初めてのデートで、気まずくなりやすい瞬間の一つが「お会計」ではないでしょうか。
「割り勘でいい」と思う人もいれば、「最初くらいは奢ってほしい」と感じる人もいます。
2024年にも話題になった“奢り・奢られ問題”は、2年たった今どう変わったのでしょうか。
婚活サービス「オミカレ」が行った最新調査から、2026年の初回デートのお会計事情を見ていきます。
初回デートは「男性が全額」が今も多数派
調査は、婚活情報サイト「オミカレ」の会員817人を対象に、2026年6月に実施されました。
初回デートの支払いについて、理想では「男性が全額支払う」が52.9%で最多でした。
実際の支払いでも「男性が全額」が56.7%で1位となっています。
完全割り勘を理想とする人は8.1%、現実では9.2%にとどまりました。
2024年の調査でも女性の約6割が、男性に全額または多めの負担を求めており、2年たっても大きな変化はないようです。
男女別では、女性の「男性が全額支払うのが理想」は59.8%でしたが、現実は50.3%。
理想より9.5ポイント低くなっています。
一方、男性は「自分が全額支払うのが理想」が42.0%なのに対し、実際には66.7%が全額を負担していました。
その差は24.7ポイントです。
本音では割り勘や少し多めの負担でよいと考える男性が約半数いるものの、実際には3人に2人以上が全額を支払っています。
「払わないと印象が悪くなりそう」というプレッシャーもあるのかもしれません。
特に差が大きかったのは40代男性です。
「全額支払うのが理想」は40.0%でしたが、現実では73.7%となり、33.7ポイントの差がありました。
20代男性でも理想26.7%に対して現実53.3%、60代以上では理想51.4%に対して現実81.1%でした。
若い世代ほど割り勘を受け入れる意識は広がっていますが、実際のデートでは昔ながらの「男性が支払う」という空気が残っているようです。
完全割り勘で女性の約8割が好感度ダウン
初対面の男性から完全割り勘を提案された場合、女性の79.4%が「好感度が下がる」と回答しました。
内訳は、「非常に下がる」が42.3%、「やや下がる」が37.1%です。「気にしない」は17.7%にとどまりました。
年代別では、20代女性の69.3%、50代女性の83.2%、60代以上の90.0%が好感度が下がると回答しています。
年齢が上がるほど、「男性が奢るべき」という意識が強いようです。
一方、「デート代は男性が奢るべき」という風潮を「当然の義務やマナーなので気にならない」と答えた男性は32.8%でした。
「時代遅れだと感じるが、婚活を円滑にするため割り切っている」が31.5%、「相手の出方次第で判断したい」が19.6%、「非常に不満」が11.7%となっています。
特に20代男性の53.3%、30代男性の33.9%が「時代遅れ」と感じていました。
男性が奢る文化と、若い世代が求める対等さの間で、価値観のずれが広がっているようです。
2024年の調査でも、男性は割り勘や少し多めの負担を望み、女性は初回デートでは奢ってほしいと考える傾向が見られました。
2026年になっても、この構図は大きく変わっていません。むしろ男性側では、納得できないまま支払う負担感が残っているようです。
初デートのお会計には、「どう見られたいか」「どう扱われたいか」という価値観が表れます。
正解を一つに決めるより、自分の考えと相手の気持ちを無理なく伝え合えるかどうかが、これからはより大切になっていきそうです。
出典:株式会社オミカレ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000277.000020019.html


