2026年になり、おじいちゃんおばあちゃんや親戚に挨拶に行き、そこで「お年玉をもらう」ことを期待している若者は多くいます。
また、若者にとって年が明けて一番最初に「アケオメ」の挨拶をする環境にいるのは「親」。
そんな「親」からのお年玉を期待する若者もいるのではないでしょうか。
ただ、高校生くらいになると親からお年玉をもらえる家庭ともらえない家庭、はっきりしてくるようです。
親からお年玉をもらわない高校生「親からもらうものではない」と教育されている若者も

ワカモノリサーチでは全国の現役高校生(男女)に、
あなたは、親からお年玉をもらっていますか?
というアンケート調査を実施しました。
その結果、「もらっている」と回答したのが67.3%、「もらってない」と回答したのが32.7%となり、現役高校生の3人に1人がすでに親からお年玉をもらっていないことが分かりました。
親からお年玉を「もらっていない」高校生の意見を見ていくと、
- 「高校生になってからはお年玉がなくなった」
- 「高校生以上になるともらえない約束だから」
といった“高校生”という年齢が親から子へお年玉をあげるボーダーラインになっているという回答や、
- 「兄弟多すぎてくれなくなった」
- 「姉弟が多くて親戚とかしかもらっていない」
など、兄弟姉妹が多すぎて、親のお年玉に対する負担が大きくなってしまった結果“お年玉制度が廃止”になってしまった家庭もあったようです。
また、
- 「バイトしてるから」
- 「バイト始めたらくれなくなった」
と、アルバイトで自ら稼ぐことができるようになりお年玉がもらえなくなった高校生や、
- 「(親が)ケチだから」
- 「なぜかくれない。欲しいんですけど」
など、親に対しての不満を口にする高校生の意見が寄せられたそうです。
そんな、お年玉を親からもらってない高校生の回答で意外と多かったのが、
- 「いつももらってない」
- 「一度も親から貰ったことないです」
- 「親からは何歳でももらえない」
- 「親からは貰えない決まりだから」
- 「人生で1度も親から貰ったことがない」
といった“親からお年玉はもらわないルール”がある家庭。
これは、高校生になったからではなく、幼少期からのルールという家庭もあることから、“親からお年玉をもらったことがない”という高校生は一定数存在するようです。
他にも目立った回答が、親の“絶対に子供にお年玉をあげたくない”という執念の声。
- 「(親には)あげないよって言われてる」
- 「(お年玉なんか)いらないでしょって言われた」
- 「お年玉は親戚から貰うようにと言われてる」
- 「お年玉は親からもらうものではないと言われた。詳しい理由は教えてくれません」
お父さんの平均お小遣いが月に「3万~4万」と言われている昨今。
お正月に子供にお年玉をあげてしまったら新年早々“生活苦”になる可能性もあり、わずかなお小遣いでやりくりしている親にとっては死活問題になるのかもしれません。
物価高で財布の紐も緩められなくなっている令和時代。
なんとか手取りが増え、我が子に気持ちよくお年玉を渡せるくらいの生活環境になって欲しいと願う結果となりました。
なお、親からお年玉をもらっていなくても、
- 「親戚からしか貰わないから」
- 「親戚が多いからそこでもらってる」
- 「祖父母からしか貰ってないです」
- 「おじいちゃんおばあちゃんから貰うから」
- 「おばあちゃんなどからしか貰わないから」
といった“祖父母”や“親戚”からお年玉をもらうケースはあるようで、高校生になると“親はお年玉をくれなくなるが祖父母や親戚はくれる”というパターンが「親からお年玉をもらっていない」高校生が多数派となる傾向にあるようです。
親からお年玉をもらっている高校生「まだ子供だから」「20歳まではもらえる約束」など
一方、親からお年玉を「もらっている」と回答した67.3%の高校生からは、
- 「まだ子供だから」
- 「まだ子供なので(笑)」
- 「高校生は子供だから」
- 「まだ未成年のおこちゃま」
- 「高校生でも子供はお年玉をもらえるから」
と“子供アピール”をする意見が多く寄せられました。
もう見た目は大人で高校生の世代で社会に出て活躍する人もいますが、未成年で親の扶養に入っているのは事実。
“大人”になりきることもできれば“子供”に戻ることもできる両方を手にしているのが高校生なのかもしれません。
そのため、お年玉の時期は都合よく“子供”に戻って親に甘えているのでしょう。
また“お年玉をもらえる年齢”を決められている高校生も。
- 「高校生いっぱいまで」
- 「高校生だからまだギリギリ」
- 「高校生のうちまでもらえるから」
- 「高校生まではもらえます」
- 「高校卒業までは貰えるから」
など、高校生までがお年玉の対象になっている家庭や、
- 「20までは貰える約束だから」
- 「二十歳までくれる」
- 「成人するまではもらえるハウスルールだから」
- 「大学生まではもらえる」
- 「学生のうちはもらえるらしい」
といった20歳、もしくは大学卒業で線引きをしている家庭が多いのも印象的。
“学生のうちはお年玉を上げよう”
そう考えている親は多いのかもしれません。
他には、
- 「お小遣いをもらってないから」
- 「お小遣いがないから、お年玉がある。そういう教育方針かも」
- 「それだけが1年の収入」
- 「金欠だから」
と、普段親からお金をもらわない高校生が、年に1度のお年玉の時だけもらえるという回答や、
- 「バイトしてないから」
- 「まだバイトをしてないし一応収入がないから」
- 「バイトなどしてないのと、まだ就職してないので貰えてます」
- 「自分で稼いでいないから」
といった、まだ自分で稼いでないことで「親からお年玉をもらっている」と回答する高校生も多かったようです。
親の感情を理由にする高校生も。
- 「親が優しいから」
- 「親の優しさだと思います」
といった、親の優しさに感謝をしている高校生や、「くれるけど多分全部貸しになっている気がする…」という回答も。
今はお年玉をくれているけど、
“そのうち何十倍にして返さないといけないのでは”
と、ちょっとだけ不安に感じている高校生からの意見もあったそうです。
今回の調査から、親からのお年玉ひとつをとっても、家庭ごとの価値観やルールがはっきり分かれていることが見えてきました。
「もうもらわない」が当たり前の家庭もあれば、「学生のうちは」という考えの家庭もあり、その線引きは本当にさまざま。
高校生は“大人”と“子ども”の間にいる特別な時期だからこそ、お年玉もその立ち位置を映す存在なのかもしれません。
そんな令和のお年玉事情。
これからも少しずつ形を変わっていきそうです。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2025.11.25〜2025.12.9
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 278名
調査方法 インターネットリサーチ


