親世代も知っているキャラクターを、自分も「推し」として選んでいる――。
ポケモンの話をしていると、「それ、親も知ってるやつじゃん」と言われることはありませんか。
1996年に『ポケットモンスター 赤・緑』が発売されてから、もうすぐ30年。
今の高校生が生まれる前から続くシリーズですが、「昔のポケモン」が今もランキング上位に入り続けているようです。
新作で新しいポケモンが増える中、なぜ定番キャラはここまで支持されているのでしょうか。
男女1位はピカチュウ・イーブイ・カビゴン・リザードン…“親も知ってる”顔ぶれが上位に


(C)YOUTH TIME JAPAN project
高校生のホンネをリサーチする「YOUTH TIME JAPAN project(YTJP)」は、2026年1月に全国の高校生2,071人を対象に「好きなポケモン」アンケートを実施しました。今の高校生のリアルな“推しポケ”が見える調査です。
男女共通1位は、やはりポケモンの象徴・ピカチュウ。
アニメ『ポケットモンスター』で主人公・サトシの相棒として長く登場してきた存在で、男子では2位に約3倍の差をつける圧倒的支持でした。
世代を越えてテレビで見続けてきたキャラだからこそ、「ポケモンといえばピカチュウ」と答える高校生が多いのかもしれません。
女子2位は、コラボグッズでもおなじみのイーブイ。
多様な進化や丸い見た目のかわいさに加え、「ゲームをやっていなくても好き」「小さいころからグッズを持っていた」といった記憶が、そのまま“推し”につながっているようです。
男子2位・女子3位のカビゴンも初代からの定番キャラ。
大きな体で道をふさぐ姿や寝ているイメージで、ゲーム未経験でも分かる存在です。
男子3位のリザードンも同じく初代の人気ポケモンで、バトルの強さと“かっこよさ”で支持を集めています。
男女共通4位はメタモン、男子5位はゲッコウガ、女子5位はニンフィアがランクイン。
ランキング全体を見ると、最新作の新顔よりも、テレビやグッズを通じて長く親しまれてきた“おなじみキャラ”が上位を占めています。
「昔からそばにいたキャラ」を推し続ける高校生が多いのかもしれません。
なぜ定番キャラを選ぶ? ポケモンが親世代との“共通言語”になっている構図
今回上位に並んだポケモンの多くは、親世代にもなじみのあるキャラクターです。
1996年のゲーム発売以降、アニメや映画、カード、グッズなど多方面で展開されてきたポケモンは、「親も子も同じキャラを知っている」数少ないコンテンツとなっています。
ピカチュウ、リザードン、カビゴン、イーブイ、メタモン…。
これらはゲームをやり込んでいない親でも分かることが多く、「昔遊んでいた」「アニメを見ていた」という記憶と結びついています。
世代が違っても「そのキャラ知ってる」と話がつながるため、親子の会話のきっかけにもなりやすいようです。
高校生にとっても、親と同じキャラを好きでいることは会話のハードルを下げる要素になっているのかもしれません。
「最近のアニメは通じないけどポケモンなら分かる」「小さいころ一緒に映画を見た」といった経験が、久しぶりの会話の入り口になることもありそうです。
ポケモンは“自分の趣味”であると同時に、“家族の思い出”としても残っている存在といえます。
さらに、ポケモンはシリーズが進んでも初代キャラが登場し続ける構造があります。
最新作から入った高校生でも自然と昔のポケモンに触れ、「結局初代も好きになる」流れが生まれやすいのも特徴です。
長く続くシリーズでありながら世代が分断されにくい点は、ほかのコンテンツにはあまり見られません。
新作が増えても定番キャラの人気が揺らがない背景には、こうした“世代をまたいで同じキャラに触れ続けられる設計”があります。
親も知っていて、自分も昔から知っている。その安心感と愛着が、ランキング上位につながっているのでしょう。
ポケモン30年の節目に見えてくるのは、「自分の推し」でありながら「家族で共有できるキャラクター」を大切にしている高校生の姿なのかもしれません。
出典:株式会社シップ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000032.000118654.html


