卒業式シーズン。
高校生たちは、校門の前で「ずっと連絡しよーね!」と言い合うグループもいれば、心の中では「たぶんもう会わないかもな…」と思っている人もいるのかもしれません。
同じ高校生活でも、「卒業後も連絡を取りたい友だちの人数」は、人によってかなり差はありそうで、いったいどのくらいの友だちと卒業後も連絡を取りたいと思っているのでしょうか。
卒業後も連絡を取りたい友だちの人数ランキング!1位は「10人」という結果に

ワカモノリサーチでは全国の現役高校生に
卒業後も連絡を取りたい友だちは何人いますか?
というアンケート調査を実施。
その結果をランキングにしたところ、第1位は「10人」(22.2%)となり、比較的“広めの人間関係”を想像している高校生が多い結果となりました。
10人と回答した高校生からは、
- 「全員大切な友達だから」
- 「みんな大切だから」
- 「今仲いい人たちとは取り合いたいから」
- 「多分そのぐらいだと思う」
- 「仲がいいから」
といった声が寄せられ“高校生活で関わった人たちをまるごと大切にしたい”という感覚が見えてきます。
また、クラス、部活、文化祭、委員会など、高校生活ではさまざまな場所で人間関係が生まれることもあり、
- 「クラス以外でも仲良い人が10人くらいだから」
- 「友達、部活の仲間」
- 「部活の同級生ととりたいから」
といった、複数のコミュニティを合わせると自然とこの人数になると考えている人も多いようです。
他にも、「好きな友達が多いいから」という声のように、特定の数を意識しているというよりも、今仲のいい友だちを思い浮かべると自然と10人前後になるという感覚で答えている高校生もいました。
- 「友達だから」
- 「好きだから」
- 「いい人達だから」
といったシンプルな理由を挙げる高校生も多いことからも分かるように、今の関係をそのまま続けたいという素直な気持ちが背景にあるのかもしれません。
第2位にランクインしたのは「5人」(20.1%)。
10人よりは少し人数が絞られますが、ここから見えてくるのは「気の合う仲間を大切にしたい」という考え方です。
- 「特に仲良い子たちと話したい!」
- 「いつも仲良くしてるメンバーだから」
- 「いつも一緒にいる友だちは卒業後も仲良くしたい」
- 「特別仲がいい人がそのくらいだから」
- 「いつメン!」
こうした回答からは、普段から一緒に行動している仲良しグループを思い浮かべている高校生が多いことが分かります。
また、
- 「彼女や仲良かった友達と連絡を取りたいから」
- 「(お世話になった)先輩とか」
- 「部活のメンバーとは繋がってたいなって」
といったコメントからは、学校の中で特別に関係が深い相手を思い浮かべているケースも見られます。
他にも、
- 「友達は狭く深くタイプだから」
- 「本当に連絡取りたい人はそのくらい」
といった声のように、人数よりも関係の深さを大事にしている高校生もいるようで、“本当に気が合う人との関係を続けたい”という感覚が、この順位につながっているのかもしれません。
第3位は「3人」(13.9%)がランクイン。
かなり“少数精鋭”のイメージになりますが、
- 「しんゆう」
- 「仲良い」
- 「特に仲良くしてるから」
- 「辛い部活を一緒に乗り越えた人だから」
このような回答からは、“親友レベルの関係”を思い浮かべている高校生が多いことが分かります。
また、
- 「中学の頃から繋がってる(もしくは繋がっていた)から」
- 「小学校から一緒にいるから」
といったコメントのように、高校より前から続いている関係を大切にしている人も一定数存在しました。
さらに、
- 「仲良い友達はたくさんいるけど、卒業後も連絡をとりたいと思うのは今のところ3人だけ」
- 「3年間ずっと一緒だった3人とはこれからも会いたい」
という声から、交友関係自体は広くても、卒業後まで残る関係は限られると感じている高校生のリアルな感覚もうかがえます。
他にも、
- 「親友だけでいいから」
- 「仲良くて気が合うから」
といったコメントも。
人数よりも関係の深さを重視している様子がここでは見えてきました。
上位TOP3では、
高校生活のつながりを広く残したい人が「10人」
いつもの仲良しメンバーを大事にしたい人が「5人」
本当に仲がいい人だけ残したい人が「3人」
