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令和の現役高校生の6割以上「木村拓哉さんのドラマを見ている」最も視聴されているキムタクドラマとは!?

令和の現役高校生の6割以上「木村拓哉さんのドラマを見ている」最も視聴されているキムタクドラマとは!?

今月13日に53歳の誕生日を迎えた”キムタク”こと木村拓哉さん。 

長年芸能界のカリスマとしてトップを走り続けており、歌手活動だけなく長きに渡り数々の名作ドラマの主演を演じ続け、幅広い世代に影響を与え続けています。  

そんな“キムタクドラマ”を一度は見たことがある国民は多いと思われますが、果たして令和の若者はどの程度“キムタクドラマ”を見たことがあるのでしょうか。

目次

キムタクドラマ 64.3%もの若者が「見る」と回答

あなたは木村拓哉さんの連続ドラマを見ますか?

今回、ワカモノリサーチでは全国の現役高校生を対象に、

木村拓哉さんの連続ドラマを見ますか?

というアンケート調査を行いました。

その結果、64.3%の現役高校生が「見る」と回答したそうです。  

その理由を見ていくと、

  • 「とにかくキムタクかっこいい」
  • 「昔のキムタクはかっこいいから」
  • 「かっこよくて内容も面白かったから」

など、木村拓哉さんそのもののカッコよさに惹かれている声が目立つ傾向に。 

現役高校生にとって親世代に近い年齢のキムタクですが、 その魅力は十分に伝わっているようです。  

また、 幅広い世代が見ている所以として、

  • 「テレビで昔のドラマの特集をしていて、それで面白そうだから」
  • 「親が見てたから見るようになった」

など、親の影響や再放送などでキムタクドラマに触れて視聴するようになった高校生からの意見も少なくなかったようです。  

一方で、「キムタクの連続ドラマを見ない」と回答した35.7%の高校生からは、

  • 「ドラマに興味がない」
  • 「テレビをあまり見ない」
  • 「地上波は見ない」
  • 「韓国ドラマしかみない」

などといった「そもそもテレビを見ない」と言う回答が集中。  

“キムタク自体が苦手”というより、シンプルな「テレビ離れ」「ドラマ離れ」の影響で見ないと答えた人が多い印象となりました。

現役高校生に聞いた!「好きな木村拓哉のドラマランキング」1位は「グランメゾン東京」

好きな木村拓哉さんの連続ドラマランキング

ワカモノリサーチでは“木村拓哉さんの連続ドラマを「見る」”と回答した現役高校生に

好きな木村拓哉さんの連続ドラマはなんですか?

というアンケート調査も行いました。  

その結果をランキングにしたところ、「グランメゾン東京」が栄えある第1位に輝きました

実に51.5%がこのドラマを選んでおり、現役高校生の半数以上を獲得したことになります。  

「グランメゾン東京」はTBS系「日曜劇場」枠で2019年に放送されたドラマ。  

ミシュランにて三つ星を獲得したパリにあるレストランで修業を積んだ日本人シェフを木村さんは演じました。  

 そんな「グランメゾン東京」を選んだ高校生からは、

  • 「料理してるキムタクがかっこいいから」
  • 「みててワクワクする」
  • 「展開がおもしろい」
  • 「渋いキムタクが見れるから」
  • 「真似したくなる演技でおもしろかった」
  • 「料理に対する熱意がすごかった」

など、木村拓哉さんのカッコよさやドラマの展開の面白さ、特徴的な演技に惹かれる声が多かったようです。

また、グランメゾン東京を知るキッカケとしては、

  • 「料理系のドラマが好きだから」
  • 「TikTokで流れてきた」
  • 「再放送などで良く見るから」
  • 「お正月に一挙放送したのでハマった」

と、幅広く様々だったのも特徴。 

さらに2024年には映画版も公開し注目を集めたこともあり、 記憶に新しい作品という事もあってか多くの現役高校生がこのドラマを選んでいたようです。  

続いて、第2位に選ばれたのは「HERO」(14.4%)

2001年1月から放送され、木村拓哉さんは検察官役を演じました。  

また、平均視聴率34.2%を記録。

1990年以降の月9ドラマとしては歴代最高で、数多くの社会現象を生み出しました。  

そんな「HERO」を挙げる理由として、「(キムタクが)かっこいいから」という回答が多い中、

  • 「お父さんが見ていたから」
  • 「親が見てたから見るようになった」

という「キムタク好きな親の影響」でこのドラマを知るという家庭環境が垣間見える結果となりました。

放送当時は、劇中でキムタクが着ていたダウンジャケットが飛ぶように売れ、 街に”偽キムタク”が溢れかえるほどの反響でした。  

キムタクと共に青春時代を過ごしたご両親世代は多いということで、もしかしたら、お父さんの部屋のクローゼットを開けたら…キムタクのダウンジャケットが眠っているかもしれません。  

第3位は木村拓哉さんがボディーガード役を演じた「BG・身辺警護人」(5.0%)がランクイン。  

テレビ朝日系「木曜ドラマ」で第一章が2018年、第二章が2020年で放送されました。  

比較的記憶にも新しいこの作品に対して

  • 「唯一見たことがある。おもしろかった。」
  • 「見たことあるのがこれだけだから」

と、「キムタクだから見る」とはまた違う理由も目立っていました。 

この頃は、新型コロナウイルスの影響で世間は「STAY HOME」を余儀なくされていた時期。

「おうち時間」のタイミングで初めてキムタクドラマに触れたという高校生も少なくないようです。

第4位以下もキムタクの不朽の名作が目白押し!

