レポート作成やプレゼン資料、就活のESなど、「文章を書く」場面は学生生活や仕事でますます増えています。
そんな中、「とりあえずAIに聞く」が当たり前になりつつありますが、実際にはどれくらいの人が使っているのでしょうか。
株式会社テスティーが2025年末と2026年夏に実施した調査から、学生と社会人の生成AI利用の違いを見ていきます。
学生は8割超、社会人は4割が生成AIを利用

学生・社会人計1,810人を対象とした調査では、「現在利用している、または過去に利用したことがある」と答えた人は2026年6月時点で62.6%でした。2025年12月の56.2%から半年で6.4ポイント増えています。
学生では利用経験者が83.7%(前回比+6.1ポイント)となり、ほとんどの学生が一度は生成AIを使ったことがある状況です。
一方、社会人は40.1%(前回比+6.7ポイント)。
4割まで伸びたものの、学生との差は依然として大きくなっています。
AIを使うかどうかではなく、「どう使いこなすか」がテーマになりつつあるのかもしれません。
利用ツールでは、「ChatGPT」が87.0%で引き続き1位となりました。
2位の「Gemini」は32.1%から49.0%へ大きく伸び、約2人に1人が利用しています。3位の「Microsoft Copilot」も11.9%から15.0%へ増加しました。
ChatGPT中心だった状況から、授業やレポート、仕事など用途に応じて複数のAIを使い分ける人が増えているようです。
職場ではAIルールの整備が進行中

社会人を対象に勤務先でのAI利用ルールを聞いたところ、「整備されている」は14.1%、「現在検討中」は17.5%でした。合わせて31.6%となり、企業側の対応は少しずつ進んでいます。
一方、「整備されていない」は30.6%、「分からない」は37.7%で最多でした。
ルールがない職場だけでなく、あっても社員まで十分に共有されていないケースも多いようです。
学生は気軽にAIを試す機会が多い一方、社会人になると情報漏えいや業務利用のルールを意識する必要があります。
企業では制度づくりが進んでいるものの、現場ではまだ過渡期といえそうです。
今回の調査では、学生・社会人それぞれの利用シーンや、職場で推奨・制限されているAI活用例なども紹介されています。詳細データはTesTee Labで公開されており、授業やレポートの参考資料としても活用できます。
生成AIを取り巻く環境は半年ほどでも大きく変化しています。これから社会に出る高校生や大学生にとっても、「どのようにAIと付き合うか」を考えることが、今後ますます重要になりそうです。
出典:株式会社テスティー
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000152826.html