そう答える傾向があったようです。
4位以下は「連絡を取りたい人は少ない派」が目立つ結果に「0人」の高校生も

続いて、4位以下を見ていくと、第4位は「2人」(5.2%)。
高校生からは、
- 「2人だけで十分」
- 「よく話す人がその2人だから」
などの回答があり、特定の友だちとの距離がとても近いタイプの高校生が「2人」と答える傾向に。
“親友+もう1人”くらいがちょうどいいと感じているのかもしれません。
また、「卒業してもいっぱい話したいから」という声のように、人数よりも「この人と話したい」という気持ちを大事にしているケースもありました。
- 「大人数だと関係が浅く終わりそうだから」
- 「関係リセットしたくなるから」
といった声も。
深い関係の友だちは2人程度で十分で、浅い関係の友人などは一度リセットしようと考えている高校生もいました。
第5位は「4人」(4.5%)。
- 「今本当に仲良い子が4人だから」
- 「仲がいい人達の人数」
- 「親友が4人!」
など、普段から一緒に行動している仲良しグループの人数が、そのまま回答になっているケースも多いようです。
また、
- 「仲がいいし、卒業後に何をしてるか気になる」
- 「恋人友達(ほんとに仲良い人だけでいい)」
といった声からは、関係の近い友だち同士でつながり続けたいという気持ちもうかがえます。
第6位は「7人」(4.2%)。
- 「心を許せる友達だから、ずっと仲良くしてくれているから」
- 「今仲がいいからなのと、将来の約束をしているから」
など、長く一緒に過ごしてきた仲間を大切にしたいという気持ちが垣間見える結果に。
「バンドメンバーだったりいつも一緒にいて心を許せる人たちだから」といった、部活や活動を通してできた仲間を思い浮かべている高校生もいたようです。
第7位「15人」(3.8%)。
- 「本当に仲良い子はそれくらいだから」
- 「そのくらい仲良い友達がいるから」
といった声から、「15人」と回答した高校生は、高校生活の人間関係を広く残したいタイプなのかもしれません。
また、
- 「仲良い人がたくさんいるから」
- 「高校時代の友達に大好きな人たちがたくさんいるから」
といったコメントも。
友だちの多さそのものを大切にしている様子もうかがえます。
第8位は「1人」(3.5%)。
- 「今までで1番気が合う友達だから」
- 「親友だから」
- 「その人としか話していないから」
といった、学校生活の中で自然と一番近い存在になった友だちを思い浮かべて回答しているようでした。
また、
- 「ひとりでいい」
- 「親友は一人で十分」
など人数よりも、一番気が合う相手がいることを重視している高校生が「1人」と回答していたようです。
第9位は「6人」(3.1%)。
- 「高校の友達と幼馴染を合わせて、連絡したい人の人数だから」
- 「6人ちょいくらいは仲良くしているから」
と、具体的に普段学校でよく話す友だちを思い浮かべて答えていたようです。
また、「卒業後も遊びに行ったりしたいから」というコメントのように、卒業後も会える関係をイメージしているケースもありました。
第10位「0人」(2.8%)。
- 「友達おらん」
- 「いないから」
という、卒業後に連絡を取りたい人はいないと答える高校生が寂しいですが一定数存在しました。
このような高校生は“卒業したら一区切り”したいのかもしれません。
また、
- 「新しい人と話したい」
- 「(友だちに)興味ない」
- 「新しい環境に移りたいから」
という声のように、高校生活の人間関係に区切りをつけて、次の環境での出会いを楽しみにしている高校生もいるようです。
今回の調査では、高校生の人間関係の考え方がかなり多様であることが見えてきました。
同じ高校生活でも「どれくらいの人数と、どんな距離感でつながりたいか」は人それぞれ。
これから卒業を迎える人も、まだ高校生活の途中の人も、自分にとっていちばん心地いい人間関係を考えてみるのも良いのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.2.6〜2026.2.19
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 288名
調査方法 インターネットリサーチ


