6月と言えば…「ジューンブライド」。
「6月に結婚する花嫁は生涯幸せになれる」という言い伝えとして日本でも浸透しています。
そんな6月になると「結婚したいなぁ」と考える独身の方もいるのではないでしょうか。
現在の日本人の平均初婚年齢は、男性は31歳前後、女性は29歳前後で、昔に比べると“晩婚化”が進んでいるとは言え、どの年代でも友達同士で「何歳で結婚したい?」といった会話は“身近なテーマの一つ”として出てくるものです。
果たして令和の若者たちはどんな人生設計を立てているのでしょうか?
今回はそんな“若者たちの結婚観”について調査をしてみました。
女子高生の理想の結婚年齢はそれぞれが設ける“節目”がポイントに!

今回のワカモノリサーチでは、全国の現役女子高生に
もし結婚するなら何歳で結婚をしたいですか?
というアンケートを実施し、その結果をランキングにしたところ、第1位に選ばれたのが「25歳」で、全体の31.9%という結果でした。
その理由を見てみると、
- 「結婚は早めにして、綺麗なうちにウエディングドレスを着たい」
- 「遊んでから結婚したい」
- 「若すぎず丁度よさそう」
といった声が多く寄せられました。
早めと捉える若者もいれば、ちょうどいい年齢と考える人。
一通り遊びきった年齢と捉える声もあり、25歳という年齢に対して様々な価値観がある事がわかりました。
10代の若者にとって、“理想と現実のちょうど中間地点”として25歳という数字がひとつのターニングポイントと認識されているようです。
また女性ならでは観点として、
- 「若いお母さんになりたい」
- 「子供のこと考えるとなるべく若い方がいい」
- 「25歳ぐらいが妊娠もしやすいし嬉しい」
といった意見も多く目立ちました。
子供を授かりたいという女子高生の意見をまとめると25歳は「若い、早い」と認識しているようで、“若ママでいたい”という憧れも相まって、25歳はちょうどいいタイミングと捉えられているのかもしれません。
さらに別の視点では、
- 「収入が安定してから結婚したい」
- 「ある程度生活が安定してからがいい」
- 「社会について学んでから結婚したいのと、体力があるうちに早めに家庭を築いて子供を育てたいと思っているから」
といった意見もみられました。
仕事にも慣れて、生活も安定してきた“ちょうど切り替えタイミング”として結婚を考えている様子がうかがえます。
学生から社会人へと移行し、自分の基盤が整い始める年齢が25歳と考えている若者も多いようで。
「次のステージに進むタイミング」として自然と意識されているのかもしれません。
続いて第2位にランクインしたのは「27歳」で、全体の12.0%でした。
その理由を見ていくと、
- 「キャリア的にも理想」
- 「仕事をやって安定してきた頃に結婚したいから」
- 「ちょうど生活が安定してきてるからかなと思ったから」
といった声が寄せられました。
27歳は、社会人としての経験も積み重なり、仕事・収入・生活面すべてにおいて“ひと通り整ってくる年齢”として捉えられているようです。
勢いだけではなく、現実的な基盤を踏まえたうえで結婚を考える傾向が強く、「25歳」と回答した女子高生より、一歩落ち着いた考えを持つ女子高生からの回答が集まったようです。
また別の意見として、
- 「遊び尽くしてやっと子供のこととか考えられるし、いい感じに若いから」
- 「やりたいこと終えてから結婚したい」
- 「平均的にそのくらいの年齢だと思うから」
といった回答も見受けられました。
遊びや経験を重視する価値観も、この年代ならではの特徴です。
学生時代や社会人初期ではできなかったことを一通り楽しみ、“やりきった感”を得たうえで次に進みたいという心理も伺えました。
さらに、「結婚するなら30前に結婚したいから」といった声も。
30歳という節目をひとつの区切りとして意識している女子高生も多く、そこから逆算して27歳前後を選んでいる傾向が見られます。
恋愛・仕事・遊びといった20代の経験を経て、30歳手前で結婚というルートをイメージしているケースも少なくありません。
「20代でやるべきことをやりきる」ことを前提とした、計画的な人生設計が表れているといえそうです。
続いて第3位にランクインしたのは「26歳」で全体の11.0%でした。
