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意外!?令和の高校生の6割「今年の紅白歌合戦を見る」

意外!?令和の高校生の6割「今年の紅白歌合戦を見る」

来週の大みそかに迫った「第76回NHK紅白歌合戦」。

昨今のテレビ離れはあるにせよ、“1年の締めくくり”として紅白を見る日本人はいまだに最も多数派といっても過言ではありません。

特に近年では演歌など高齢者向けの歌手の出場機会が減り、人気J-POPアーティストやK-POPグループの紅白出場もあり、“若者向けにシフトしている”と言われることも。

そこで、今回は令和の現役高校生に紅白歌合戦の視聴について調査をしてみました。

目次

「今年の紅白を見る」6割の高校生「好きなアーティストが出ているから」などの声

今年のNHK紅白歌合戦を見る予定はありますか?

ワカモノリサーチでは全国の現役高校生(男女)に、

今年のNHK 紅白歌合戦を見る予定はありますか?

というアンケート調査を実施したところ、58.8%の現役高校生が「見る予定がある」と回答

大みそかに紅白歌合戦を見る高校生が多数派となりました。

紅白を見る理由で最も多かったのが、

  • 「毎年見てるから!1年の終わりって感じ」
  • 「毎年家族でみてるから」
  • 「毎年家族と一緒に見ているから」
  • 「毎年楽しんで見てるから。もうガキ使もないし…」
  • 「年末といえば紅白だから」

と、毎年の恒例行事となっているという声。

SNS主流の高校生であっても、紅白歌合戦だけは治外法権なのかもしれません。

また、

  • 「歌番組を観るのが好きだから」
  • 「歌が楽しいから」
  • 「歌が好きだから」

など、音楽好きの高校生が紅白を見ると回答する傾向もありました。

昨今の“若者向け路線”で高校生が知っているアーティストが多く出場しており、飽きてしまう時間も少なくなっていることも回答に影響しているのかもしれません。

音楽好きだけでなく、「好きなアーティストが出場するから」と“推し”が出場するから紅白を見る高校生も。

  • 「ミセスがでるから」
  • 「aespaがてるから」
  • 「BE:FIRSTがすきだから」
  • 「FRUITS ZIPPERがでるから」
  • 「HANAがでるから」
  • 「ILLITが出るからみます」
  • 「ちゃんみながでるから」
  • 「M!LKがでるから」
  • 「RADWIMPSが出るみたいだから」
  • 「サカナクションが出るから」

など、今年を盛り上げたアーティストの名前を挙げる高校生も多かったそうです。

なお高校生から最も期待をされていたのが「King & Prince」と「Number_i」の2組

  • 「キンプリとNumber_iが出るから」
  • 「キンプリとNumber_iが共演するから」
  • 「キンプリ&Number_iが気になる」

現在、永瀬廉さんと髙橋海人さんで活動をしている「King & Prince」と元キンプリメンバーで平野紫耀さん、岸優太さん、神宮寺勇太さんのグループ「Number_i」が紅白に出場することで、サプライズとして、

“この5人が一夜限りの復活をしてキンプリのデビューシングル「シンデレラガール」を披露する”

そんなことを夢見ている高校生もいるのかもしれません。

他には、

  • 「他のテレビがつまらない」
  • 「他に見るものがないから」
  • 「楽しみにしているテレビがないので、なんとなく見る」

といった声も。

テレビ離れをしている高校生にとっては年末の豪華特番であっても興味のない番組であるのは間違いないこと。

ただ、家族といる以上、YouTubeなどの動画ばかり見ているわけにもいかず、消去法として「紅白を見る」と回答した人もいたようです。

「紅白を見ない」4割の高校生「好きなアーティストがいない」「早く寝たい」などの声

一方、今年のNHK 紅白歌合戦を見る予定が「ない」と回答した、41.2%の高校生から最も集まった回答が、

  • 「すきなひとがでないから」
  • 「好きなアーティストが出ないから」
  • 「すきな歌手がいないから」
  • 「興味ある人がいない」
  • 「見たいアーティストがいない」
  • 「推しのアーティストが出ない」
  • 「自分の推しのグループが出ないから」
  • 「個人的に魅力的なアーティストがいないから」

