「もし300万円あったら、地上で推し活旅行? それとも宇宙行っちゃう?」
ちょっとSFっぽい質問ですが、もう完全な笑い話でもないのかもしれません。
海外旅行、ライブ、フェス、推し活遠征など、“体験”にお金を使うことが当たり前になった今、「一生に一度なら宇宙に課金したい」と考える若い世代もいるようです。
10代女性・20代男性の半数以上が「人生で一回は宇宙に行きたい」

スカパーJSATは、9月12日の「宇宙の日」に合わせて、15~69歳の男女1,000人を対象に「宇宙への意識」について調査しました。
その結果、宇宙に興味・関心がある人は全体の51.1%。興味のあるテーマでは、「天体・星座」52.8%、「ブラックホール」49.9%、「ビッグバン(宇宙の始まり)」44.8%、「宇宙人(地球外生命体)」43.1%などが上位となりました。
10代では「月面探査」への関心が40.7%と、全体より10ポイント以上高い結果に。宇宙は教科書の中だけではなく、ニュースやSNSで目にする“現在進行形の話題”になっているようです。
さらに、「人生で一回は宇宙に行ってみたい」と答えた人は全体で34.9%。
なかでも20代男性と10代女性では、ともに50.6%と過半数に達しました。

宇宙に興味がある10代だけに絞ると、さらに数字は上がります。「宇宙に行ってみたい」と答えた人は男子81.4%、女子72.1%。宇宙が好きな高校生世代にとっては、「見るもの」だけではなく「いつか自分が行ってみたい場所」になっていることが分かります。
また、「いつか宇宙に行ってみたい」という質問でも、10代男性48.2%、20代男性56.6%、10代女性50.6%と若い世代で高い結果になりました。
過去の調査では2024年以降、「宇宙に行きたい」という割合は下がっていましたが、今回は4.9ポイント上昇。
「宇宙旅行なんて自分には関係ない」から、「もしかしたら自分が生きている間に行けるかも」へ。少しずつ宇宙との距離感が変わってきているのかもしれません。
1週間の宇宙旅行「344万円までなら払う」

そして今回、かなり気になるのが「宇宙にいくら払える?」という質問です。
「宇宙船に乗って1週間の宇宙旅行に行きたい」と答えた人は39.2%。その392人に、いくらまでなら払ってもいいか聞いたところ、平均は344.3万円となりました。
調査開始以来、最も高い金額だといいます。
回答を見ると、「50万円未満」が33.9%、「100万~200万円未満」が30.4%。一方、「500万~1,000万円未満」が6.9%、「1,000万~2,000万円未満」も9.4%いました。
1,000万円以上でも「宇宙なら払う」という人がいるのは、なかなかのインパクトです。

さらに、「月に1泊してみたい」と答えた人は35.5%で、ホテル代として払える上限は平均68.6万円。
そして、「月の土地30坪(約99㎡)を買いたい」という人も21.2%おり、払える上限金額は平均350万円でした。
宇宙旅行344万円。
月のホテル68万円。
月の土地350万円。
こうして数字を並べると、宇宙が急に“価格のついた体験”に見えてきます。
もちろん、実際にその価格で宇宙旅行や月面宿泊ができるという話ではありません。それでも、「宇宙に行くなら、自分はいくらまで出せるだろう?」と金額まで想像できること自体が、以前とは少し違う感覚なのかもしれません。
ライブのために遠征する。
推しを見るために海外へ行く。
一生に一度の旅行に大きなお金を使う。
そんな“体験課金”の延長線上に、いつか「宇宙」が入ってくる可能性もありそうです。
300万円あったら、推し活遠征を何回もするのか、世界一周するのか、それとも貯めて宇宙を目指すのか。
今の10代が大人になる頃には、「卒業旅行どこ行く?」「月とか?」なんて会話が、本当に冗談じゃなくなっているのかもしれません。
出典:スカパーJSAT株式会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000032742.html


