あくびやくしゃみ、しゃっくりなど人間には様々な“生理現象”がありますが、その中であまり他人に良い顔をされないのが「オナラ」です。
誰かがいるところでオナラしたとき「ちょっとやめてよー」と言われた人も少なくはないでしょう。
また、家族や恋人、どんなに深い関係の人の「オナラ」でも不快になるもので、昭和のアイドルは「オナラはしないもの」となっていたほど。
それだけ、人前での「オナラ」には繊細な日本人と言えますが、令和の若者はどの程度、人前でオナラをするのでしょうか。
令和の男子高生の64.8%が誰にもバレないようにオナラをした経験がアリ!

ワカモノリサーチでは全国の現役男子高生に
公共の場で誰にもバレないように”オナラ“をしたことがあるか?
について調査をしたところ、「ある」と回答したのが64.8%、「ない」と回答したのが35.2%となり、多くの男子高生がバレないようにオナラをした経験があることがわかりました。
「ある」の男子高生からは、
- 「生理現象だからしょうがない」
- 「あるでしょ、だれしも」
- 「あたりまえ」
- 「オナラを出す事は普通だから」
- 「自然現象だから仕方ない」
- 「どうしても出ちゃう時あるっしょ」
と、生理現象である以上、公共の場だろうが一人の時だろうが、オナラが出てしまうことは普通のことだと思っている回答が多く集まりました。
そのため、たとえバレたとしても普通にオナラはしてしまうそうです。
また、
- 「我慢できなかった」
- 「耐えれなかった」
- 「漏れそうだったから」
- 「我慢の限界」
- 「我慢出来なかったし気付いたら出てた」
- 「我慢できずに…。音は鳴らしてません」
など、我慢の限界を超えた経験を持つ高校生の意見。
公共の場ということで、周りに迷惑をかけないようある程度我慢はするそうですが、最終的には限界になり出してしまうのだそう。
そんな限界まで貯めることに警鐘を鳴らしている男子高生もおり、
- 「おならを貯めると体に悪いから」
- 「貯めるとお腹が痛くなってしまうため」
- 「我慢すると健康に悪いですから」
といった、健康を害するという意見も。
我慢は良くないので、公共の場であろうとなかろうと出したいときは出したほうが良いと考えているそうです。
- 「バレないようにやった」
- 「バレないと思ったからした」
- 「ばれることがないから」
と、公共の場でオナラをしても隠し通せているという「完全犯罪」の経験がある男子高生や、
- 「他人のせいにするのが最高に気分がいいから」
- 「外で出すときもちい」
といった公共の場でバレずにオナラをすることの優越感、爽快感を理由にする男子高生の意見も一定数寄せられたそうです。
一方、バレないようにオナラをしたことが「ない」35.2%の男子高生からは、
- 「トイレまで我慢する」
- 「万が一バレたら恥ずかしいから」
- 「バレるのが嫌だから」
といった、オナラをしたことがバレることに羞恥心を感じており、そのため出そうになってもひたすら我慢をするという意見が中心となりました。
また、
- 「腸内環境はいいから」
- 「あまりオナラ出ないから」
と、そもそもオナラが出ない体質であることから、公共の場でオナラをしたことがないという男子高生もいたようです。
バレないようにオナラをした経験がある女子高生は58.1% 「だって我慢できないんだもん」

ワカモノリサーチでは全国の現役女子高生にも同じ調査を実施。
すると、公共の場で誰にもバレないようにオナラをした経験が「ある」と回答したのが58.1%、「ない」と回答したのが41.9%となり、男子高生ほどではないですが、バレないようにオナラをした経験がある女子高生が多数派になりました。
「ある」と回答した女子高生からも、「生理現象だから仕方がない」という意見は目立つ結果になりましたが、その他では、
- 「我慢できずでちゃった」
- 「人間だもの、出ちゃうよ」
- 「ばれなきゃおっけー」
- 「我慢できないときはだれにでもある」
- 「だって我慢できないんだもん」
と、我慢できずオナラをしてしまう女子高生の意見が多く寄せられました。
また、男子高生に比べ「我慢の限界点」が低い傾向に。
仮にオナラを我慢しているとするなら、男子高生より、女子高生のほうが先に出てしまう確率が高いのかもしれません。
男子高生に比べでオナラの我慢ができにくい結果、
- 「結構しちゃってます笑笑」
- 「外でも止められん」
- 「毎日します」
- 「いつも駅のホームで」
- 「チャリ漕ぎながら出ちゃった」
といった、日常で当たり前のようにバレずにオナラをしている女子高生からの回答も目立つ傾向に。
一度、公共の場でオナラをすることに慣れた女子高生は、頻繁にオナラをすることにそこまで抵抗がないのかもしれません。
また、オナラが出てしまっても、
- 「静かならいいと思う」
- 「上手に静かにするから」
- 「誰にも気づかれないと思うから」
など、絶対にバレないオナラの術を持っている達人女子高生の意見も。
もしかしたらあなたの横にいる女子高生はすでにオナラをしているかもしれません。
続いて、「ない」と回答した41.9%の女子高生たち。
「バレたら恥ずかしいから」といった、バレることへの罪悪感や羞恥心を理由にする人が多い中、男子高生にはなかった意見として、
- 「少し常識がないと思われるかもしれないから」
- 「周りに迷惑がかかるから」
- 「気分が悪いし、罪悪感が残るから」
- 「マナー的によくないから」
- 「自分がされたら迷惑だと思ってしまうから」
といった、公共の場でバレないようにオナラをする迷惑行為に対してのコメントが目を引きました。
男性に比べ人にどう見られているのか気になるのか、「常識」と「責任感」から外でオナラをするべきではないと強く思っている女子高生もいたようです。
他には、
- 「匂いで絶対バレるから我慢してお腹をならす」
- 「外に出ると不思議と出ない体になった」
など、外でのオナラを回避するテクニックを持っている女子高生も。
体にも害のないテクニックだとするなら、女子高生に限らず多くの人が教えてほしい技になるかもしれません。
今回の調査では、男子・女子ともに「バレないように外でオナラをした経験がある人が多数派」という結果になりました。
生理現象と割り切る“自然派”がいる一方で、限界まで我慢する“慎重派”、さらには「完全に隠し通せる自信あり」という“スキル派”まで、スタンスはさまざま。
誰にでも起こる生理現象だからこそ、価値観も処理方法も十人十色なようです。
(調査・文/ワカモノリサーチ)
調査期間 2025.9.30〜2025.10.15
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生(男女)
有効回答数 477名
調査方法 インターネットリサーチ


