「夏休みになったら、昼まで寝て、遊んで、推し活して…」。
そんな理想とは裏腹に、今の大学生の夏休みは、就活・ゼミ・バイトで予定がぎっしりなのかもしれません。
2028年卒の学生を対象にした調査から、“夏休みなのに休めない”就活生のリアルが見えてきました。
夏休みの半分以上が就活 親との就活トークも75.5%に

文化放送キャリアパートナーズが2028年春卒業予定の大学生・大学院生102人に調査したところ、親と就活について「普段から話す」「ときどき話す」と答えた学生は75.5%。前年より11.7ポイント増えました。
一方、親が勧めない就職先としては、経営が安定していない企業やワークライフバランスが崩れそうな職場、中小企業、実家から遠い勤務地などが挙げられています。
さらに、夏休みの時間のうち「就活が50%以上」を占める学生は62.7%。
アルバイトでも19.6%が「就活を意識して選んだ」と回答しました。
「就活を先にして夜にバイト」「隙間時間にシフト」「日雇いを選ぶ」など、就活を中心にバイトの入れ方まで変えている学生もいるようです。
夏休みだからバイトもしたい。でも就活にも遅れたくない。そこに大学の課題も加わり、“就活・学業・バイトの三刀流”になっている学生も少なくないのかもしれません。
インターンより「ゼミ」を優先する学生も

夏休みだからといって、すべてを就活に振り切っているわけでもありません。
インターンシップより優先する予定では、「ゼミ・研究室の課題」が37.3%で最多。前年より4.8ポイント増えました。
7月に「インターンシップに参加した」学生は52.0%、「学外の就活講座・イベント」は40.2%でした。
一方、夏に参加したいプログラムは「オープンカンパニー・キャリア教育プログラム(半日~4days)中心」が57.8%で過半数に。
長期間を就活だけに使うより、短期間で企業を知り、ゼミやバイトとも両立できるプログラムを求めている様子がうかがえます。
また、企業・業界研究をすでに始めている学生は68.6%。
就職先について「大手企業しか考えていない」「できれば大手企業に就職したい」は合わせて74.5%と高い一方、「志望企業を絞り込めていない」学生も54.9%にのぼり、前年より13.6ポイント増えました。
早くから就活を始めている。でも、行きたい会社が決まっているわけではない。
ゼミもある、バイトもしたい、就活もしなければならない。その全部を同時進行しながら、自分の将来まで考える――。
今の大学生にとって夏休みは、“休む期間”というより、限られた時間をどう振り分けるか考える期間になっているのかもしれません。
出典:株式会社文化放送キャリアパートナーズ
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000089.000090419.html