女子高生からは、
- 「20代後半で結婚したいから」
- 「ちょうどいい頃合いだから」
- 「早過ぎず遅すぎず」
といった声が寄せられました。
理由としては25歳と大きくは変わらない意見が多かった印象ですが、「20代後半」というフェーズで捉えている点がここでの特徴。
20代後半の入口=落ち着く、ちょうどいい節目として捉えているようです。
またそのほかの意見としては
- 「社会人になって2、3年たって余裕が出てきてそうだから」
- 「お金を貯めてから結婚したい。遊べるうちに沢山出かけたいから」
- 「落ち着いてからがいい」
といった回答が集まりました。
10代の「とにかく遊びたい」という無邪気さとは少し違い、「お金を持ったうえでしっかり遊びたい」という現実的な願望が、この年代を選ぶ傾向にあるようです。
続いて第4位にランクインしたのは「28歳」で、全体の10.5%でした。
その声を見ていくと、
- 「30歳までには結婚したい」
- 「20代のうちに結婚したいから」
- 「遊びながらも家族を持ちたいからいい年齢だと思う」
といった回答が寄せられました。
“30歳までに結婚したい”という意識を持つ若者たちにとって、28歳はちょうどいいラインとして捉えられているようです。
たっぷり学び、働き、遊びといった独身生活をしっかりやり切ったうえで、いざ結婚へ…そんな人生設計が感じ取れます。
また10代が思い描く“28歳像”として、
- 「経済的にも安定してそうだから」
- 「貯蓄が貯まりだした頃が良さそう」
- 「ある程度仕事で成果を上げてから結婚したい」
といった声も。
28歳という数字は卒業して10年後を指します。
進学就職など様々な選択肢の中で安定や成果を得られるには10年という時間を費やすという考えをもっている女子高生もおり、“卒業して10年後の私”という意味合いでも票が集まる理由としては納得の結果とも言えます。
続いて第5位に選ばれたのは「23歳」で7.9%でした。
その要因として、
- 「若いうちに結婚しときたい!」
- 「綺麗な状態で結婚したい」
- 「早くに結婚して子育てしたいからです」
といった声が寄せられました。
23歳を選んだ理由の多くは、「とにかく若いうちに結婚したい!」という“若さ重視”のストレートな価値観。
見た目のフレッシュさや体力面、子育てのしやすさなどを意識して、早めに人生の次のステップへ進みたいという気持ちが感じとれました。
その他の回答で印象的だったのは、「親がそうで、それが理想だから」などの声。
結婚観の中で、自分の親の姿を重ね合わせるケースも少なくありません。
日常の中で見てきた“家族のかたち”が、そのまま理想として心に残っている女子高生もいることがわかりました。
このランキンングから結婚願望のある令和の女子高生は社会に出て、
“働く”
“お金を自分で稼ぐ(貯める)”
“遊ぶ”
を経験して30歳までにはどんなことがあっても嫁ぎたいと考えているようです。
男子高校生が考える“結婚のタイミング”も人生を逆算した安定が優先

続いて、全国の現役男子高生に聞いた「もし結婚するなら何歳で結婚をしたいですか?」のアンケート結果を見ていくと、第1位が「25歳」で全体の25.7%となりました。
男子高生からは、
- 「ある程度経済的に余裕ができてからがいい」
- 「大学を卒業し社会に慣れてきた頃だから」
- 「22歳で大学卒業、そこから3年間就職先で頑張り安定してきたところで結婚が理想」
という回答が集まりました。
女子高生の回答と同様に、収入や社会人としての安定を基準とし、その年齢を25歳に設定している若者が多い事がわかります。
あくまで結婚は“生活の安定の延長”として捉える傾向は男女問わずみられ、その設定年齢が25歳という数字に集約しているようです。
また、
- 「若くて一番勢いがありそうだから」
- 「若い方がいいから」
- 「仕事にもつけてだいぶ稼げた時になるから」
などの男子高生の声も目立ちました。
一般的には25歳、大卒3年目というのはまだキャリアの途中ではありますが、男子高生にとって一番脂の乗っている時と考えているのでしょう。
そんな時期がからこそ、結婚を機に人生を加速させたいという意欲を持っているのかもしれません。
続いて第2位には全体の17.8%で「28歳」がランクイン!
