「横浜でやる、環境系の大きなイベント知ってる?」と聞かれても、「え、なにそれ…?」となる人も多いかもしれません。
SDGsやサステナブルという言葉はよく聞くけれど、わざわざお金と時間をかけてイベントに行くとなると話は別。
「何ができるの?」「7,000円払う価値ある?」と、行く理由が見えないままでは、自分には関係ないイベントに感じてしまう人も多そうです。
Z世代の約半数が「GREEN×EXPO 2027」を全く知らない

2027年に横浜で開催予定の「GREEN×EXPO 2027」は、花や緑、環境、未来社会をテーマにした大規模イベントです。
全国の18〜24歳のZ世代400名に聞いたところ、「全く知らなかった」が49%、「名前だけ聞いたことがある」が29%。開催時期や場所まで詳しく知っていた人は22%にとどまりました。つまり78%が、イベントについて詳しく知らないという結果です。

広告で惹かれる要素については、「花の景色や体験価値」が50%で最多。
「写真映え・SNS映え」が30%だった一方、「地球の未来や環境を考えるもの」は20%でした。
「環境について学べる」ことよりも、「どんな景色が見られるのか」「何を体験できるのか」が、興味を持つ入口になっているようです。

もし入場料が7,000円だった場合、「花や緑を見るだけでは高すぎる」が46%、「絶対に払わない」が9%で、55%が価格に否定的でした。
一方、「テーマパークと比べれば安い」は28%、「一日中楽しめるなら払ってもよい」は18%。
単純に7,000円が高いというより、「その金額で何ができるのか」が重要になっているようです。
行く決め手1位は「有名アーティストのライブ」

「7,000円のチケットを買うとしたら何が決め手になるか」では、「有名アーティストのライブが無料で見られる」が52%で1位。
続いて「世界で初めて見られる最新技術」26%、「友人や恋人からの強い誘い」20%となりました。「限定コラボグッズ」は2%にとどまっています。
モノよりも、「そこでしかできない体験」にお金を払いたいという感覚が強いことが分かります。

一方、「SDGs」や「サステナブル」を前面に出すことについては、「大切だとは思うが、少し聞き飽きた」が45%、「企業のイメージ戦略だと思う」が36%。純粋に共感すると答えた人は19%でした。
さらに、「SDGs」「サステナブル」という言葉自体を「少し古く感じる」が50%、「強く古く感じる」が3%となっています。
環境に関心がないというより、「SDGsだから来て」と言われるだけでは動きにくくなっているのかもしれません。
環境への取り組みを、具体的な体験や自分たちの生活と結びつけて伝えることが重要になりそうです。

イベント終了後に大量の花が廃棄されるとしたら、「環境イベントとして強く矛盾を感じる」と答えた人は49%。「仕方ないとは思うが、少しモヤモヤする」も18%でした。
「環境にやさしい」と言っているかだけではなく、本当にその通りの運営をしているのか。
Z世代はイベントの表側だけでなく、その裏側まで見ているようです。
今回の調査から見えてきたのは、GREEN×EXPO 2027がまだZ世代に十分知られていない一方、「ここでしかできない体験」があれば興味を持つ可能性はあるということです。
環境を学ぶ場所としてだけではなく、友だちと行きたくなる景色やライブ、最新技術などをどう組み合わせるのか。
2027年の開催に向けて、Z世代が「ちょっと行ってみたい」と思えるイベントになっていくのか注目されそうです。
出典:Fiom合同会社
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000095.000104461.html


