学生生活における“青春の1ページ”として、恋愛は男女問わず思い出に残るもののひとつです。
初恋や、初めての彼氏彼女といった甘酸っぱい経験は、「若者の恋愛離れ」が囁かれる今でも、多くの人が10代で経験するものといわれています。
また、恋愛において「どこで告白するか・されるか」というシチュエーションも大切な要素のひとつです。
果たして令和の現役高校生たちは、どんな場所での告白に憧れているのでしょうか。
女子高生たちが憧れる告白の舞台は“学校・教室”!その理想のシチュエーションとは?

今回のワカモノリサーチでは、全国の現役女子高校生に
あなたの理想の告白する(される)場所はどこですか?
というアンケートを実施しランキングにしたところ、1位に「学校・教室」(19.8%)が選ばれるという結果になりました。
「学校」と回答した女子高生たちの理由をみていくと、
- 「学校生活の青春感ある」
- 「学校で告白されてみたい」
- 「学生のうちしか味わえないから」
といった回答がほとんどで、学生生活の中でしか味わえない特別な空間として支持を集めました。
日常の延長にありながら、非日常を感じられる点が魅力となっています。
その中でも具体的な場所で人気だったのが、
- 「教室で2人」
- 「学校の空き教室」
- 「放課後の誰もいない教室」
といった声が印象的でした。
告白スポットの定番のシチュエーションは“誰もいない二人きりの場所”である事は今も昔も変わらないようで、「日常の場所で非日常のことをするとドキドキするから」といった回答があったように、普段は賑やかなはずの教室の二人きりでいるという特別感やドキドキ感に憧れを抱くのも納得の結果といえそうです。
続いて第2位は「(学校・デートの)帰り道」(11.0%)。
その理由は甘酸っぱく、
- 「エモいから」
- 「青春ぽくていいから」
- 「2人だけの空間だから」
など、“自然な流れでの告白”に惹かれる声が集まりました。
学校帰りやデート終わりなどで、別れ際に告白されるシチュエーションはやはり憧れのようです。
さらに、他の理由を見ていくと
- 「雰囲気がいい」
- 「ロマンティック」
- 「また会いたいなって思えるから」
などの声が集まりました。
まだ付き合ってない関係で下校やデートが終わる帰り道で…「告白するの?しないの?」という駆け引きがあったらそれはロマンティックそのものと言えます。
他の意見でも甘酸っぱさは止まらず、
- 「通るたびに思い出せるから」
- 「日常が特別になるって素敵だと思いませんか?私は素敵だと思います」
といった情熱的な回答がありました。
付き合ってから作る思い出と付き合う前の思い出はまた別ですが、付き合った瞬間の場所は二人にとっても特別過ぎる場所になります。
何気ない風景が特別な風景になる事は青春そのものといえます。
第3位には「公園」(7.1%)がランクインしました。
その理由に目を向けると、
- 「人がいないイメージだから」
- 「誰もいないところがいいから」
- 「2人きりになれそう」
などの回答が見られました。
告白のシチュエーションの絶対条件として“誰も居ない静かな場所”があがります。
二人きりの空間での告白タイムは青春そのものとして多くの女子高生から支持を得ました。
また、「夜の公園がロマンチック」といった”時間指定”の意見もありました。
賑やかな学校や場所でデートをしたあと、ふらふらっと辿り着いた公園。
ベンチやブランコ、噴水前とあらゆる場所に告白スポットがある公園はやはり憧れのド定番のようです。
さらに”夜の公園”という時間設定が加わるとよりエモさが増します。
また他の意見では、
- 「ドラマでそういうシチュエーションをよく見るから」
- 「青春ぽい」
といった回答も得られました。
映画や漫画の主人公になれる空間で想いを伝えられたい願望はまさに青春の1ページ。
二人だけで完結するシチュエーションへの憧れはどんな場所でも人気のようです。
続いて第4位にランクインしたのは「屋上」(6.6%)。
屋上を選んだ理由として、
- 「学校の青春を感じる」
- 「定番だから」
といった声が集まりました。
学校の屋上は特別な時に描かれるシーンとして漫画やドラマでも定番で、学校内において最も非日常感ある場所といっても大袈裟ではないでしょう。
定番と真逆の回答として、「行ったことないから憧れる」といった声も見受けられました。
学校によっては、屋上は開放されておらず固く施錠されています。
その未知なる場所で告白される事で特別感が増し憧れ度も増幅するのでしょう。
第5位に選ばれた場所は「校舎裏」(6.0%)でした。
その理由として挙がったのは、
- 「定番だと思うから」
- 「学校の敷地内だけど静かなところがいい」
- 「青春そう」
という回答を得られました。
校内での昔ながらの告白スポットといえる校舎裏は“王道の青春シチュエーション”として令和の女子高生にも時代を越えて支持されています。
また別の意見として、「ラブコメでよくあるから」といった回答もありました。
告白の時の台詞を噛んだり、他の生徒がこっそり見てたり、違う生徒が来たりといったコメディ的要素も青春の一部なのかもしれません。
令和の男子高校生は意外とロマンチスト!?

