授業で「AIを使っていいよ」と言われたら、みなさんは何に使いますか。
調べ物、要約、レポートのヒントなど、「面倒なことを早く終わらせてくれる便利なもの」というイメージを持っている人も多いかもしれません。
そんなAIへの見方が、たった5日間で変わった中学生たちがいました。
「AI=便利・楽」から始まった中学生7人の探究

株式会社CoBloomは、東京都北区の成立学園中学・高等学校で、特別探究プログラム「AIを相棒に!君だけの『面白い』が溢れ出す!」を実施しました。
参加したのは中学1〜3年生の7人。5日間にわたり、「物価高」や「SNSのいいね数への執着」など身近な社会課題についてAIを使いながら考え、最後に約1分の動画として表現しました。
初日のアンケートでは、回答した6人全員が生成AIを利用した経験があり、4人が「あらゆることをAIで完結させられると思う」と回答。
AIのイメージにも「便利」「楽」「さまざまな質問に回答してくれる」といった言葉が並びました。
しかし今回学んだのは、“AIに答えを聞く方法”だけではありません。
自分で問いを立て、AIの答えを検証し、さらに考えるという「AIと一緒に考える方法」でした。
AIへの「問い方」を変えると、考え方も変わった

プログラムでは、「理解する→課題発見→構造化→真因究明→解決策の構築」という5段階の探究フレームワークを活用。
AIへの質問にも、「役割」「文脈」「制約条件」「ファクトチェック」という型を取り入れました。
「あなたは経済学者です」「日本の中学生に向けて説明してください」など、欲しい答えに合わせて生徒自身が質問を工夫していきます。
つまり、AIに丸投げするのではなく、「何を知りたいのか」「どう聞けばいいのか」を人間側が考える必要があるということ。
AIは答えを出す機械ではなく、考えを深めるための“相棒”として使われていました。

最終日には7人全員が「5日間は楽しかった」に「とてもそう思う」と回答。
そして特に印象的だったのが、AIに対するイメージの変化です。
「考えなければ考えてくれないもの」
「答えをただ出すだけではなく、考えたりするのに良いと分かった」
など、初日の「便利」「楽」とは違う言葉が並びました。
学校側からも、生徒が自分で考え、より良くしようと取り組む姿が見られたという声が寄せられています。
AIを使えば「考えなくて済む」のではなく、使い方によっては「もっと考える」こともできる。
今回の中学生たちの変化を見ると、これから重要になるのは“AIが答えを出せるか”ではなく、“自分がAIに何を問いかけられるか”なのかもしれません。
出典:株式会社CoBloom
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000191078.html


