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令和の若者の4割「名前を読み間違えられた経験がある」ことが判明

令和の若者の4割「名前を読み間違えられた経験がある」ことが判明_アイキャッチ

私たちが挨拶をする上で、やってはいけない失礼な行為の一つが「相手の名前を間違えること」です。

ただ、読み方が難しかったり、複数の読み方があることで「この人の名前、なんて読むのだろう」と困惑した経験を持つ人も多いのではないでしょうか。

目次

14歳~19歳の若者の43.9%「自分の苗字や名前を読み間違えられた経験」がアリ!

自分の苗字や名前を読み間違えられたことはありますか?

ワカモノリサーチでは、全国の14歳~19歳の若者を対象に

自分の苗字や名前を読み間違えられたことはありますか?

というアンケート調査を実施しました。

その結果、43.9%の若者が「読み間違えの経験がある」と回答

頻繁に間違えられる若者も多く困っていることもわかりました。

そんな中、最も多かった読み間違えが、「濁点があるかないか」というもの。

特に、

  • 「ハマザキなのにハマサキ」
  • 「ヤマサキなのにヤマザキ」
  • 「オタなのにオダ」
  • 「ネザキなのにネサキ」

など、「サ」と「ザ」の使い分けで間違えられる意見が目立ちました。

他にも、

  • 「ササガワなのにササカワ」
  • 「タドコロなのにダドコロ」
  • 「オオカワラなのにオオガワラ」

など、濁点のありなしでの読み間違えの回答は多く、名前の間違えの定番なのかもしれません。

メジャーな苗字・名前の方からの読み間違えの回答もあり、最も多かったのが、

  • 「ワタナベなのにワタベ」
  • 「ワタベなのにワタナベ」

ワタナベさんもワタベさんも知名度のある有名人も多いことから、間違えられるケースがよくあることも分かりました。

また、「サイトウなのにサトウ」という読み間違えをされた若者も。

カタカナやひらがなで明記したときに、どちらも超メジャーの苗字のため、視覚的によく見られず間違えられるといった経験をしているようです。

他には、読み間違えではないのですが、「ヅ」と「ズ」と書き間違えられて困惑する意見も多く寄せられました。

  • 「シヅクと書くのがシズクと書かれた」
  • 「キズナと書くのにキヅナと書かれた」
  • 「ウメヅなのにウメズと書かれたことがある」

など、読みでは変わらないものも、書くことで「名前を間違えられていたんだ」と発見する若者もいたようです。

そんな読み間違えでどんな困ったエピソードがあるのか。

ワカモノリサーチでは、日々名前の間違えをされて困っているという放送作家の「芦澤(あしざわ)」さんにお話を伺いました。

「芦澤(あしざわ)」は「芹澤(せりざわ)」という苗字に間違えられることが多いそうで、

「芦澤(あしざわ)と芹澤(せりざわ)は見た目も似ていて、かつ芹澤(せりざわ)の方が知名度が高いこともあってか、初対面の人ならほぼ半数の確率で芹澤(せりざわ)と呼んできます」

とコメント。

続けて、

「仕事などのメールでも“芹澤(せりざわ)様”とくるのは普通。しかも、対面で会っているときは“芦澤(あしざわ)さん”と言ってくれているのにです」

と語ってくれました。

また、“読み間違えについて正さないのか?”と伺うと前出の芦澤(あしざわ)さんは「正しません」と即答

その理由に、

「もう『芹澤(せりざわ)』と言われすぎて自分の中でもそれが当たり前になっている。名前を間違えられても何も感じなくなった」

と話していました。

病院や役所で名前を読み上げる時も間違えられるのが当たり前なようで、

特に前出の芦澤(あしざわ)さんは、

「小学校の時、出席番号が2番で赤井くんと伊藤くんの間だったんですが、名前をアイウエオ順に読み上げるのに『アカイ』『セリザワ』『イトウ』と言われたときに、『俺はセリザワと呼ばれる人生なんだな』と悟った」

と切ないエピソードを語ってくれたそうです。

なお、前出の芦澤(あしざわ)さんは、

“我々は芹澤(せりざわ)ではなくて芦澤(あしざわ)なんだ!”

ということを訴えるために曲をリリースしているそう。

タイトルは「教授レボリューション(セリザワじゃないよアシザワだよ)」。

教授レボリューション(セリザワじゃないよアシザワだよ) ジャケット

サブスクで視聴できたり、以下のApple Music(iTunes)などで購入もできるそうです。

気になる方は一度聞いてみてはいかがでしょうか。

最後に、「自分の苗字や名前を読み間違えられたことがない」と回答をした56.1%の若者のほとんどが、「わかりやすい名前だから」と回答

「誰もが誤読しようがない簡単な苗字だから」

といったメジャー苗字であることを理由に挙げる若者がいる一方、

「珍しくて周りにいない苗字だから間違えられない」

という声も。

総じて、読み方が単純なメジャー苗字かマイナー苗字だと間違えが少ないのかもしれません。

苗字も名前も簡単に変えられるものではありません。

初対面の時くらいは、しっかり相手の名前を確認して間違えを減らすよう、呼ぶ側の意識も変えていくことが今後は必要になっていくのかもしれません。

(調査・文/ワカモノリサーチ)

調査期間  2025.7.5〜2025.7.21
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ 
調査対象  全国の14歳~19歳の若者(男女)
有効回答数 603名 
調査方法 インターネットリサーチ

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