バイト先で「この棚の商品、全部数えておいて」と言われた経験はありませんか。
在庫や備品をひたすら数える作業は、時間がかかるうえ、途中で分からなくなったら最初からやり直し……なんてことも。
そんな“数えるだけの仕事”を、写真と3回のタップでAIに任せられるサービスを、大学生たちが開発しました。
写真を撮って3タップ AIが自動で数えてくれる

東京理科大学の学生有志が運営する「SmartCheck」は、写真に写っているものをAIが自動で数えてくれるWebサービスです。
使い方は、数えたいものが写った写真を用意し、「これを数えてほしい」という見本を画像内で3カ所タップするだけ。
AIが同じ種類のものを探し、個数と検出した位置を表示してくれます。
通常、AIに特定のものを認識させるには大量の画像データなどが必要になりますが、SmartCheckでは事前に学習用データを用意する必要がありません。
さらに、一度設定した対象を「AIテンプレート」として保存すれば、別の写真でも同じものを繰り返しカウントできます。
想定されているのは、建設現場の資材や物流倉庫の荷物、農作物など。
一方で、複雑に重なったものや斜めから撮影した対象などは、数え間違いが起こる可能性もあります。
そのため、AIにすべて任せるのではなく、「まずAIが数えて、最後に人が確認する」という使い方がポイントになっています。
バイトの「ひたすら数える」がなくなるかも?
“数える仕事”は、学生のアルバイトでも意外と身近です。
スーパーやコンビニの棚卸し、飲食店の在庫確認、イベント会場の備品チェックなど、「数が合っているか」を確認する作業はさまざまな場所にあります。
こうしたものを写真に撮り、まずAIに数えてもらえれば、人は結果を確認する作業に集中できます。
SmartCheckはWebブラウザから利用でき、アプリのインストールや会員登録なしでも10回まで無料で試せます。ログインすると合計30回まで無料で利用でき、本格的な現場向けには有料プランも用意されています。
今後は、種類ごとの分類や予定数との照合、外部システムとの連携、通知機能なども検討されているそうです。
AIというと、「人の仕事を奪う」というイメージを持つ人もいるかもしれません。
でも、ひたすら商品や備品を数えるような単純作業をAIに任せられれば、その時間を接客や売り場づくりなど、“人だからできる仕事”に使うこともできます。
大学生が開発した「3タップで数えるAI」が、いつかバイト先の「これ全部数えておいて」を変えてくれるかもしれません。
出典:SmartCheck
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000190985.html


