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専門家監修でも「おいしくない」はNG?給食に楽しさを求める声が多数に

給食や提供食、約78%が栄養だけでなく楽しみ・美味しさも大切と回答。

学校の給食って、「おいしかった?」と聞かれたら、どんなメニューを思い出しますか。

揚げパン、カレー、七夕ゼリー、フルーツポンチ…。献立表を見て「今日これじゃん!」と、朝からちょっとテンションが上がった経験がある人もいるかもしれません。

栄養がしっかりしているのはもちろん大事。でも、毎日の楽しみとして「今日は何かな?」とワクワクできることも、給食には必要なのかもしれません。

目次

3人に1人が「忘れられない給食・提供食」がある

学校給食や社員食堂、病院・介護施設などで提供された食事の中で、印象に残っている食事やメニューはありますか。

株式会社NEXER Groupとフジ産業株式会社は、全国の男女500人を対象に、「記憶に残っている給食・提供された食事」に関するインターネット調査を行いました。

「学校給食や社員食堂、病院・介護施設などで提供された食事の中で、印象に残っているものがあるか」を聞いたところ、「とても印象に残っている」が9.4%、「やや印象に残っている」が20.6%。合わせて30.0%が、記憶に残る一皿が「ある」と回答しました。

具体的なメニューを見ると、

「ししゃものフリッター」(20代・女性)
「揚げパン」(20代・男性)
「七夕ゼリー」(20代・女性)
「レモンシャーベット」(30代・男性)
「フルーツポンチ」(30代・女性)

など、“給食で出たらちょっとうれしいメニュー”が並びました。

一方、食べたもの以上に「そのときの気持ち」が残っている人もいます。

「出産のための入院中に食べた『祝い膳』。正直何が提供されたか覚えていないが、授乳室と病室の行き来で終わってしまう一日の中でその食事をいただけたことが涙が出るほど嬉しかった」(30代・女性)

料理そのものは覚えていなくても、「うれしかった」という感情だけは残っている。

給食や提供食の記憶って、味だけではなく、「誰と食べたか」「どんな一日だったか」までセットになっているのかもしれません。

学校の給食でも、「あのメニューが好きだった」という記憶をたどっていくと、その日の教室や友だちとの会話まで一緒に思い出す人もいるのではないでしょうか。

約8割が「栄養だけじゃなく、おいしさ・楽しさも大事」

給食や提供食には、「栄養」だけでなく「楽しみ・美味しさ」も大切だと思いますか。

では、給食は「栄養が取れればOK」なのでしょうか。

「給食や提供食には『栄養』だけでなく『楽しみ・美味しさ』も大切だと思うか」と聞いたところ、「とてもそう思う」が42.0%、「ややそう思う」が35.6%。合わせて77.6%が「大切」と答えました。

理由を見ると、

「嫌いな食べ物も多い子供たちが少しでも楽しめるような要素も必要だと思うから」(20代・女性)
「食事は心の栄養でもあるから」(20代・男性)
「食事は目からも栄養を摂れると思うから」(30代・女性)
「給食は学校で一番の楽しみだから」(20代・女性)
「食育も兼ねていると思う」(20代・女性)
「食は楽しいもの、楽しくなければ、美味しさも半減」(30代・女性)

といった声が寄せられています。

特に「給食は学校で一番の楽しみ」という言葉は、ちょっと分かる人も多いのではないでしょうか。

苦手な授業が続く日でも、「今日カレーだから昼まで頑張ろう」みたいに、給食が小さなモチベーションになることもあります。

一方で、

「食べられればそれで良い」(30代・女性)
「栄養がきちんとあればそれで充分だと思うから」(30代・男性)
「安くて量があれば問題ないから」(40代・男性)

など、“楽しさより実用性”を重視する声もありました。

また、

「給食で食べるのに苦労したメニューがあるので、楽しい云々より、食べれるか食べれないかが重要かと思う」(40代・男性)

という意見も。

給食が楽しい思い出になっている人がいる一方で、「食べきるのがつらかった」という記憶が残っている人もいるようです。

専門家(管理栄養士など)が考えた食事に期待することは何ですか。

管理栄養士などの専門家が考えた食事に期待するものでは、「栄養バランス」が62.0%で1位。そして、すぐ後ろに「美味しさ」が56.6%で続きました。

そのほか、「メニューの豊富さ」30.8%、「健康維持・改善」29.2%、「塩分やカロリーの調整」「食べやすさ」がそれぞれ25.4%となっています。

つまり求められているのは、「健康のためだから味はガマン」ではなく、“ちゃんと体に良くて、ちゃんとおいしい”食事。

さらに、美味しい食事が用意されている環境は「毎日の活力や満足度につながる」と考える人も8割を超えています。

給食って、学生生活全体から見れば1日数十分の時間です。

でも、「今日の給食なんだろう」と楽しみにしたり、友だちと同じものを食べながら話したり、何年も経ってから「あの揚げパン、もう一回食べたいな」と思い出したり。

そう考えると、一食の役割は意外と大きいのかもしれません。

栄養を届けるだけではなく、その日の小さな楽しみまで届ける。

これからの給食や提供食には、そんな「記憶に残る一皿」という視点も、ますます大切になっていくのではないでしょうか。

出典:株式会社NEXER Groupとフジ産業株式会社による調査
https://fujisg.co.jp/

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