その理由として、
- 「給料が安定してから結婚したいから」
- 「就職した会社に慣れて安定してきた時期だと思うから」
- 「大学卒業後の比較的社会人として安定してきた頃の方がいいと思ったから」
など、1位の25歳と同様の考えですが、プラス3年の28歳と考えている若者も多いようで「収入」や「仕事への慣れ」という要素が20代後半に実感できるものと捉えている傾向が見られました。
- 「早くもなく遅くもない時がいいから」
- 「30歳を超えないくらいで結婚したいから」
- 「20前半だとまだ早いかなーって思う」
といった、“ちょうど良さを重視している”男子高生も。
人生計画のなかで30歳という年齢は一つの節目と捉えている若者は少なくないのでしょう。
そのため“結婚”という大きなターニングポイントは30歳を超えないタイミングを理想としているのかもしれません。
続いて第3位には「30歳」が選ばれ全体の11.9%となりました!
その回答を見ていくと、
- 「若者を満喫したい」
- 「20代は遊びたいから」
- 「20代は自由に行きたいから」
といった意見が集まりました。
ここでも人生計画における30歳という節目が重要視されているようで、“30歳までは何をしてもOK”というご褒美を自分に与えている男子高生が多い傾向もありました。
また、変わった意見だと、「相手の様子を見ながら結婚できるので失敗しなさそう」という回答もありました。
離婚が当たり前の昨今、必ずしも結婚生活がうまくいくものではないという認識を持っている若者は少なくないです。
そのため、勢いや理想だけでなく、リスクも踏まえたうえで判断しようとする姿勢は、とても堅実な考え方といえるのかもしれません。
続いて第4位は「26歳」という結果で全体の10.9%でした。
男子高生からは、
- 「就職を始めて少し経ったくらいの歳だから」
- 「1番落ち着いてそうだから」
- 「大学卒業して、安定してから」
といった回答が集まりました。
学生生活を終えて社会に出てからの「落ち着く」「安定」というキーワードはどの年齢層にも共通して見られましたが、1位の25歳が「安定し始めたタイミング」だとすると、この年齢は「安定しきった状態」ともいえ、同じ“安定”でも一段階先を見据えた意識の違いが感じられます。
第5位は「20歳」で全体の9.9%となり、男女5位以内の中で最年少の年齢となりました。
その意見を見ていくと、
- 「今の彼女と結婚したい」
- 「いまの恋人と結婚の話をしている」
といった、なんとも心温まる声が寄せられました。
“今の気持ちをそのまま未来につなげたい”という愛の深さも感じられ、この時間にも彼女にストレートな感情をぶつけている男子高生がいるのかと思うと、少し微笑ましくなります。
また、
- 「若い時から一生を添い遂げたいから」
- 「早めに幸せになりたい」
- 「子供早く欲しいから」
といった声も見られました。
そのまま彼女本人に伝えたくなるような真っ直ぐな気持ちが溢れる回答となっており、早くに結婚を考えている男子高生のリアルも垣間見ることもできました。
今回の調査でわかったことは、年齢というそれぞれのタイミングは違えど、「結婚は仕事が安定してから」「落ち着いてからするもの」という認識がどの年代でもあり、男女問わずに共通してある価値観であることがわかりました。
ただ、少子化、そして、結婚をしたくないと考える若者が多くなっている昨今、
令和の現役高校生が、
“20代のちょうど半分”
“30歳に向けて”
“高校卒業して10年後という”
という“それぞれの節目”に結婚を意識してくれる時点で、まだ日本の未来は暗くないのかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.3.20〜2026.3.30
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 292名
調査方法 インターネットリサーチ


