誰かのためにごはんを作るときって、その人の顔や好き嫌い、体調までいろいろ思い浮かんできますよね。
「自分が食べたいもの」を作るときとは、ちょっと違う頭の使い方をするものです。
そんな「誰かを思い浮かべてつくるランチ」をテーマに、高校生たちがレシピを考えるコンテストが開催されました。全国101組の中から最優秀賞に選ばれたのは、“おばあちゃん”を思って考えたランチでした。
全国101組が「大切な人へのランチ」を考案
新潟医療福祉大学・健康栄養学科は、高校生を対象に「高校生レシピコンテスト」を開催しました。
第3回となる今回のテーマは「大切な人へのランチ」。2026年6月22日の締切までに、全国の高校生から101組の応募が集まり、その中から書類審査を通過した19組が最終審査へ進みました。
最終審査は8月8日、新潟医療福祉大学のキャンパスで開催。
高校生たちは自分たちが考えたレシピについて、「誰のために作ったのか」「どんな想いを込めたのか」「栄養面でどんな工夫をしたのか」などをプレゼンテーションしました。
ただ「おいしそうな料理を考える」だけではないのが、このコンテストのおもしろいところです。
家族や友人、祖父母など、それぞれの“大切な人”を思い浮かべ、その人の健康や食べやすさまで考えて、一つのランチにしていきます。
審査には、ホテルイタリア軒、JA新潟市、オイシックス株式会社など、食や農業に関わる企業の担当者も参加しました。
自分で考えた料理を作るだけでなく、その理由までプロの前で説明する。
参加した高校生にとっては、料理の技術だけではなく、「自分のアイデアを人に伝える力」も試される機会になったようです。
最優秀賞は、おばあちゃんを思った「骨げんき!」ランチ

最優秀賞に選ばれたのは、山形県立山形西高等学校の生徒2名が考案した「おばあちゃんと家族みんなで骨げんき!」でした。
きっかけになったのは、自分たちのおばあちゃん。
骨の健康を意識しながら、家族みんなで食べられるランチとして考えたレシピです。
受賞した高校生は、「レシピコンテストを通して食のすばらしさを実感した」とコメント。
さらに、「祖母をきっかけに考えたレシピでしたが、骨の健康を考えたレシピなので、多くの方に広がったら嬉しい」と話しています。
最初は「おばあちゃんのため」だった一食が、レシピを考えていくうちに「同じように骨の健康を気にする人にも食べてもらいたい」という発想につながっていったようです。
料理というと、「何を食べたいか」「何がおいしいか」を最初に考えがち。
でも、「誰に食べてほしい?」から考えてみると、必要な栄養や食べやすさ、食材の選び方まで変わってきます。
今回のコンテストは、そんな“誰かを思って料理を考えること”のおもしろさが見える企画となりました。
もし自分が「大切な人へのランチ」を作るなら、誰の顔が最初に浮かぶでしょうか。
家族、友だち、おじいちゃん、おばあちゃん。それとも部活を頑張っている仲間?
いつものごはんも、「誰かのために」と考えてみるだけで、ちょっと違う一皿になるのかもしれません。
出典:NSGグループ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000002181.000032951.html


