「学校の授業で美容を学ぶ」と聞くと、ちょっと意外に感じるかもしれません。
スキンケアやメイクの情報はSNSを開けばいくらでも見つかります。でも、情報が多すぎるからこそ、「結局どれが正しいの?」と迷うことも。
そんな高校生に向けて、美容のプロが学校で教える新しい出前授業が始まりました。
高校生が学校で「美容」と「話す力」を学ぶ

一般社団法人日本エステティック業協会が、全国の高校生を対象に「エステティシャンに訊く!『出前授業』」をスタートしました。
現役のエステティシャンが高校を訪れたり、オンラインで授業を行ったりするプログラムで、費用は無料(交通費のみ実費)です。
背景にあるのが、SNSにあふれる美容情報。
話題のスキンケアやコスメをすぐに知れる一方、自分に合っているのか判断できず、誤ったケアが肌トラブルにつながることもあるといいます。
そこで肌のプロから正しい美容や健康の知識を学び、自分に必要な情報を選べるようになることを目指します。
さらに授業で扱うのは、美容だけではありません。
お客様の悩みを聞く仕事でもあるエステティシャンの経験を生かし、「相手の話を聞く」「思いやりを伝える」といった対面コミュニケーションについても学びます。
美容を入り口に、“自分を大切にすること”と“人と向き合うこと”を一緒に考える授業というわけです。
「バズってるから正解」ではない 情報を選ぶ力も
授業の柱のひとつが「美容リテラシー」です。
SNSでバズっている美容法やインフルエンサーがおすすめする商品でも、必ずしも自分の肌や年齢に合っているとは限りません。
授業ではHOW TOだけではなく、情報を見極め、自分の肌や体調に合わせて選ぶ力を身につけることを目指しています。
もうひとつがコミュニケーション。
エステティシャンが仕事の中で培ってきた「相手の心を開く聞き方」や「思いやりの伝え方」などを、高校生にも分かりやすく伝えます。
さらに学校ごとに内容をカスタマイズでき、探究学習で美容リテラシーを扱ったり、進路学習として美容業界の仕事を学んだりすることも可能です。
美容というと、「かわいくなる」「肌をきれいにする」といったイメージが浮かびがち。
でも学校で学ぶ美容は、“SNSの情報に振り回されず自分で選ぶ力”や、“人の話を聞いて自分の思いを伝える力”を身につける入口にもなるようです。
毎日SNSで触れている身近なテーマだからこそ、「美容の授業」が意外と高校生にとって学びやすい授業になるのかもしれません。
出典:日本エステティック振興協議会
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000035.000161479.html


