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令和の若者の約4人に1人「20歳を過ぎてお酒を飲みたくない」と回答

令和の若者の約4人に1人「20歳を過ぎてお酒を飲みたくない」と回答

会社で部下を飲みの場に誘いにくくなったり、お酒の場でのちょっとした行動や言動が「アルコールハラスメント」と言われる令和時代。

「酒の場」だけなく「お酒」そのものにアレルギーがある若者もいるのでしょうか。

目次

令和のティーンエイジャーの22.5%「20歳を過ぎてもお酒を飲みたくない」

あなたは20歳を過ぎたらお酒を飲みたいですか?

ワカモノリサーチでは全国の14歳~19歳の若者(男女)に

あなたは20歳を過ぎたらお酒を飲んでみたいですか?

というアンケート調査を実施しました。

すると、22.5%の若者が、20歳を過ぎても「お酒を飲みたいとは思わない」と回答したことがわかりました。

そんな、お酒を飲みたくない若者からは

  • 「健康によくないから」
  • 「健康に悪いし親が飲んでいないから」
  • 「健康に生きたい」
  • 「健康を大切にしたい」
  • 「体に悪影響だから」
  • 「病気になるリスクが上がりそう」
  • 「寿命が縮まるから」

といった“健康”を理由に飲みたくないという声が多く集まりました。

若者の身の回りでお酒によって健康を害した人もいたようで、そのような経験からも「体に良くないもの」を欲するという感覚にはならなかったようです。

他にも、

  • 「酔いたくないから」
  • 「酔いつぶれたくない」
  • 「酔ったときに何をするか分からず怖いから」
  • 「酔ってしまうとやばいことしそうだから」
  • 「酔っ払ったら体調不良になりそうだから」

など“酔いたくない”という若者も声も目立つ結果となりました。

  • 「親が飲酒して大暴れすることがあるから」
  • 「酔っ払っている姿が嫌だから」

という、“酔っ払い”に対して嫌悪感を持つ傾向もあり、酔うことは「恥ずかしいこと」「みすぼらしいこと」。

そこまで考えている若者もいたそうです。

  • 「アルコール中毒になりたくないから」
  • 「お酒に怖いイメージがあるから」
  • 「お父さんがお酒で人格変わるから怖くて飲めない」

といった、お酒によって何かのトラブルや危険に巻き込まれるリスクを心配する声も。

「お酒さえ飲まなければ」と後悔をしたくないのかもしれません。

  • 「お酒が弱い体質の家庭だから」
  • 「二日酔いになりたくないから」
  • 「匂いが嫌いだから」

など、体質・症状・好みなどで「お酒が苦手」という認識を持っている若者も「飲みたくない」と回答していたようです。

77.5%の20歳を過ぎたらお酒を飲みたい若者「飲み会が楽しそう」「大人の仲間入りしたい」などの声

一方、77.5%の20歳を過ぎたら「お酒を飲みたいと思う」と回答した若者からは、

  • 「楽しそう」
  • 「おいしそう」
  • 「ストレス発散になりそう」

など、お酒のイメージに直結する回答をする若者が圧倒的でした。

令和の若者も大人になったら

「おいしいお酒を飲みながらその場を楽しみストレスを発散する」

そんな一幕に憧れを持っているのかもしれません。

また、気になった意見としては、

  • 「飲み会に行きたい」
  • 「飲み会とか楽しそうだから」
  • 「飲み会が増えるから」
  • 「飲み会にいくのが夢だから」
  • 「みんなでワイワイ飲んで楽しみたい」
  • 「飲み会などの雰囲気がたのしそう、友達と楽しくお酒を飲みたい」
  • 「お酒の付き合いとか憧れます」
  • 「お酒でいろんな関係を築けそう」

といった“飲み会”に憧れを持っている若者の声。

「大学終わりとか仕事終わりに飲み会してみたいから」

などの意見も多かったことから、中高生になると兄や姉が飲み会で楽しんでいるのを見ていたり、その飲み会によって遅くまで外出できている状況も目の当たりにしているのでしょう。

その意味からも“飲み会でお酒を飲みたい”というのは“早く大人になりたい”と言っているのと同等なことなのかもしれません。

また、兄や姉だけでなく

  • 「親がお酒を飲んでるのに憧れてるから」
  • 「親が飲んでるのが美味しそう」
  • 「親たちがいつも楽しそうに飲み会しているから」

など“親”が理由になっている若者も

  • 「親と一緒に飲みたい」
  • 「親と20歳過ぎたら一緒に飲もうと約束した」

と、今から親と晩酌するのを楽しみにしている若者もいました。

また親以外にも「親戚」「先輩」「中学の恩師」など、様々な人とお酒を飲み交わすことを夢見ているようでした。

  • 「人生の経験として飲みたい」
  • 「お酒が飲めたら人生がもっと楽しくなりそう」
  • 「普段言い難い自分の気持ちとかを上手く伝える機会を作ることができそう」

などの意見も。

お酒が飲めないより、飲めた方が経験値も増えコミュニケーションの機会も増えることで、人生にプラスになると考えているようです。

  • 「酔ってみたい」
  • 「酔いたい」
  • 「酔ってる感覚を知りたい」
  • 「酔っ払う気分がどんなものか味わいたいから」

という、”酔いたい“という意見も今回の調査では目立ちました。

もちろん、好奇心からの意見も多いですが、見方によっては、ティーンエイジャーですら「酔わなきゃやってられない」と感じてしまう世の中に、今の日本がなってしまったとも言えるかもしれません。

今回の調査から「お酒」に対する価値観の多様化が浮き彫りとなりました。

健康意識や安全志向の高まりの一方で、「大人の象徴」としてお酒に憧れを抱く声も根強くあります。

“飲む・飲まないという選択そのものが個人の自由として受け入れられる“

そんな令和の時代らしい新しいスタンダードが、すでに若者の間で根づき始めているようです。

(調査・文/ワカモノリサーチ)

調査期間  2025.8.22〜2025.9.6
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ 
調査対象  全国の14歳~19歳の若者(男女)
有効回答数 928名 
調査方法 インターネットリサーチ

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