音楽を聴く時に使うイヤホン。
現在では、コードのない無線イヤホンと、スマートフォンなどにつないで使う有線イヤホンがあります。
そのため、コードを気にせず使いたい人もいれば、充電の手間や紛失が気になる人も。
毎日のように使うものだからこそ、選ぶ理由にもそれぞれのこだわりがありそうです。
そこで今回は、令和の若者が音楽を聴く時に使っているイヤホンについて調査をしてみました。
若者の25.2%は有線イヤホン!“なくさない安心感”と“充電いらず”が選ぶ理由に

今回、ワカモノリサーチでは、15歳~20歳の若者(男女)に、
あなたは、音楽を聴くとき『有線』『無線』どちらのイヤホンで聞きますか?
というアンケート調査を実施しました。
その結果、「無線イヤホン」が74.8%、「有線イヤホン」が25.2%となり、いまだに4人に1人は有線を使っていることがわかりました。
まず、今回注目したい「有線イヤホン」(25.2%)を使う若者からは、
- 「なくさない」
- 「ワイヤレスだと無くしてしまう」
- 「無くしにくいから」
- 「無線は無くすから」
- 「無線だと無くしやすいから」
といった、紛失を気にする回答が寄せられました。
コードがないことに便利さを感じる人がいる一方で、コードがないからこそなくしてしまいそうだと考える若者もいるようです。
中には、「無線イヤホンだと耳から外れてしまったときに気が付かず落としてしまうから」という、落としてしまう場面を具体的に想像した回答も。
音楽を楽しむ以前に、まずはイヤホンをなくしたくない。
そんな気持ちが有線を選ぶ理由になっているようです。
さらに、
- 「繋がってるか確認できるから」
- 「接続切れるのが怖いから」
など、つながっていることを確認できる点や、接続への安心感を挙げる声もありました。
目に見えるコードの存在が、使う時の安心につながっている若者もいるのかもしれません。
また、
- 「充電めんどい」
- 「充電切れがないから」
- 「充電しなくて楽だから」
- 「無線だとバッテリーが切れてしまって不便だから」
- 「充電しなくてもいいから」
など、充電の手間やバッテリー切れを理由に有線を選んでいる若者も目立ちました。
聴きたい時にイヤホンの充電が切れていると困るし充電そのものが面倒。
そんな日々の使い勝手から、有線が自分に合っていると考えているようです。
「無くしにくく、充電をしなくても使えるから」という回答もあることから、なくしにくさと充電の手間の少なさ、その両方が有線を選ぶ決め手になっている若者もいました。
他には、
- 「音がいいから」
- 「音質がいいから」
- 「音質大事」
- 「遅延が少ない」
- 「音ゲーをする時に遅延がないから」
といった、“音質”や“遅延”を理由に挙げる声もありました。
特に音楽ゲームをする若者からは、音の遅れを気にした回答が寄せられています。
音楽を聴くことに加え、ゲームでの使い方も含めてイヤホンを選んでいるようです。
そして、有線イヤホンを選ぶ理由として興味深かったのが、“見た目”に関する回答です。
- 「有線の方が見た目がいい」
- 「有線イヤホンが可愛いから」
- 「レトロで可愛いから」
- 「自分のファッションにあっているから」
- 「オシャレにもなるから」
など、有線をおしゃれの一部として捉える声が寄せられました。
特に「レトロで可愛い」という回答からは、コードのある姿そのものに魅力を感じている様子がうかがえます。
音楽を聴くための道具でありながら、自分のファッションにも合うものを選びたい。
そんな理由で有線を使う若者もいるようです。
また、ほっこりする回答としては、「彼女と分けたいから」という声もありました。
右のイヤホンは彼氏、左のイヤホンは彼女…
そんな場面を思い浮かべて、有線を選ぶ若者もいるようです。
4人に3人が無線イヤホン派!“コードが邪魔”“絡まるのが嫌”という声が
続いて、今回、多数派となった「無線イヤホン」(74.8%)を使う若者からは、
- 「コードが邪魔にならないから」
- 「コードない方が楽だから」
- 「絡まるのが嫌だから」
- 「有線イヤホンだとコードが邪魔だから」
- 「有線イヤホンだと絡まったりしてめんどくさいから」
といった、コードのわずらわしさを挙げる回答が寄せられました。
有線派が安心感を持つコードですが、無線派にとっては、使う時に邪魔になったり、絡まったりするものとして意識されているようです。
取り出してからコードをほどく手間も省きたい。
そんな使いやすさが、無線を選ぶ理由になっていることがうかがえます。
さらに、
- 「運動しやすいから」
- 「ワイヤレスだと手が自由に使えるから」
- 「走る時に音楽をよくきくから」
- 「動きやすいから」
- 「散歩で使う時に便利」
など、体を動かす場面を理由にする声もありました。
走る時や散歩の時など、音楽を聴きながら動きたい若者にとって、コードを気にしなくてよいことは魅力のようです。
他には、
- 「持ち運びやすいから」
- 「手軽で、かさばらないし聴きやすいから」
- 「荷物が少なく済むから」
- 「有線は絡まるから。持ち運びやすいから。」
と、持ち運びやすさや荷物の少なさを評価する回答も。
聴いている時の快適さに加え、持ち歩く時の手軽さも、無線を選ぶポイントになっているようです。
また、無線派の若者からも、音の聴こえ方を重視した回答がありました。
- 「音質がいいから」
- 「ノイズキャンセリングをして雑音を消して音楽を楽しみたいから」
- 「音質が良くて、ノイキャンがついてるから」
など、音質やノイズキャンセリングを理由に挙げる声も。
有線派にも音質を評価する回答があったことから、どちらも自分が使っているイヤホンの聴こえ方や機能が、選ぶ理由になっているようです。
他には、
- 「プレゼントでもらったものだから」
- 「誕生日プレゼントだから」
という回答も寄せられました。
ワイヤレスイヤホンの価格もピンキリではありますが、若者が頑張ればプレゼントできる金額でもありますし、もらってちょうどよいアイテムとも言えます。
人からもらったことがきっかけで「無線派」に乗り替わった若者もいそうです。
今回の調査では、有線イヤホンを使う若者が25.2%もいることがわかりました。
有線には「レトロで可愛い」「自分のファッションにあっている」といった声もあり、見た目を理由に選んでいる若者がいたのも興味深いです。
同じコードを“邪魔なもの”と感じるか、“安心できて可愛いもの”と感じるか。
身近なイヤホンにも、それぞれの使い方や好みが表れる結果となりました。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.5.8〜2026.5.25
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の15歳〜20歳の若者(男女)
有効回答数 310名
調査方法 インターネットリサーチ


