「どうせ働くなら、できるだけ早くお金を稼ぎたい」。そう考える人は多いかもしれません。
でも、「ブラック企業だったらイヤ」「人間関係も気になる」と、給料だけでは決められないのも本音。
お金も大事だけど、毎日働く場所だからこそ、雰囲気も重視したい――そんな高校生のリアルな仕事観が見えてきました。
就職理由は「早く自立したい」と「やりたい仕事がある」


高校生向け就職支援を行うジンジブは、全国19会場で職業体験イベント「おしごとフェア2026」を開催。
589社・団体が参加し、約5,900人の高校生が仕事を体験しました。
アンケートでは、卒業後の進路として「就職希望」が41.4%、「進学希望」が28.5%、「未定・迷っている」が29.5%という結果でした。
就職を希望する理由は、「早く自立して稼ぎたいから」(38.7%)がトップ。
続いて「やりたい仕事・職業があるから」(30.9%)となり、収入だけでなく、自分の興味や将来も重視していることが分かります。
高卒求人倍率は4.12倍と高く、高卒就職は以前より身近な選択肢になっています。
一方で、高卒就職者の約6割が「もっと情報収集すればよかった」と感じているという調査もあり、高校生のうちから企業を知ろうとする動きが広がっているようです。
「雰囲気がいい会社」で働きたい高校生が多数


▴自動車整備士体験(小売・岡山)
イベントでは建設、製造、小売、飲食、自動車整備など幅広い仕事を体験。
実際に工具を使ったり、接客や商品陳列を体験したりすることで、仕事を具体的にイメージできる内容となっていました。
イベント後には82.5%が「仕事のイメージが変わった」と回答し、その半数以上が「具体的なイメージを持てた」と答えています。
会社の魅力として最も多かったのは、「職場の雰囲気や人間関係が良さそう」(63.3%)。
続いて「仕事がおもしろそう」(39.4%)、「社員や社長の人柄が良い」(38.6%)となり、給与や待遇以上に、「どんな人と働くか」を重視する傾向が見られました。
参加した高校生からは、「別の仕事にも興味がわいた」「体験して仕事のイメージが変わった」「自分の興味が見えてきた」といった声が寄せられています。
企業側も約85%がイベントに満足しており、高校生と企業がお互いを知る貴重な機会になっているようです。
今回の調査から見えてきたのは、「早く自立して稼ぎたい」という現実的な思いと、「人間関係がよく、楽しく働ける会社がいい」という気持ちを両立させたい高校生の姿です。
進路を考えるときは、仕事内容だけでなく、「どんな人たちと働きたいか」も大切な判断材料になりそうです。
出典:ジンジブ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000249.000048030.html


