小さいころの夏って、もっと「外に出る理由」がたくさんあった気がしませんか。
プールに行ったり、花火大会に出かけたり、家族で海に行ったり。
暑いはずなのに、「夏だからこそ外で遊ぶ」ことが当たり前だった人も多いと思います。
でも今は、天気予報で「危険な暑さ」「外出は控えて」と言われるのが日常になって、予定を入れること自体をためらってしまう夏になってきているのかもしれません。
Z世代の9割以上が「昔より夏が暑い」と感じている

株式会社seamint.は、全国の10〜30代を対象に「夏の暑さとライフスタイルの変化」に関するアンケートを実施しました。
その結果、「子どもの頃と比べて、夏の暑さは変わったと感じますか?」という質問に対し、「かなり暑くなった」と「やや暑くなった」を合わせて94.4%が「暑くなった」と回答。
「かなり暑くなった」が77.5%と圧倒的で、多くの人が気候の変化を実感していることが分かりました。
自由回答では、「暑くなり始める時期が早くなった」「春や秋が短くなった」「四季というより二季になってきた気がする」といった声も寄せられています。

こうした暑さは、気持ちの問題だけではなく、行動にも大きな影響を与えています。
「夏の暑さが原因で、外出や予定をやめた、もしくは変更した経験はありますか?」という質問では、「よくある」が54.0%、「たまにある」が28.7%で、合わせて82.8%が「暑さで予定を変えたことがある」と回答しました。
本当は行きたい夏祭りやフェス、レジャーの予定も、「暑すぎるからやめておこう」と考えることが増えているようです。
かつての「夏=外で遊ぶ季節」というイメージが、少しずつ変わってきているのかもしれません。
猛暑は「荷物」と「お金」と「行けない場所」を増やしている

では、みんなはどのような暑さ対策をしているのでしょうか。
最も多かったのは「エアコンを積極的に使う」で76.9%。
続いて「日傘を使う」が70.3%、「こまめな水分補給」が69.2%、「ハンディファンを持ち歩く」が64.8%、「なるべく外出しない」が59.3%となりました。
今や、暑さを避ける行動そのものが、夏の生活の基本になっているようです。
一方で、
「日傘やハンディファンで荷物が増えた」
「外出するだけで準備が大変」
という声もあり、外に出るハードル自体が高くなっていることもうかがえます。

さらに、「夏の暑さで増えた出費」について聞くと、「電気代」が86.8%でトップ。
次いで「飲み物やアイスなどの飲食費」が62.6%、「冷感グッズなどの購入費」が56.0%となりました。
半数以上の人が、暑さをしのぐためのお金を以前より多く使っていることになります。
また、「炎天下を避けるためにタクシーやバスを使うようになった」「レジャーの行き先そのものが変わった」といった回答もあり、猛暑が生活スタイルやお金の使い方にまで影響を与えていることが分かります。
自由回答では、
「ペットがいるのでエアコンを切れず、電気代が大変」
「夜も暑くて、一日中エアコンをつけっぱなし」
といったリアルな悩みも寄せられていました。
かつては「夏=イベントの季節」というイメージが強かった一方で、今は「暑さとどう付き合うか」を考えながら過ごす季節へと変わりつつあります。
個人の工夫だけで乗り切るには限界も見えてきていて、学校や職場、街全体での暑さ対策を求める声も、これからさらに増えていくのかもしれません。
「無理して外に出ない」「自分のペースで夏を楽しむ」。
そんな新しい夏との付き合い方が、これからの当たり前になっていくのではないでしょうか。
出典:seamint.
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000042.000048437.html


