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現役高校生の3人に1人「白い歯の人を見て違和感を覚えたことがある」と回答

現役高校生の3人に1人「白い歯の人を見て違和感を覚えたこがある」と回答

1995年に放送された歯磨き粉のCMのワンフレーズ、「芸能人は歯が命」。

俳優の東幹久さんと高岡早紀さんが使ったキャッチコピーで、あれから30年が経ちました。

当時、東幹久さんの“白い歯”が話題になりましたが、そんな白い歯は今では芸能人だけでなく一般人にとっても身近なものに。

ホワイトニングをする歯科も増え、令和の今では「一般人も歯が命」といっても不思議ではなくなりました。

ただ、“白い歯”に執着しすぎて「ちょっと歯が白すぎないか!」と感じる経験をした人もいるのではないでしょうか。

目次

白い歯に違和感がある34.8%の高校生「不自然」「肌の色と合わない」などの声

あなたは白い歯の人を見て違和感を覚えたことはありますか?

ワカモノリサーチでは全国の現役高校生に

あなたは白い歯の人を見て違和感を覚えたことはありますか?

というアンケート調査を実施しました。

すると「ある」と回答したのが34.8%、「ない」と回答したのが65.2%という結果に。

3人に1人の現役高校生が歯の白さに「違和感を覚えたことがある」ことがわかりました。

その理由を見ていくと、

  • 「白すぎると人工的に感じる」
  • 「自然体で真っ白はありえないから」
  • 「白くて浮いてると感じるから」
  • 「白すぎて歯だけ目立つ」
  • 「明らかにおかしい場合があるから」
  • 「めっちゃ白いと芸能人みたいでおもしろいから」
  • 「白すぎ!圧倒的偽物感」

など“不自然さ”が気になっている高校生の意見が多く寄せられました。

また、

  • 「少し黄色になっているのが一般的だと思っているから」
  • 「普通の人はみんな黄色いから目立ちます」

という意見もあり、そもそも日本人の一般的な歯の色から逸脱しているという意見も。

  • 「なぜそこまでして白くなりたいのか?」
  • 「なぜそこまで美意識を持つ必要があるのか?」

ということに対し、警鐘を鳴らしている高校生もいました。

そして、「違和感を覚えたことがある」高校生から最も意見が寄せられたのが、

  • 「白すぎると少し怖いなと感じるから」
  • 「白くてびっくりしたときがある」
  • 「バケモノって一瞬感じたこともある」
  • 「こわいしきもい」
  • 「人間離れした白さはちょっと…」

といった、恐怖を感じている意見。

自分の美意識や見た目を気にするあまり歯を白くする人もいますが、それなりの人数の高校生から“怖い”と思われていることは理解しておいた方が良いかもしれません。

そんな恐怖を超越した意見もあり、

  • 「白すぎる人は、ロボットかなって思う」
  • 「白すぎて作り物みたい」
  • 「不自然な白さだとアンドロイドみたいだと思う」
  • 「人形みたいだと思ったから」

など“人間ではない”と感じている高校生も。

より人として身だしなみに気を付けようと努力して歯を白くする人もいるかもしれませんが、一定数の高校生からは「人」ではなく「ロボット」と認識されてしまっているケースもあることは覚えておいた方がよさそうです。

  • 「肌が黒いのにおかしい」
  • 「なんか肌の色とあってなかったから」
  • 「色黒の人が歯だけ白いとめっちゃ浮く」
  • 「肌が日焼けしているためとても白い歯が目立ったから」
  • 「白すぎて顔に合ってない」

といった、肌の色と歯の色のバランスに違和感を覚える高校生もいました。

特に“日焼けをして肌の色が黒く歯が白い方”がこの回答に最も該当する人だということです。

白い歯に違和感を覚えない高校生「綺麗だなと思うだけ」

一方、白い歯を見て「違和感を覚えない」と回答した65.2%の現役高校生からは、

  • 「綺麗だなって思うだけ」
  • 「白いのが普通ではと感じるから」
  • 「特に自然のことだから違和感はない」
  • 「ちゃんと歯磨きしてるんだなーって程度」
  • 「歯を見ても別になんとも思わない」

といった、そこまで白い歯を見て感情が揺れ動くことはないという意見が最も多く寄せられました。

それでも

  • 「清潔感の象徴だから」
  • 「歯が白い方が清潔感があってむしろ好印象だから」
  • 「黄ばんだ歯より清潔感を感じる」
  • 「綺麗な歯で清潔感があるように見えるから」

など、白い歯に清潔感を持つ高校生はいました。

ただ、一定数の意見ではあったため、現役高校生は人を見る際、そこまで歯を気にしていない傾向にあるのかもしれません。

今回の調査では、「白い歯=美しい」という価値観が完全に浸透しているわけではなく、“行き過ぎた白さ”に対して違和感や恐怖心すら抱く高校生が少なくないことが浮き彫りになりました。

また、「清潔感」は重視しつつも、「過度な白さ」や「作られた美」には敏感に反応する。

そんなバランス感覚が、令和の現役高校生の“美意識の新基準”となりつつあるのかもしれません。

(調査・文/ワカモノリサーチ)

調査期間  2025.9.13〜2025.9.25
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ 
調査対象  全国の現役高校生(男女)
有効回答数 686名 
調査方法 インターネットリサーチ

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