますが、実際には「別に知らなくて困らない」と感じている高校生もかなりいるようです。
最後、三つめは「男性グループ」や「アイドル」への興味が薄い高校生たち。
- 「そこまでアイドルに興味がないから」
- 「あまりアーティストグループを見ないから」
- 「男性グループを見ない」
- 「男性アイドルグループにあまり興味が無いから」
などの回答が寄せられたそうです。
この背景には、自分がよく見るジャンルがある程度決まっていて、そこに入ってこないものは、そもそも目に入らないという現実があるのかもしれません。
今はコンテンツが多すぎる分、自分の好きなジャンル以外にはかなり無関心になりやすい時代。
仮に「モナキ」のショート動画が流れてきたとしても、しっかり認識できていない可能性もありそうです。
3人に1人がモナキのダンスを「踊ったことある」“ガチで踊る層”と“見るだけ層”がくっきり!

次に、全国の現役高校生(男女)に
あなたは、『モナキ』のデビュー曲『ほんまやで☆なんでやでねん☆しらんけど』を踊ったことがありますか?
というアンケート調査を実施しました。
その結果、「踊ったことがある」高校生が31.4%、「踊ったことがない」高校生が68.6%となり、令和の高校生の約3人に1人はすでに「モナキ」のダンスを真似して踊っていたことがわかりました。
踊ったことがある高校生の理由を見ていくと、
- 「友達とTikTokを撮ったことあるから」
- 「友達とTikTokを撮ったから」
- 「友達と一緒に」
- 「友達とノリで」
- 「友達と休み時間おどってます」
など、仲の良い友達と楽しむために踊ったり、TikTokの動画投稿のために踊る高校生が多くいました。
やはり話題の曲の中毒性のあるダンスは“友だちと楽しむための一つ”になっているのは間違えなさそうです。
また、「クラスのみんな口ずさみながら踊ってる」というコメントもあったことから、この曲がすでに“クラスの共通の話題の一つ”になっている教室もあるようです。
振り付けの“ハードルの低さ”を理由にする高校生も目立ちました。
- 「サビの振り付けが簡単で踊りやすいから」
- 「振り付けが手だけでも簡単にできるものだから」
- 「TikTokで見たけど、簡単で踊りやすいから」
という声があり、簡単に踊れて参加できることが大きな要因に。
- 「踊りまでは覚えてない」
- 「見ただけで、振り付けを覚えてないけど踊りたい」
というコメントもあったことから、いまは踊ってないけど“いつかは踊ってみたい層”まで取り込んでいる勢いを感じる結果となりました。
一方、「踊ったことがない」68.6%の高校生たちの意見を見ていくと、
- 「見る専門だから」
- 「よく見るけど、自分では踊らなかった」
- 「TikTokでよくみた」
など、「モナキ」の動画を見ているだけの高校生の声が目立ちました。
“バズっている曲=みんなが踊ってる”というイメージを持つ人もいますが、実際には「見るだけで満足」「踊る文化そのものが自分にはない」という若者も一定数いるのかもしれません。
また、
- 「踊ることが得意ではないから」
- 「ダンスが苦手だから」
- 「あまり踊りが好きではないから」
- 「踊るのが好きじゃないから」
- 「踊ろうと思ったことがないから」
といった、ダンスが苦手な高校生や、
- 「踊りを覚えるのがだるいから」
- 「覚えるのが苦手だから」
など、ダンスを覚えることに難色を示す高校生も「踊ったことがない」と回答。
ただ、「友達が踊っているのを見るのは楽しい」という感覚も持っていることから、流行っているものに完全に無関心なわけではないけれど、“自分がそこに参加するかどうか”に関しては検討する冷静な一面があると言えそうです。
現役高校生の5人に1人はモナキを「推したい」と思ったことがある結果に!

ワカモノリサーチでは全国の現役高校生(男女)に、
あなたは『モナキ』を少しでも推したいと思いますか?
