AIに仕事が奪われると言われる一方で、「AIでは代替しにくい仕事」の価値はむしろ高まっていくとされています。
その代表例として挙がることが多いのが、建設現場などのブルーカラー職種です。
ただ、就活を控えたZ世代にとっては、「重要そうなのは分かるけど、自分がやる仕事ではない」と感じている人も多いのかもしれません。
6割以上が「就職先として考えられない」現実

調査では、ブルーカラー職種を「まったく就職先として考えられない」と答えた人が64.3%にのぼりました。
「条件が良ければ検討する」は21.0%にとどまり、そもそも選択肢に入らない層が多数派となっています。
背景には、「きつい・汚い・危険」といった従来のイメージや、「ホワイトカラー=安定・勝ち組」といった価値観が残っている可能性があります。
AI時代においても、「体を使う仕事」への心理的ハードルは依然として高いままのようです。
「知っているのに選ばれない」施工管理のギャップ

建設業の中でも専門職である施工管理については、70.5%が「知っている」と回答し、認知度自体は高いことが分かりました。
一方で、働き方改革や人材ニーズの高まりといった“業界の変化”については約8割が「知らない」と回答。
実際には労働環境の改善が進んでいるにもかかわらず、その情報が若い世代に届いていない実態が浮き彫りになっています。
さらに、「20代で年収500万円を目指せるなら希望するか」という問いに対しては、「希望する」が0%という結果に。
収入面のメリットを提示しても、「やりたい仕事」としては選ばれにくい状況が明らかになりました。
選ばれない理由は“条件”より“イメージ”かもしれない
この結果から見えてくるのは、ブルーカラー職種が「条件の問題」だけでなく、「イメージの問題」で選ばれていない可能性です。
どれだけ将来性があっても、「自分がその仕事をしている姿が想像できない」「なんとなく大変そう」という印象が強いと、最初から選択肢から外れてしまう。
逆に言えば、働き方ややりがい、技術の進化などがリアルに伝われば、「意外とありかも」と感じる人が増える余地もあるはずです。
AIに代替されにくく、社会を支える仕事であっても、「自分ごと」として見られなければ選ばれない時代。
どんな仕事を選ぶかだけでなく、「どう伝わっているか」も、これからは大きな意味を持っていきそうです。
出典: UZUZホールディングス
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000127.000022432.html


