高校生が1年で最も着ているのが「制服」です。
夏になると一気に存在感を増す、半袖シャツ・ポロシャツ、冬になると急に増える、セーターやマフラー。
同じ制服でも、季節によって着こなしは違うため、「カワイイく見えるかどうか」は人によって違うのかもしれません。
令和の現役高校生たちは「夏服」・「冬服」どちらに“カワイイ”を感じているのでしょうか。
女子高生の約75%が冬服推し「ふわふわ」「もこもこ」がポイント

今回、ワカモノリサーチでは全国の現役女子高生に
制服で夏服と冬服、どちらがカワイイですか?
というアンケート調査を実施しました。
すると、「夏服」が24.9%、「冬服」が75.1%となり、4人に3人が冬服支持という結果になったようです。
そんな“冬服支持”の女子高生にその理由を聞いていくと、
- 「セーターとか小物でたのしめる」
- 「自分の好きなように着込んでアレンジできるから」
- 「着こなし方がたくさんあるから」
- 「色んな色のカーディガン着れるから」
- 「着るものが多いから着こなしが多い」
- 「冬の方がおしゃれしやすい」
- 「マフラーに埋もれるとかわいい」
- 「沢山の服を重ねて着れるからその分可愛さが増す」
- 「カーディガンとかマフラーがあった方が可愛いから」
など、“おしゃれの自由度”の高さについての声が目立ちました。
冬服は、ブレザーやベスト、カーディガン、タイツ、マフラーなど、追加するパーツが多い分、着こなしのレパートリーも広がります。
そのため、「今日はどんな格好で行こうかな」と前日の夜にワクワクしている女子高生もいるのかもしれません。
他には、
- 「ふわふわで可愛いから」
- 「もこもこでいい感じだから」
- 「もふもふしていて可愛いから」
- 「セーター、カーディガンなど着てマフラーしているモコモコした感じが可愛い」
など“モコモコ”や“ふわふわ”という表現を用いて回答する女子高生が目立ちました。
夏服ではこの表現を出すことはできないため、“カワイイ=モコモコ・ふわふわ”は重要なポイントになっているようです。
さらに、
- 「体型をカバーできる」
- 「二の腕が隠れるから」
- 「太い腕が隠れるから」
- 「着痩せできるから」
- 「着太りしないから」
- 「嫌なとこ隠せるから」
など、自分の体形にコンプレックスを持っている女子高生は、着るものが多い方が結果として「カワイイ」を演出できると考えている傾向にありました。
中には、「骨ストだからジャケット着ないとむちむちに見えるから」と、自分の骨格タイプまで意識しながら、「どの季節の制服が一番カワイイくて盛れるか」を計算している女子高生もいるようです。
少数ではありますが、
- 「露出が少ないから」
- 「布が多い」
といった、露出の少なさを理由にする声もありました。
夏服の様に着るものが少ないと、カワイイを出すには本人のポテンシャルも必要と感じているようで、それが冬服だとある程度緩和できるという考えを持つ女子高生もいたようです。
続いて、24.9%の“夏服支持”の女子高生の回答を見ていくと、
- 「シンプルでかわいい」
- 「スカートが夏服の方がかわいいから」
- 「ポロシャツかわいい」
- 「夏服の方が好みでかわいい服が多い」
- 「夏は薄くて白とかが多いから」
- 「夏の方がシンプルでかわいさがひきたつから」
といった、爽やかさや清潔感・デザインを評価するコメントが中心となりました。
冬より、夏の方が映える色もあります。
その色がおしゃれでカワイイと思っていることが夏服支持に繋がっているのかもしれません。
他には、
- 「アウターきなくていいから」
- 「半袖とか足を出しても寒くないから生足で歩けるから」
- 「重ね着で盛るより、スッキリしてる」
という、冬服などの重ね着の面倒くささもなく、スマートに見えることがカワイイに繋がっている女子高生もいました。
その一方で、夏服のデザインについては、
- 「夏はなんかださい」
- 「夏服ダサすぎ」
- 「夏服へんな青のラインはいっててダサい」
- 「夏服はシンプルすぎてつまらない」
といった意見もあり、自分の通っている学校の制服によっては意見が変わる可能性もありそうです。
そのため、「デザインが好みかどうか」が、夏服・冬服どちらを推すかに強く影響している様子も伺えると同時に、女子高生が「制服」を、学校を選ぶポイントの一つにしていることは間違えなさそうです。
男子高生はほぼ五分でも夏服推しが多数派に!

ちなみに、女子高生の制服に関して、男子高生はどう思っているのか?
同じ調査をしたところ、「夏服」が50.4%、「冬服」が49.6%となり、若干ではありますが、「夏服」にカワイイを感じていることがわかりました。
夏服支持の男子高生からは、
- 「爽やかに見える」
- 「清々しい感じの爽やかさがある」
といった“爽快感=カワイイ”に繋がっている声が中心となりました。
一方の冬服支持の男子高生からは、
- 「カーディガンが可愛いから」
- 「マフラーなどでカスタマイズされるから」
- 「セーターが可愛い」
- 「萌え袖になるから」
など、女子高生同様、カスタムできる様々なアイテムに可愛さを抱いていることがわかりました。
なお、今回の調査で男子からが自身の制服に対する回答もあり、特に多かったのが、
- 「学ランってダサい」
- 「学ランは可愛くない」
- 「学ラン着ている男は一生カワイイくなれない」
といった声。
近年、男子にも「カワイイ」が使われる時代になりました。
しかし、制服はアップデートせず「学ランのまま」。
ここに難色を示している男子高生も一定数いるようです。
このまま「カワイイ男子」が増えることがあれば、何十年後かには学ランが消滅することもあるのかもしれません。
今回の調査では、冬服の“もこもこ感”などをカワイイと感じる女子高生と、夏服の“爽やかさ”に惹かれる男子高生。
同じ制服でも、見ているポイントはかなり違うことがわかりました。
ただ共通していたのは、「自分が盛れるかどうか」をかなり意識していること。
制服は毎日着るものだからこそ、高校生にとっては“学校の服”というより、自分らしさを出すファッションの一部になっているのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.3.27〜2026.4.3
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 316名
調査方法 インターネットリサーチ


