教室でも職場でも、なぜか「空気を読んで場をまとめる」のは女子側、みたいな空気ってありませんか。
誰かが落ち込んでいたら話を聞いたり、集まりで気まずくなったら場を和ませたり。「たまたま気づいたから」やっているだけなのに、いつの間にか“気配り役”になっている人もいるかもしれません。
今回紹介するのは、男性が思う「いい女」についての調査。ポジティブな言葉に見えますが、その中身を見ていくと、「女性のほうが気を配るもの」という無意識の期待も少し見えてきました。
男性の74.0%が「身近にいい女がいる」と回答

出会い・恋愛マッチングアプリ「ハッピーメール」を運営する株式会社アイベックは、成人男性100人を対象に「いい女」に関するアンケート調査を実施しました。
その結果、「周りに『いい女』だと思う女性がいる」と答えた人は74.0%。男性にとって「いい女」は、ドラマや映画の中だけではなく、職場や友人関係など身近なところにもいるようです。
では、どんな女性が「いい女」なのでしょうか。
自由回答で多く挙がったのが、「周りへの気配りができる」ことでした。
「思いやりがあり、相手への気配りが自然にできる人」
「相手に対してさりげなく気遣いができる人」
相手の立場を考え、自然に動ける女性に魅力を感じる男性が多いことが分かります。
一方、「自分を持っていて芯がある」という声も目立ちました。
「芯が一本通っていてブレない」
「自立していて男性に依存していない」
「自分の考えをしっかり持っている」
周囲に流されず、自分の考えを持っていることも「いい女」の条件になっているようです。
また、「優しい性格」「品のある色気」「笑顔の魅力」も挙げられました。
「優しくて明るくて人当たりが良い」
「笑顔がナチュラルで素敵」
「笑顔が多く、一緒にいて居心地がいい」
派手な見た目以上に、「一緒にいて安心できる」「自然体でいられる」といった内面や雰囲気が重視されていることがうかがえます。
ただ、「気配り」「優しさ」「笑顔」と並べてみると、ちょっと気になることも。
これって、かなり「周りをケアする能力」が求められているのではないでしょうか。
「いい女」に求められるのは“見えないケア”?
「実際に『いい女』だと感じた瞬間」を聞いた質問では、その傾向がさらに見えてきます。
仕事の場面では、
「仕事でトラブルのとき、女性上司の沈着冷静な指示に痺れた」
「自分が濡れ衣で怒られそうになった時、その同僚が代わりに声を出してくれた」
といった声が挙がりました。
ピンチのときに助けてくれる頼もしさや、理不尽な場面で味方になってくれる姿が印象に残っているようです。
また、悩みを聞いてもらった場面では、
「悩んで相談した際に、適当ではなくしっかりと考えて意見をくれた」
「仕事で落ち込んでいた時に、食事に誘って話を聞いてくれた」
という回答も。
さらに、
「飲み会で場がピリついたとき、さりげなく気遣いをして、みんなが笑って帰れる雰囲気に戻した」
「ミスをして落ち込んでいた時、さりげなく好みのコーヒーを差し入れて黙って励ましてくれた」
といった“さりげない気配り”も高く評価されていました。
こうして並べてみると、「いい女」と評価される行動には、「相手を支える」「話を聞く」「場を整える」「誰かの変化に気づく」といった共通点があります。
どれも素敵な行動ですが、ここで少し考えたいのが、それを「女性だからできて当然」にしていないかということ。
「場を和ませるのは女の子」
「相談に乗ってくれる女性はいい女」
「さりげなく気を配れる女性は魅力的」
そんなイメージが強くなりすぎると、気づかないうちに女性ばかりが“ケア役”になってしまう可能性もあります。
本来、落ち込んでいる人に声をかけることも、場の空気を良くすることも、誰かの話を聞くことも、性別とは関係ないはずです。
今回の調査から見えてきたのは、男性が「いい女」に外見だけでなく、優しさや自立、気配りといった内面を求めていること。
でも同時に、その「気配り」は誰がしているのかを考えてみると、普段は見えにくい役割分担も見えてくるのかもしれません。
気配りができる人が「いい女」なら、気配りができる男性だって「いい男」のはず。
誰か一人が空気を読み続けるのではなく、お互いに気づいた人がちょっと動く。そんな関係のほうが、性別に関係なく居心地がいいのではないでしょうか。
出典:株式会社アイベック
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000288.000042380.html