続いて全国の現役男子高校生にも「あなたの理想の告白する(される)場所はどこですか?」というアンケートを実施したところ、第1位に選ばれたのが「学校・教室」(19.4%)という結果になりました。
女子高生同様、男子高生も「学校・教室」が鉄板の告白場所になっているようで、その回答をみていくと、
- 「青春だから」
- 「理想だから」
- 「なんか高校生って感じ」
など、“THE学生恋愛”のような王道シチュエーションに憧れる声が多く見られました。
女子高生の回答では“エモさ”を重視する傾向がありましたが、男子はより“青春そのものへの憧れ”が強い印象です。
また、
- 「放課後の教室がめちゃエモい」
- 「身近なところのほうが思い出に残る」
など、“特別すぎない日常感”を好む回答も多く、普段の学校生活の延長線上にある告白へ魅力を感じる男子も多いようです。
また、「周りの目も相まっていい」といった回答もありました。
女子は「絶対に二人きり」だったのに対して、男子高生は周りの目を気にする点に違いを感じます。
自分の彼女を見せびらかせたい願望も含まれているのかもしれません。
続いて第2位も女子高生同様、「(学校・デートの)帰り道」(11.1%)となりました。
その回答理由も女子に近く、
- 「2人きりになれるから」
- 「素朴な感じがいい」
- 「なんかエモい」
など、といった回答が多く、帰り道に対してのエモさと青春感は、男女共通項のようです。
ただ女子が“思い出に残る場所”として回答していたのに対し、男子は“気を張らなくていいポイント”と捉えているようです。
そこには告白する側とされる側のポジションが影響していそうです。
さらに、
- 「雰囲気がいいから」
- 「夜の帰り道はロマンチック」
といった回答も女子高生と同様の印象でした。
この回答からは告白する側もされる側も雰囲気を大事にしていることがわかります。
最初から夜の帰り道と決めて過ごすのか、それとも突発的な告白なのか。
どちらにせよ、ロマンティックな場所として男女共に夜のシチュエーションは人気のようです。
続いて第3位には、「海」(6.5%)が選ばれました。
その回答を見ていくと、
- 「きれいだから」
- 「景色がいい」
- 「雰囲気がある」
といった、時間帯よりもロケーションを重視する声が集まりました。
夏休みの開放的な海辺なのか、それとも定番の誰もいない浜辺なのか、どちらにせよ、自然の力を借りる発想は活発な男子ならではの考えなのかも知れません。
また違った回答では、
- 「ロマンチックだから」
- 「今日好きでそうだから」
- 「エモいから」
などの声がありました。
“海沿いの場所での恋”は恋愛リアリティショーの定番スポットであり、テレビ画面の中の影響を受けるのは自然な憧れといえます。
みんなの目を盗んで二人で海に…そんな光景が憧れに直結するようです。
第4位にランクインしたのは、「体育館裏」(5.6%)。
その回答を見ていくと、
- 「告白といえばの場所」
- 「有名だから」
- 「theな感じがする」
など、いわゆる“ベタな告白スポット”への憧れは男女共にあるようで、体育館裏のいう王道展開は世代を超えて令和にも引き継がれているようです。
さらに、
- 「アニメでよくあるシーンだから」
- 「憧れだから」
といった、回答がありました。
女子高生に比べて男子高生の方がアニメのシチュエーションに憧れている傾向で、恋愛のみならず、学生生活においてアニメが及ぼす影響力は多大のようです。
第5位には「夜景の綺麗な場所」(4.6%)がランクイン。
その理由を見ていくと、
- 「ロマンチックだから」
- 「夜景の見えるレストランがロマンチック」
など、高校生にとってはハードルの高い場所を憧れの告白スポットに挙げる傾向にありました。
飾らない場所も良いが、好きな人を喜ばせたいという気持ちからこのような飾られた場所を選ぶ男子もいるようです。
また、「綺麗な景色を見ながら告白されたい」といった回答も。
ロマンティックな夜景スポットで告白するのではなく、告白されたいという願望がある男子高生がいるのも多様性のある現代の回答ともいえます。
今回の調査から、学校・教室と帰り道が1位と2位を飾り、男女ともに憧れのシチュエーションであることがわかりました。
令和の高校生たちの間でも“青春らしい恋愛”への憧れは根強いようで、女子高生では「何気ない場所が二人の思い出になる」といった声が。
男子高生では「ロマンチック」という言葉が多く見られたことが印象的でした。
これらの場所でこれから告白する、される高校生はいるのか。
短い学生生活の中で、“あおはる”な恋愛を全力で楽しんでほしいところです。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.4.3〜2026.4.10
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 300名
調査方法 インターネットリサーチ


