「部活どうする?」って、高1の春になると一気に現実になりますよね。
この春、「女子高生ラボ」が全国の女子高生に聞いた“所属部活ランキング”で、1位がダンス部、2位が帰宅部という結果になりました。
「え、帰宅部って“部活”なの?」と思わずツッコミたくなる人もいるかもしれませんが、その裏には、放課後の時間とお金をどう使うか、Z世代らしいリアルな選択が見えてきたようです。
女子高生の所属部活1位はダンス部、2位は帰宅部という結果に

女子高生ラボの調査によると、所属部活動ランキングは以下の通りでした。
1位:ダンス部
2位:帰宅部
3位:テニス部
4位:バドミントン部
5位:軽音楽部
まず目を引くのは、ダンス部の強さです。
TikTokやショート動画の影響もあり、「踊ること」が日常の延長にある世代にとって、ダンスは特別なスキルではなく、“表現手段のひとつ”になっています。
・振りを覚える
・友達と合わせる
・動画に残す
この一連の流れが、すでに日常化しているからこそ、部活としても選ばれやすいのかもしれません。
一方で、2位に入った「帰宅部」。
ここが今回のランキングのいちばん象徴的なポイントです。
「帰宅部=何もしていない」ではないという変化
帰宅部と聞くと、「部活に入らない=消極的」と見られがちです。
でも今回の調査では、むしろ逆で、「放課後の時間を学校外に使う」という積極的な選択として捉えられています。
・アルバイト
・外部のスクールやクラブ
・推し活や創作活動
・友達との時間
学校の外にも選択肢が増えた今、部活に入らないことは「何もしない」ではなく、「どこに時間を使うかを自分で決める」ことに近いのかもしれません。
「何をやるか」より「どう過ごせるか」で選ばれる部活

部活選びの基準を見ると、その傾向はさらに明確になります。
最も多かったのは「経験・習い事の延長」。
次いで、「友達と一緒」「雰囲気」「楽しさ」といった回答が続きました。
ここから見えてくるのは、
・ガチで結果を出したい
よりも
・無理なく続けたい
・居心地よく過ごしたい
という優先順位です。
さらに、「活動日数」「ゆるさ」「先輩や顧問の雰囲気」など、“環境の快適さ”も重視されています。
つまり、部活は「頑張る場所」だけでなく、「ストレスなく続けられる場所」として選ばれている。
放課後は「学校のもの」じゃなくなってきている
今回のランキングをまとめると、ひとつの大きな変化が見えてきます。
それは、「放課後=部活」という前提が崩れてきていること。
・ダンス部のように“外とつながる活動”を選ぶ人
・帰宅部として“学校外に軸を置く人”
どちらも、「学校の中だけで完結しない生活」を前提にしているのが共通しています。
部活に入るかどうかも「ライフスタイルの一部」になっている
ひと昔前は、「とりあえず部活に入る」が当たり前でした。
でも今は、
・時間をどう使うか
・どこで活動するか
・何にお金を使うか
まで含めて、高校生活をデザインする感覚が強くなっています。
その中で「帰宅部」という選択も、“何もしていない人”ではなく、“自分で時間をコントロールしている人”として意味を持ち始めているのかもしれません。
ダンス部の人気も、帰宅部の増加も、どちらも方向は違って見えて、実は同じ流れの中にあります。
「学校の外も含めて、自分の生活をどう組み立てるか」。
これからの高校生活は、部活ひとつでは語れないくらい、もっと自由で分散したものになっていきそうです。
出典:株式会社with t
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000055.000137975.html