など、高校生の好きなアーティスト・興味のあるアーティストが出場しないという意見。

“見たい人”がいない以上、紅白を見ないのは必然といえます。

また、

  • 「Snow Manが出ないから」
  • 「Snow Manがいない…」

といった“Snow Man推し”の高校生が見ないと言っているのも印象的。

大みそかはYouTubeで生配信をしているSnow Man。

Snow Man推しの高校生の大みそかはYouTubeに釘付けとなりそうです。

その他、紅白を見る予定がない高校生の意見で目立ったのが、

  • 「おもしろくない」
  • 「おもしろそうじゃないから」
  • 「おもんないから」

などの声。

紅白歌合戦というコンテンツに面白みを感じておらず、

  • 「演歌歌手などを積極的に起用しているため面白くない」
  • 「最近は知らないグループが多いから」
  • 「最近の紅白に出演するグループがあんまりわからなくてつまんなそう」
  • 「時間が長すぎて見る気にならない」

といった、高校生の世代でない歌手や知らないアーティストの起用と、番組構成や番組の放送時間への疑問の声が比較的多く集まったそうです。

物理的に紅白を見られないといった意見も。

  • 「バイトがあるから」
  • 「バイトだから」

など、大みそかはアルバイトで働いているといった高校生や

  • 「一応受験生だから」
  • 「受験生だから見る時間が無いから」

といった受験の追い込みで見られないという高校生。

  • 「早く寝たいから」
  • 「初日の出見たいから寝ると思う」

と、早寝をしたい高校生などが紅白の時間に違うことをしており、「見る予定がない」と回答をしていたそうです。

令和の現役高校生に聞いた!「NHK 紅白歌合戦に出演していたら見ようと思うアーティストランキング」

紅白歌合戦に出演していたら見ようと思うアーティストランキング

ワカモノリサーチでは全国の現役高校生(男女)に、

今年のNHK 紅白歌合戦に誰が出ていたら見ようと思いますか?

というアンケート調査も実施しました。

その結果をランキングにしたところ、栄えある第1位に「Mrs. GREEN APPLE」が輝きました。

高校生の中で最も推されているアーティストと言っても過言ではなく、今調査の回答でも、

  • 「ミセスが好きだから」
  • 「よく曲を聞くから」
  • 「好きな曲が沢山あるから」
  • 「大好きでライブにも行ったから」

と“ミセス推し”から多くの声が寄せられました。

そんなミセスは紅白に今年も出場!

ミセスファンは紅白歌合戦を待ち遠しくしていることでしょう。

また、今回のランキングでは、第4位の「HANA」、第8位の「King & Prince」、第9位の「back number」が今年の紅白に出場します。

ミセス同様“推し”からの回答が多く、今年の紅白を楽しみにしているようでした。

第6位の「Snow Man」、第7位の「CUTIE STREET」、第10位の「Ado」と「藤井風」は若者からの人気は絶大。

今回の紅白に「なぜ出ないの?」と不思議がる高校生もいたそうです。

第5位の「米津玄師」に関しては、「米津玄師をテレビで久しぶりに見たいから」といった意見も寄せられており、“普段メディアに出ないアーティストも紅白なら出るのでは”と期待をしている高校生もいました。

第2位の「TWICE」は女子高生からの回答がほとんど。

  • 「ほんと可愛いから」
  • 「デビューの時からずっと応援してきた人たちだから」
  • 「唯一の箱推しだから」

など、同性推しからの声や、

  • 「今年10周年だったから」
  • 「今年で10周年だし曲もヒットしていて好きだから」

といった、今年がデビュー10周年の節目。

紅白歌合戦に出る意味があると考えている女子高生もいたようです。

そして、第3位にランクインした「嵐」に関しては、

  • 「嵐が好きだし、もし出るとしたら最後の紅白になるから」
  • 「もう見れないかもしれないから」
  • 「嵐が出てくれないか楽しみだから」
  • 「やっぱ最後だから」

などの意見が。

2026年5月31日をもってグループとしての活動を終了することを発表しているため、“紅白で歌う嵐を見る”ことができるのは今年が最後のチャンス。

現時点で紅白出場の予定はなく、その実現の可能性は低いのですが、国民的アイドルの最後を紅白で目に焼き付けたいと考える高校生が一定数いることもわかるランキング結果となりました。

今回の調査から、令和の高校生にとっても紅白歌合戦は、まだまだ“年末の定番番組”であることがわかりました。

家族と一緒に見たり、好きなアーティストや“推し”の出演を楽しみにしたりと、紅白の楽しみ方は人それぞれ。

一方で、「推しが出ないなら見ない」という高校生も多く、大みそかの過ごし方はますます多様になっているようです。

今年の大みそか、高校生たちは紅白を見ながらどんな1年の締めくくりを迎えるのでしょうか。

(調査・文/ワカモノリサーチ)

調査期間  2025.11.25〜2025.12.5
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ 
調査対象  全国の現役高校生(男女)
有効回答数 526名 
調査方法 インターネットリサーチ

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