秋葉原を「アキバ」、池袋を「ブクロ」、下北沢を「シモキタ」…
日本中には数多くの略される地名が存在します。
そんな中、ひそかに物議を醸しているのが「ムサコ問題」です。
「ムサコ」と略されている主な地域として挙げられるのが、
神奈川県川崎市にある「武蔵小杉」
東京都品川区にある「武蔵小山」
東京都小金井市にある「武蔵小金井」

この3つの街はどこも「ムサコ」と略され呼ばれており、しかも、比較的近い地域で同じ略し方をしているとあって、“いったいどこが真のムサコなのか”を考えてしまう人もいるようです。
そんな「ムサコ」、令和の若者はどこの地域のことだと思っているのでしょうか。
令和の若者の半数以上が「ムサコ」は武蔵小杉だと思っている結果に!

ワカモノリサーチでは、「ムサコ」という地名の略語があることを理解している全国の15歳~19歳の若者(男女)に、
東京・神奈川に「ムサコ」と略して呼ばれる地域がありますが…あなたにとって「ムサコ」といえばどこですか?
というアンケート調査を実施しました。
その結果、53.5%の若者が「武蔵小杉」と回答。
半数以上の若者が「ムサコ=武蔵小杉」と思っていることが分かりました。
その理由を見ていくと、
- 「パッと思いつきました」
- 「ぱっと思いついた所」
- 「最初に思いついた」
- 「聞いたことがあるから」
といった、「ムサコ」と聞いてすぐに思い出すという若者からの回答。
武蔵小杉駅は1日の利用者数が40万人を超え、1日の利用者数も全国で上位30駅に入るターミナル駅。
相互直通運転を含めると実質13路線が乗り入れており、首都圏に住んでいる若者は、どこかしらで「武蔵小杉」という言葉を目にしたり耳にしたりすることで、脳裏に焼き付いてしまっているのでしょう。
また、テレビ番組で武蔵小杉の住民や武蔵小杉のタワーマンション群が紹介されることも多く、全国的な知名度の高さからもパっと出てくるのかもしれません。
そんな抜群の知名度から、
- 「これしか聞いたことない」
- 「武蔵小山と武蔵小金井は聞いたことがないから」
- 「武蔵小杉しか分からない」
- 「武蔵小杉以外知らないから」
と、武蔵小山と武蔵小金井を知らないため、武蔵小杉と回答した若者の意見も目立ちました。
特に首都圏以外の若者には武蔵小杉以外の選択肢はほぼない傾向も。
若者に人気のバラエティ番組やSNSの動画で「武蔵小杉」が面白おかしく取り上げられることが背景にあるのかもしれません。
他には、
- 「よく行くから」
- 「よく使う駅だから」
- 「過去に住んでいた場所から近く、訪れることが多かったから」
- 「友達が住んでいるから」
などの声も多く寄せられました。
実際に住んでいた若者や通学で利用していた若者。
友人の家に遊びに行く際に武蔵小杉に行っていれば、「ムサコ=武蔵小杉」となるのは必然といえるでしょう。
- 「親がそう言ってたから」
- 「友だちが武蔵小杉をムサコって言ってた」
といった、身近な人が武蔵小杉を「ムサコ」と略しているのを聞き、そのイメージになったという若者も一定数存在したそうです。
武蔵小金井派「通学で使ってる」 武蔵小山派「馴染みがある」などの声
武蔵小杉の次にムサコと思われていたのが「武蔵小金井」で34.7%という結果になりました。
主な意見としては、
- 「いったことある」
- 「いつも通っているから」
- 「この場所知ってるから」
- 「学校がそこにあるから」
- 「姉が武蔵小金井の近くに住んでるから」
と、武蔵小金井を利用したり、利用している家族・友人・知人がいることで「ムサコ=武蔵小金井」と思っている若者が多数となりました。
「高校が武蔵小金井にありみんなムサコって呼んでるから」といった声からも、武蔵小金井を利用している若者は「ムサコ」と略すのがある種のステイタスになっていることも理由にあげられるかもしれません。
また、
- 「聞いたことあります、中央線だっけ」
- 「中央線の駅」
という”JR中央線”を理由にする回答も。
首都圏のJRの中でも東京から高尾という、東京の東西を走る主力鉄道の一駅とあり、その知名度もそれなりに高いことで、「ムサコ=武蔵小金井」と思っている若者もいそうです。
他には、「1番武蔵って感じのなまえですよね」という、「小杉」や「小山」より「小金井」という硬さが、「武蔵」という言葉に一番フィットしているといった変わった意見もありました。
残念ながら、最も「ムサコ」のイメージがなかったのが「武蔵小山」で11.9%となりました。
若者からは、
- 「武蔵小山駅しか使ったことがない」
- 「武蔵小山の近所に住んでるから馴染みがある」
- 「電車で通って聞いたことあるから」
と、この地域に住んでいたり利用したりすることで馴染みがあり、「ムサコ=武蔵小山」と回答する意見がほとんどとなりました。
そして、首都圏以外の若者で「武蔵小山」と回答する若者は皆無。
東京で最も長いアーケード商店街があったり、近年の駅前再開発で話題になることもありましたが、全国にはその名前は届いていないこともわかりました。
実際に利用したことがある若者の数と全国的な知名度の差で、武蔵小杉が最も「ムサコ」というイメージが強いことが分かりましたが、だからと言って、武蔵小山や武蔵小金井が「ムサコ」と呼ばなくなるかと言えばそれは違います。
そのため今後も、「ムサコは武蔵小杉?武蔵小山?武蔵小金井?どこなんだ!?」と議論になることでしょう。
そんな「ムサコ問題」を取り上げたある曲が密かに話題になっているそうです。
タイトルは「MUSAKO ムサコ」(芦沢教授)

昨年リリースされた曲で”真のムサコはどこなのか!?“を訴えかけている爽快なユーロビート。
パラパラの振り付けもあり、ユーロビートのイベントではこの曲で踊っている人もいるそうです。
ぜひ、このタイミングにご視聴してみてはいかがでしょうか?
各サブスクサービス他、itunesで購入もできるそうです。
↓
MUSAKO ムサコ(芦沢教授)
「ムサコ」は本当はどこなのか?
「ムサコ問題」は決着がつくのか?
小杉・小山・小金井…「これぞムサコ」という街は現れるのか?
今後もワカモノリサーチでは見届けていきたいと思います。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2026.1.23〜2026.2.4
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の15歳~19歳の若者(男女)
有効回答数 101名
調査方法 インターネットリサーチ