という少し気になるアンケート調査も行いました。
すると、「思う」が20.7%、「思わない」が79.3%という結果に。
デビューして一カ月も経っていないのに5人に1人の高校生が「推してみてもいいかも」と感じている驚愕の調査となりました。
その理由で最も多かったのがメンバー「おヨネ」さんの存在。
- 「おヨネの歌声がきれい」
- 「おヨネが可愛い」
- 「おヨネがすき!」
- 「おヨネがささったから」
といった“おヨネ推し”の高校生の声が多く寄せられました。
- 「守ってあげたい感じだから」
- 「泣いてるところが可愛かった」
- 「スタイルが良くてうらやましいとおもうから」
という推しからの声もあったことから、おヨネさんの「歌声」「ふるまい」「泣いちゃう姿」など、“人としてのキャラ”に刺さっていることが分かりました。
また、メンバー「ケンケン」さんに夢中な高校生も多いようで、
- 「ケンケンを元々知ってたから」
- 「ケンケンめっちゃイケメンだから」
- 「ケンケンが好きだから」
- 「ケンケンがめろい」
- 「ピンクの人がすてき」
などの回答が集まりました。
ただ、奇しくも「モナキ」のメンバー4人のうち20代の「おヨネ」さんと「ケンケン」さんを推す声が中心に。
30代メンバーの「じん」さんと「サカイJr.」さんに対する回答が少なかったことから、10代の高校生にとっては、推す対象が20代と30代には大きな境目があるのかもしれません。
他にも「推したいと思う」と回答した高校生からは、
- 「みんな個性的で面白いから」
- 「今までにない感じの個性派で面白かったから」
- 「モナキ面白いから」
- 「YouTubeもう面白いから」
といった、今後「モナキ」の箱推しになっていきそうな意見や、
- 「売れても必死に踊ってくれてるから」
- 「みんなプロ意識高い」
- 「頑張っててその姿を見て自分も頑張ろうと思うから」
など、一生懸命頑張っている姿に魅了された意見。
- 「イベントたのしそう」
- 「ライブに行ってはまったから」
- 「リリイベでの距離が近いから」
と、「モナキ」のライブ・イベント自体に楽しさを覚えている意見などが集まりました。
このような「推してもいい派」の回答を見ていくと、「モナキ」の魅力は“完成されたアイドル像”というより、人柄が見える瞬間や、人の弱さや必死さが見えることにあるようです。
特に「おヨネ」さんに集まっている「かわいい」「守ってあげたい」という感情は、王道の“憧れ”というより“感情移入”に近いのかもしれません。
完璧すぎる存在というより、ちょっと不器用だったり、一生懸命だったりする姿のほうが刺さる層が一定数いて、そこに「モナキ」の独自性が加わる。
だからこそ、刺さる人にはかなり深く刺さるグループになっているのかもしれません。
一方、推したいと「思わない」79.3%の高校生からは、「興味がない」といった回答か、「他に推しがいる」といった回答がほとんどとなりました。
男性グループに興味がなく、他に推しがいるとなると、さすがのモナキの勢いでも、その牙城を崩すのは至難の業かもしれません。
その他、意見で多かったのが「ビジュアル」に対する違和感です。
特に女子高生からは、
- 「ビジュがタイプじゃない」
- 「ビジュやイメージがそこまで好みじゃない」
- 「顔が好みでは無い」
- 「推したいと思うビジュアルの方がいなかったから」
など、単純に好きなタイプの男性・顔・雰囲気ではないというストレートな声が寄せられました。
“どうせ推すなら自分のタイプの男性がよい”と思うのは当たり前のことであり、そのフィルターに引っかからなかった女子高生もいたようです。
また、
- 「歳とりすぎかも」
- 「おじさんぽいから」
- 「おっさんくさい」
- 「アイドルとして見れないかなー」
といった、年齢に関する意見も。
現役高校生からしたら自分の両親の年齢に近いメンバーもおり、“お父さん世代が男性アイドル”という違和感は拭えない可能性はあります。
そういう意味では高校生の推しの中心はやはり10代後半~20代中盤というのは必然になるのでしょう。
このような「推さない派」の回答を見ていくと、「バズる」と「推される」は別物だということがはっきりと分かりました。
「モナキ」は認知や話題性ではかなり強いのに、推す可能性のある高校生は5人に1人。
令和の現役高校生にとって“推す”という行動は、ただ知っているとか、ちょっと面白いと思うくらいでは届かない重さのある行為なのかもしれません。
今回の調査から見えてきたのは、「モナキ」はTikTokを中心に自然流入する形で認知が一気に拡大し、半数以上の高校生に届いているという事実です。
しかし、アルゴリズムの影響により全く届いていない高校生も存在し、SNSでの流行の分断も浮き彫りに。
また、ダンスも“みんなが踊る”わけではなく、「見るだけ層」との線引きがはっきりしているのも特徴的となりました。
さらに「推したい」と思う高校生は現状2割。
“バズる”と“推す”の間にある高校生のリアルな距離感を縮められることができたら、「モナキ」はさらに若者の間で流行することでしょう。
そうなったら…
2026年のZ世代の流行語に「モナキ」がノミネートされているかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.4.10〜2026.4.17
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 333名
調査方法 インターネットリサーチ