第4位は1996年の月9枠で放送された、木村拓哉さんと山口智子さんダブル主演の「ロングバケーション」(4.7%)が選ばれました。 

このドラマが好きという高校生からは、

  • 「恋愛ものが好きでこのドラマを見た」
  • 「この恋愛ドラマきっかけでキムタクを好きになった」

などの回答が多く、令和の高校生でも平成のキムタクに胸キュンしている人は一定数いたようです。  

当時は、ロンバケ見たさに「月曜日の夜は街にOLが消える」、主人公の瀬名に影響され「ピアノを弾く男子の急増」など、「ロンバケ現象」と呼ばれる社会現象が起きました。 

もし令和にこのドラマがあったとしたら、「瀬名のピアノ弾いてみた」といったYouTubeが話題になったり、ロンバケ見たさに「TVerの回線がパンクした」などの「令和のロンバケ現象」が起こっていたかも…しれません。  

第5位にランクインしたのが、2003年にTBS系「日曜劇場」で放送された「GOOD LUCK!!」(4.1%)

航空関係のドラマということもあって、「飛行機が好きだから」と、“空に憧れを持つ若者”に影響を与えているようです。 

放送当時も航空関係の就職希望率が激増したり、ANAの株価が急上昇するなど、社会的影響が数字として現れるほどでした。  

近い将来「GOOD LUCK!!」を令和に見た若者がコックピットに入り、操縦桿を握る日が訪れるかもしれません。  

第6位には「ラブジェネレーション」(3.5%)がランクイン。  

このドラマは1997年にフジテレビ系「月9枠」で放送され、松たか子さんとのダブル主演の恋愛ドラマ。 

令和の高校生にも「きゅんきゅんする」と言われるほどの恋愛ストーリーで、全話視聴率30%越えの驚異的な数字を残しています。  

またキムタクモノマネ芸人のホリさんの代名詞でもある「ちょ待てよ!」は、このドラマのセリフがキッカケで生まれました。

第7位は「ビューティフルライフ」(3.2%)が選ばれました。 

このドラマは2000年にTBS系「東芝日曜劇場」で放送。  

キムタク演じる売れない美容師の役と、常盤貴子さん演じる難病を抱える女性とのラブストーリーです。 

若者たちの反応もストレートで、

  • 「おもしろい」
  • 「かっこいい」

という言葉が集中しました。  

ドラマの影響で美容師志望率が激増し、「バリアフリー」という言葉が一般的になったキッカケのドラマで、キムタクドラマ史上最高視聴率の41.3%を記録しました。

“キムタクドラマには名主題歌あり”ミリオン連発で音楽業界にも多大な影響

今回の調査を見ていくと、全体の回答理由の中で、「主題歌が好きだから」という意見も多く見受けられ、“キムタクドラマには名主題歌あり”ということも露呈しました。

なお、最もセールスしたのは「ロングバケーション」の主題歌、久保田利伸withナオミ・キャンベルの「LA・LA・LA LOVE SONG」の186万枚。 

続いて「HERO」の「Can You Keep A Secret?/宇多田ヒカル」は170万枚。 

「Beautiful Life」の「今夜月の見える丘に?/Bʼz 」は112万枚をセールスしました。  

特に「LA・LA・LA LOVE SONG」は、数多くのアーティストがカバーするなど若者にも馴染みの曲で、現役高校生からは、「かっこよくて吹奏楽で吹いたから」 などの声も。

時代を超えて受け継がれているようです。 

また、父親がキッカケで 「LA・LA・LA LOVE SONG」を覚え、母親がナオミ・キャンベルの役で、親子でカラオケを歌っている家庭もあるようです。 

大人だけでなく、高校生世代の人生をも変えてしまう影響力が木村拓哉さんにはあることが確認できた今回の調査。 

“「GOOD LUCK!!」がキッカケでパイロットを目指す”  

“「ビューティフルライフ」がキッカケで美容師が増えた”  

このような社会現象があったように、近い将来、現役高校生の半数以上が好きだという「グランメゾン東京」の影響で、洋食店で働く若者が増えるかもしれません。  

(調査・文/ワカモノリサーチ)

調査期間  2025.9.30〜2025.10.15
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ 
調査対象  全国の現役高校生(男女)
有効回答数 460名
調査方法 インターネットリサーチ

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