自分の「好きなこと」って、学校や家の外で披露する機会は意外と少ないもの。
でも、その「好き」が地元のお祭りの正式な企画になり、子どもから高齢者まで一緒に楽しめたら――。高校生の趣味が、地域をつなぐきっかけになろうとしています。
高校生が先生に!みんなで「オタ芸体験」
2026年9月12日、大分県竹田市久住町の旧都野中学校で開催される「都野夏祭り」に、楊志館高等学校ボランティア部による「オタ芸体験」と「オタ芸パフォーマンス」が登場します。
17時10分からの「オタ芸体験」では、高校生が先生役となり、参加者にペンライトの振り方や基本の動きをレクチャー。
子どもも大人も、高齢者も障害のある人も、音楽に合わせて一緒にペンライトを振ります。
地域づくりや福祉というと、少し難しく感じるかもしれません。でも今回の入り口は、高校生たちの「オタ芸が好き」。
普段は接点のない人たちでも、同じ音楽で同じ動きをすれば、言葉より早く距離が縮まることもありそうです。
高校生の“好き”が、地域の人たちをつなぐ共通言語になるのかもしれません。
太鼓や民謡と「オタ芸」が同じ夏祭りに

祭りでは、園児のダンスや小学生のクイズ大会、民謡、久住高原くたみ太鼓、竹灯籠、大抽選会など、地域に根づいた企画も開催されます。
その中に、高校生によるオタ芸が“正式なプログラム”として並んでいるのも今回のポイントです。
19時30分から打ち上げ花火が行われ、その直後の19時40分からは高校生によるオタ芸パフォーマンスを予定。
昼間の体験で覚えた動きを、客席から一緒にやってみる人もいるかもしれません。
昔ながらの太鼓や民謡を若者文化に置き換えるのではなく、オタ芸もその横に並べて一緒に楽しむ。
地域のお祭りというと「昔から続くもの」を守るイメージがありますが、そこに高校生のダンスや推し活、コスプレ、eスポーツなどの“今の好き”が加われば、これまで来なかった人がお祭りに足を運ぶきっかけにもなりそうです。
地域を盛り上げるために、必ずしも壮大なアイデアが必要なわけではないのかもしれません。
自分が夢中になっていることを、誰かと一緒に楽しんでみる。
高校生の「好き」が、世代や立場を超えて地域をつなぐスイッチになっていきそうです。
出典:社会福祉法人博愛会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000021.000136482.html


