推しの聖地に行くと、「せっかくだから」が連発して、気づけば財布が軽くなっていた――。
カフェに行って、グッズを買って、ホテルに泊まる。自分ではただの“楽しい推し活”でも、その積み重ねが街全体を動かす大きな力になっているようです。
東海オンエアが10年間で生んだ「369.1億円」

愛知県岡崎市を拠点に活動する6人組動画クリエイター「東海オンエア」。
2016年に岡崎市初の「岡崎観光伝道師」に就任してから10年間で、市にもたらした経済波及効果が369.1億円にのぼることが、UUUMと岡崎市の共同調査で分かりました。

その大部分を占めるのが「市内観光消費額」の351.4億円。
ファンが岡崎を訪れた際の飲食、宿泊、交通、おみやげなどの消費が大きな金額につながっています。
さらに「岡崎市ふるさと納税の商品額」が3.9億円、「岡崎関連グッズの売上」が13.8億円と算出されました。
調査はJTB総合研究所が担当。一般生活者への調査に加え、東海オンエア公式Xを通じてファン35,744人にもアンケートを行い、統計データなどと組み合わせて推計しています。
ファンにとっては「推しの街へ遊びに行った」だけでも、それが10年間積み重なると369.1億円。
“推しの力”がリアルな数字として見える結果となりました。
「聖地巡礼」が街を動かしている
東海オンエアは、動画のロケや企画を岡崎市内で数多く行ってきました。
その結果、動画に登場したカフェや飲食店、商店街、観光スポットなどをファンが巡る「聖地巡礼」が定着。
岡崎市との謎解き周遊企画やマンホール巡りなど、ファンが街を歩いて楽しめる仕掛けもつくられてきました。
岡崎市長によると、聖地巡礼をきっかけに岡崎市へ移住したり、就職したりする若者まで現れているといいます。
「動画に出てきた場所を見たい」という気持ちから始まった推し活が、その街で暮らすきっかけにまでなっているのは興味深いところです。
東海オンエアのリーダー・てつやさんも、369.1億円という結果についてファンに感謝し、これからも岡崎を盛り上げていくとコメントしています。
推しの聖地へ行って、ご飯を食べて、グッズを買って、写真を撮る。
本人にとってはただの“楽しい休日”でも、そのお金は地域のお店や観光、そこで働く人たちへとつながっていきます。
「推しのために使う」が、いつの間にか「街のためにもなっている」。
369.1億円という数字は、今の“推し活”が地域まで動かす力を持っていることを、かなり分かりやすく表しているのかもしれません。
出典:UUUM
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000904.000008567.html


