もし自分で家計をやりくりすることになったら、真っ先にどこを削りますか?
逆に、「ここだけは絶対に守りたい」と思うお金って、どこにありますか?
光熱費もスマホ代も食費も、何もかも値上がりしていく中で、「節約しなきゃ」と思っていても、なんとなく削りたくない出費ってありますよね。
実は、その優先順位には、その人らしい価値観が表れているのかもしれません。
20代以上の約97%が「家計が苦しい」と感じている
株式会社エムフロは、20代以上の男女500人を対象に「家計が苦しくても節約したくないもの」について調査を実施しました。
「日常的に家計の苦しさを感じますか?」という質問では、「とても感じる」が62.4%、「やや感じる」が34.4%で、合わせて96.8%という結果に。
ほとんどの人が日常的に家計の厳しさを感じながら生活していることが分かりました。
それでも、「ここだけは削りたくない」と思う支出には、それぞれの考え方が表れているようです。
1位は「食費」 健康や満足感は守りたい
「家計が苦しくても絶対節約したくないもの」の1位は「食費」(33.8%)。
2位は「子どもに関する費用」(19.6%)、3位は「趣味に関する費用」(15.8%)でした。
食費を選んだ人からは、「健康的な食事を大切にしたい」「体に入るものだから安心できるものを選びたい」「毎日食べるお米だけは妥協したくない」といった声が寄せられています。
また、「子どもに関する費用」では教育費や習い事、「趣味」ではライブやゲーム、推し活など、自分や家族の生活を支えるものは簡単には削れないと考える人が多いようです。
さらに、コーヒーなどの嗜好品や美容費も上位に入り、「毎日の楽しみ」「将来の自分への投資」と考える人も少なくありませんでした。
こうして見ると、「削りたくないお金」は、生きるためだけではなく、自分らしく暮らすためのお金でもあることが分かります。
Z世代は「NISA」、バブル世代は「預貯金と株」

同じ調査では、20〜30歳のZ世代と55〜60歳のバブル世代の資産形成についても比較しています。
どちらも最も多かったのは「預貯金」ですが、Z世代では69.2%、バブル世代では87.9%と差がありました。
一方、Z世代は「NISA」(61.0%)、「株式投資」(38.9%)と、非課税制度を活用した積立投資が浸透しています。
対してバブル世代は「株式投資」(52.7%)、「NISA」(49.3%)の順となり、従来型の投資スタイルが中心でした。
預貯金・投資ともに、毎月収入の10%未満を回している人が多数派で、無理なく続ける資産形成が主流となっています。

資産形成で最も重視しているのは、両世代とも「元本を減らさないこと」。
その一方で、Z世代は「手間がかからないこと」、バブル世代は「高いリターン」を次に重視しており、安全性を重視しながらも、お金との付き合い方には少し違いが見られました。
「もったいない」と思うお金も世代で違う

「もったいない」と感じる出費では、Z世代は「ATMなどの各種手数料」が1位でした。
続いて「ゲーム課金」「ブランド品・高級車」が並びます。
一方、バブル世代では「ゲーム課金」が最多となり、「各種手数料」も上位に入りました。
同じお金でも、「必要な投資」と考える人もいれば、「もったいない」と感じる人もいます。どこに価値を感じるかは、人それぞれなのかもしれません。

「100万円あったらどう使うか」という質問では、Z世代は投資や自己投資も選択肢に入れる人が多く、バブル世代は預貯金を優先する傾向が見られました。
また、お金や投資の情報源については、Z世代はSNSや動画、バブル世代はニュースサイトやテレビを利用する人が多い一方、資産形成をしている人でも約7割が「誰かに相談することに抵抗がある」と答えています。
お金の使い方や貯め方に正解はありません。
でも、「何だけは守りたいか」を考えてみると、自分が本当に大切にしているものが少し見えてくるのではないでしょうか。
出典:合同会社WOZ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000016.000134524.html


