毎年、9月1日は「ダジャレの日」だというのを知っていましたか?
これは、一般社団法人日本だじゃれ活用協会が制定した記念日で、「ク(9)リエイティブかつイ(1)ンパクト」があるだじゃれは、人と人とのコミュニケーションをより豊かなものにしてくれる「無形文化遊具」であり、たじゃれが秘める無限の「吸(9)引(1)力」を活かし、生活に彩りと潤いをもたらすことで世の中に「救(9)い(1)」を届けたいとの願いが込められているそうです。
そんな“だじゃれ”というと、ある程度年齢を重ねた人が良く使うイメージですが、令和の若者でだじゃれを言う人はいるのでしょうか。
だじゃれを言う約25%の高校生「周りを笑わせたいから」などの声

今回ワカモノリサーチでは、全国の現役高校生(男女)に
あなたは、よくだじゃれを言いますか?
というアンケート調査をしたところ、「はい」と回答したのが24.6%、「いいえ」と回答したのが75.4%となり、4人に1人の現役高校生が頻繁にだじゃれを言っていることが分かりました。
そんなダジャレを言っている高校生からは、
- 「みんなを笑わさせたいから」
- 「友達を笑わせたいから」
- 「みんなを笑顔にしたいからです」
- 「周りを笑わせられるから」
- 「みんなが笑ってくれるから」
- 「場を盛り上げたいから」
と、友達想いと言っていいのかもしれない回答が目立ちました。
学校生活をより楽しくするためのアイテムの一つとして“だじゃれ”を言う高校生も多く、このようなタイプの生徒がいる場合、笑顔の絶えないクラスと言えそうです。
また、
- 「気付いたら言ってしまう」
- 「ダジャレになる言葉なら声に出したくなる」
- 「なんか思いついたら言いたくなったちゃう」
- 「だじゃれを思いついたら、とりあえず言っているから」
- 「すぐに思いついて、せっかくならと思っていっちゃう」
といった声も。
“思いついたら言ってしまう”これはまさにオヤジギャクを言うおじさんと同じ心理。
この回答をした高校生はすでに、その入り口を開けていると言え、かなりの確率でおじさんになったとき、オヤジギャクを言う人になっていると言えそうです。
それでも、
- 「ダジャレを行ったほうが面白い人生を送れるから」
- 「くだらないことばかり考えている方が楽しい」
という回答もあったことから、だじゃれを言っている方が楽しい人生を送れると感じていることも判明。
歳を重ねオヤジギャグを言う年齢になり、周りから「オヤジギャグ言ってるわ…」と距離を置かれても、言わないより言っている方が良いと考える傾向にある高校生が一定数いることがわかりました。
一方、「いいえ」と回答した75.4%の高校生からは主に、「そもそもだじゃれがおもしろくない」という回答が中心となりました。
大前提だじゃれを面白いものとは感じていない高校生が圧倒的に多く、やはり若者から市民権を得るのは厳しいと言えそうです。
また、
- 「だじゃれを思いつかない」
- 「だじゃれを言ってスベるのが怖い」
といった声もかなり多かったのが印象的。
だじゃれを考えるという思考を持ったことがないと、意外とハードルが高い言葉遊びなのかもしれません。
また、スベるリスクを考えるのも現代人らしい考え方。
だじゃれを言うことを“危険ゾーン”と考え最初から回避をしている様子も伺えます。
他には、
- 「自分はおもしろくないから」
- 「自分の考えるものがつまらないから」
- 「おもしろいことを考えられない人間だから」
と、自分には才能がないと考えている高校生も。
クラスの中には面白担当がいるのと同時に、真面目担当や普通担当の生徒も存在します。
そんな、真面目かつ普通のタイプの高校生からすると、面白担当の日常を見て「俺にはできない」と感じているのかもしれません。
現役高校生が良く言うだじゃれ1位は「布団が吹っ飛んだ」に決定!

だじゃれを良く言う現役高校生(男女)に
つい言ってしまう“だじゃれ”はなんですか?
というアンケートも実施し、その結果をランキングにしました。
すりと、栄えある第1位に「布団が吹っ飛んだ」(47.5%)が輝いたということです。
しかも、約半数の高校生から回答を得ており、今も昔も王道中の王道がこのだじゃれと言えそうです。
高校生からも
- 「王道だから」
- 「有名だから」
- 「定番だから」
という回答があり、その認知度は他のだじゃれを圧倒していました。
- 「幼稚園児くらいの時に言っていた」
- 「小学生のとき良く言ってた」
という強者高校生もいたことから、長くに渡り愛されていることも伺えます。
ここまでくると、だじゃれを通り越して一つの芸術作品と言っても過言ではないのかもしれません。
続いて、第2位は「トイレに行っトイレ」(10.1%)がランクイン。
このだじゃれを選んだ高校生からは、
- 「トイレに行く時に使いやすい」
- 「よくみんなが行く時に言ってる」
- 「友達によく使うから」
といった、汎用性の高さを理由にする声が目立ちました。
学校生活をしていてトイレに行きたくなる時は必ずあります。
ある生徒が「トイレ…いってきていい?」そんな感じに恐縮したとき、「いいよ!トイレに行っトイレ」と言われたら場も和み、気兼ねなくトイレに行けるのかもしれません。
また、
- 「中学の先生がよく言ってた」
- 「先生が言ってた記憶がある」
という回答もあったことから、授業中などで「先生!トイレ行ってもいいですか?」と聞いた時に先生から言われたことがある高校生もいたようです。
そんな1シーンを思い出してつい自分も使ってしまうケースがあるのでしょう。
第3位にランクインしたのは「アルミ缶の上にあるミカン」(9.3%)。
高校生からは、
- 「有名」
- 「よく使う」
などの回答がある中、
- 「語呂がいいから」
- 「五感が好きだから」
といった回答も寄せられました。
数多くあるだじゃれの中で、言葉に発したときの気持ちよさがこのだじゃれにはあるのでしょう。
さらに、「滑舌も必要で楽しいから」という声も。
だじゃれ要素に早口言葉要素もあると考えている高校生もおり、1つのだじゃれで2つの楽しみ方ができる特徴があることがTOP3に押し上げているのかもしれません。
今回の調査では、現役高校生の約4人に1人が普段からだじゃれを言っていることが分かりました。
さらに、よく使われるだじゃれは「布団が吹っ飛んだ」を筆頭に、昔からおなじみのものが上位を独占。
流行に敏感な令和の高校生でも、だじゃれに関しては世代を超えて定番が受け継がれているようです。
そして今、何気なくだじゃれを口にしている高校生たちもいたことから、数十年後には立派な“オヤジギャグ”の使い手になっている可能性もあるかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.7.13〜2026.7.25
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 517名
調査方法 インターネットリサーチ


