2月3日は節分です。
立春の前日に行われる日本の伝統行事で、邪気を払い、無病息災を願うために豆まきをしたり、恵方巻を食べたりする風習があります。
そして、豆まきは“鬼”を追い払うために豆を撒く行事とあり、自分の周りからなるべく“鬼”は遠ざけたいと思うのが一般的。
そんな“鬼”ですが、令和の若者の周りでは節分の時期だけでなく、年中、存在するのかも…しれません。
現役女子高生の52.9%「周りに鬼みたいな人がいる」と回答

ワカモノリサーチでは全国の現役女子高生に
あなたの周りに鬼みたいな人はいますか?
というアンケート調査を実施しました。
その結果、52.9%の女子高生が「いる」と回答。
半数以上の女子高生の周りに“鬼みたいな人がいる”ことが分かりました。
では、具体的に誰が“鬼”と思われているのか?
女子高生に調査をすると、圧倒的に「お母さん」という結果になりました。
- 「おかあさんが怖いから」
- 「お母さんがとても怖いです」
- 「お母さんがすぐ怒ってすぐ手を出す」
- 「お母さん。何かと怒る(半分は私が悪い)」
- 「ママが鬼みたいに怒ってくる」
- 「ママが怒ると怖いから」
- 「母が急にキレるときがあるから」
- 「母親を怒らせるとこわいから」
理由を見ていても、女子高生にとって母親は怒らせると厄介な人物であると感じていることが読み取れ、母親の目の色を伺いながら生活している様子も垣間見られました。
一方、「お父さんが怖い」という意見はほぼ皆無。
“母親が鬼”と感じている女子高生の家庭は「かかあ天下」の可能性も高く、家庭内での父親の立場の低さも見て取れる結果となりました。
「ママは怖いけど、パパは楽勝」という意見もあったことから、もしかしたら、家庭内カーストで父親が最も低い位置にいることも…あるのかもしれません。
「お母さん」に次いで“鬼”だと思われていたのが「学校の先生」。
- 「学校の先生が鬼みたいに厳しいから」
- 「先生がすぐ怒ってきて鬼みたい」
- 「学年主任の先生が鬼みたい!理不尽なことだらけです」
- 「宿題をありえないくらい出してくる先生は鬼だと思う」
- 「学校の先生で怒らせたら鬼くらい怖い人がいる」
- 「先生のオーラが鬼」
といった意見が寄せられていました。
女子高生が言うことを聞かないため、仕方なく“鬼”になっている先生や、先生の威厳を保つために“鬼キャラ”を演じている先生もいるのかもしれません。
先生でいうと、
- 「部活の先生でとっても厳しいから」
- 「(部活の)スパルタコーチ」
- 「部活の顧問、厳しいメニューを平然とした顔で与えてくるから」
- 「部活の顧問が怒ると鬼のようだから」
など、部活の顧問の先生が“鬼”だという女子高生も。
しっかり練習をさせるため鬼になって指導している顧問もいるようです。
他には、
- 「バイト先の店長」
- 「ば先にいる」
といった、アルバイト先の人や、
- 「鬼みたいな友達がいるから」
- 「友だちで鬼みたいな子が…今横にいます」
など、自分の友だちの中に“鬼”のような存在がいると回答をしている女子高生が目立ちました。
続いて、「鬼はいない」と回答をした47.1%の女子高生からは、
- 「あまり厳しい人はいない」
- 「あんまり大声出して怒るような人がいないから」
- 「みんな優しくて穏やかだから」
- 「周りにいる人はみんな優しいから」
- 「温厚な人しかいない」
- 「幸運なことに、周囲の人はみんな親切だから」
- 「先生も親も優しいから」
といった声が寄せられました。
鬼のように怒ったり、威圧されることはなく、「環境に恵まれた」と感じている女子高生も少なくなかったようです。
また、
- 「鬼のように恐れられている人はいないから」
- 「鬼みたいな常に怒ってる人は周りにいないから」
という意見から見て取れるように、親や先生といった、近い存在でなくても怒る人・怒鳴る人・怖い人がいない環境で生活をしていることもわかりました。
- 「優しい世界に変わってきたよね」
- 「昔は理不尽なことを言って怒ってくる鬼のような先生がいました。今はいないのでよかったです」
といった回答もあったことから、昨今のハラスメントやコンプライアンス、SNSの誹謗中傷などから「きつく当たる」人が激減していると“鬼がいない派”の女子高生は感じているのかもしれません。
現役男子高生の6割以上「周りに鬼みたいな人がいる」と回答

ワカモノリサーチでは全国の現役男子高生にも
あなたの周りに鬼みたいな人はいますか?
というアンケート調査を実施。
すると、61.1%の男子高生が「いる」と回答。
6割以上の男子高生の周りに“鬼みたいな人がいる”ことが分かり、女子高生に比べて、男子高生の方が“鬼”と感じる人が多いことも今回の結果で判明しました。
そんな男子高生が最も“鬼”だと思っているのは…
女子高生同様「お母さん」に!
- 「ママがすぐキレる」
- 「お母さんがマジで怖すぎる」
- 「(お母さんが)いつもおこおこしてるから」
- 「おっそろしい母親」
- 「(母親は)バケモノ怖い」
- 「母親怒ったらガチで鬼」
と、男子高生も「お母さん」を脅威に感じていることが分かりました。
また、「お父さんが鬼」と回答する男子高生はほとんどいないことから、家庭での子供の叱り役や教育係は男子高生も女子高生も「お母さん」というのが一般的だということも分かりました。
女子高生でも多く回答があった「先生」に対して“鬼”と感じる男子高生も。
- 「先生がすぐ怒ってきて鬼みたい」
- 「先生が超怖い」
- 「体育教師の威圧感が鬼そのものです」
- 「担任の先生。遅刻にめちゃくちゃ厳しい」
思春期の男子高生に言うことを聞かせるには“鬼”になるくらいでないと先生は務まらないのかもしれません。
一方、「鬼はいない」と回答をした38.9%の男子高生からは、
- 「みんな優しいから」
- 「優しい人が多いから」
- 「心優しい友達がたくさんいるから」
- 「自分が優しくするとみんな優しくしてくれるから」
など、優しさに溢れている対人関係や環境にあるという声が目立ちました。
- 「良好な学校です」
- 「先生みんないい人」
という意見もあることから、「叱る教育」自体をゼロにして学生と触れ合っている学校も少なくないのかもしれません。
豆まきで追い払う“鬼”とは違い、令和の現役高校生たちが感じる“鬼みたいな人”は、毎日の生活の中にひっそり存在しているようです。
その一方で「周りは優しい人ばかり」「鬼なんていない」という声も多く、環境によって感じ方はさまざま。
あなたの周りには、思わず「鬼かも?」と思ってしまう人はいますか?
それとも、平和で優しい世界が広がっていますか?
節分の時期に1度考えてみると、はっきりするかもしれません。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.1.6〜2026.1.19
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 225名
調査方法 インターネットリサーチ


