「留学」と聞けば、海外の学校で英語を学ぶ姿を思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
しかし最近は、海外へ行かずに英語環境を体験する「国内留学」という選択肢も広がっています。
しかも、その中心となっているのは大学生ではなく、中高生になりつつあるようです。
国内留学の約半数が「中高生」に

英語留学プログラム「U-GAKU」を運営する株式会社Crepityが、2021年から2026年8月までの参加者551名を集計しました。
その結果、2021年に64.6%を占めていた大学生・専門学生は、直近3年間では17.9%まで低下。
一方、中高生は17.1%から49.8%へと約2.9倍に増え、現在では最大の参加者層になっています。
参加開始時の年齢中央値も20歳から18歳へと若年化し、18歳未満の割合は13.6%から46.9%まで増加しました。
さらに社会人も17.1%から31.9%へ増えており、国内留学は“大学生だけのもの”から、さまざまな年代が参加する学び方へ変化しているようです。
海外に行けるようになっても「国内留学」を選ぶ中高生
興味深いのは、海外留学が再びできるようになった後も、中高生の国内留学人気が続いていることです。
JASSOの調査では、日本人学生の海外留学者数は2023年度に89,179人、2024年度には91,054人まで回復しています。
それでもU-GAKUの中高生比率は、2024年56.1%、2025年46.4%、2026年見込み44.5%と高い水準を維持しています。
つまり国内留学は、海外へ行けなかった時期の“代わり”ではなく、ひとつの留学スタイルとして定着し始めているとも考えられそうです。
学校の予定や費用、家族との距離などを考えると、「いきなり海外はちょっと不安だけど、国内なら挑戦してみたい」という中高生にとって、最初の一歩にもなっているのかもしれません。
「留学=海外へ行くこと」ではなく、「普段とは違う環境で学び、自分の世界を広げること」。
そんな考え方が広がれば、留学はこれまでより身近な選択肢になっていきそうです。
出典:株式会社Crepity
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000052.000092044.html


