夏真っただ中の日本列島!
通勤・通学やお出かけの時にお気に入りの「夏ソング」を聞いている若者も少なくないことでしょう。
そんな「夏ソング」で令和の高校生のお気に入りアーティストは誰なのでしょうか。
令和の現役高校生が夏になると聞きたくなるアーティスト Mrs. GREEN APPLEが圧巻の1位!

放課後NEWSでは、全国の現役高校生に
夏になると聞きたくなるアーティストは誰ですか?
というアンケート調査を実施。
その結果をランキングにしたところ、栄えある第1位に3人組のポップロックバンド「Mrs. GREEN APPLE」が輝いたということです。
実に、30.1%の現役高校生が「ミセス」と回答しており、2位以下を大きく引き離す結果となりました。
元々“夏っぽい歌”が多いイメージが現役高校生にはあるようで、特に夏ソングの代表曲「青と夏」が聞きたくなる高校生が多かったようです。
他にも、
- 「ライラック」
- 「ケセラセラ」
- 「点描の唄」
- 「アポロドロス」
などの曲に夏を感じている高校生が目立ちました。
また、
- 「歌声が爽やかだから」
- 「キラキラしていて涼しい曲が多いから」
- 「曲調に夏を感じる」
など、ボーカルの大森元貴さんの透き通った歌声やメロディから夏を感じるという声も聞かれたそうです。
- 「ミセスの曲はワクワクする」
- 「青春って感じの曲が多い」
- 「元気になる」
といった、“ミセスを聞くことでポジティブになれる”という意見も多く、夏にミセスを聞くことでエネルギーチャージをしている高校生もいるとか。
令和の若者にとって、暑い夏を元気に爽快に過ごすために、「Mrs. GREEN APPLE」は必要不可欠なものになっているのかもしれません。
2位には「SHISHAMO」3位には「aiko」がランクインする衝撃結果に
「令和の現役高校生が夏になると聞きたくなるアーティストランキング」
2位にはGt.Vo 宮崎朝子、Ba 松岡彩、Dr 吉川美冴貴からなる3ピースロックバンド「SHISHAMO」がランクイン。
- 「夏っぽい曲がたくさんある」
- 「夏の恋愛ソングが多いから」
というイメージが強いようで「夏=SHISHAMO」と感じる高校生も一定数いました。
具体的な曲では、
- 「君と夏フェス」
- 「明日も」
などに夏感、青春感を感じている高校生が多かったということです。
続いて3位にランクインしたのが今年でデビュー27周年を迎える「aiko」。
御年49歳、高校生からしたら自分の母親よりも年上になるかもしれない存在ですが、その年齢を感じさせないaikoさんの歌声や歌詞は令和の現役高校生にもしっかり伝わっているようです。
- 「夏はaikoさんの曲を聴いて季節を感じています」
- 「かわいらしくて夏らしい恋歌が多い」
- 「夏の爽やかな甘酸っぱい恋を連想するから」
といった、“夏”と“恋”をaikoさんの曲から感じ取っているという声もありました。
また、具体的な曲で一番回答が多かったのが「カブトムシ」。
1999年に発売された、現役高校生からしたら生まれる前の曲。
それでも、片思いの心情をカブトムシに例えた独特の歌詞は唯一無二。
夏の恋愛ソングとして現役高校生にも愛されていることが分かりました。
TOP10には「WANIMA」「ゆず」「湘南乃風」など夏常連アーティストもランクイン
4位には「WANIMA」、10位には「湘南乃風」など夏のイメージの強いアーティストがランクイン。
どちらも
- 「夏が来たーって感じ」
- 「夏に聞くとテンションが上がる」
- 「アップテンポで盛り上がる」
など、アゲアゲ感の強さに夏を感じる高校生がいました。
6位にも夏常連の「ゆず」がランクイン。
ゆずと回答した高校生のほとんどが「夏色が好き」と、ゆずのデビュー曲を推しており、幅広い世代に愛されている曲だということが分かりました。
5位「マカロニえんぴつ」、7位「back number」、9位「あいみょん」には「恋愛ソングが多い」「青春」という声が目立っており、“夏=恋愛”、“夏=青春”と高校生は感じているのかもしれません。
8位の「YUI」に関しては名曲「SUMMER SONG」を推す声が。
というのも、先日SNSにおける総再生回数で11億回を突破。
6月だけでも4億回の再生を記録し、リリースから15年以上を経て再び大きな注目を集めている曲になっています。
現在も、TikTokなどを中心に高校生が“エモ楽曲”として再評価していることから、今後、夏の定番曲になる可能性も秘めているようです。
夏ソングの王様サザンオールスターズは12位という結果に

惜しくもTOP10入りを果たせなかったアーティストにも大物がズラリ!
日本の夏を代表する「サザンオールスターズ」が12位に。
幼少期からサザンの曲に浸っている高校生もいたようです。
平成の夏をけん引してきた「ORANGE RANGE」(15位)や、未だにヒット曲を繰り出している「スピッツ」(20位)など現役高校生の世代ではないアーティストに夏を感じる高校生も一定数いるようです。
令和の若者に支持をされている「ヨルシカ」(11位)、「Vaundy」(17位)、「クリープハイプ」(18位)、「Saucy Dog」(19位)、「ちゃんみな」(20位)といったアーティストは、夏ソングはもちろん、推しアーティストとして1年中聞いている傾向にあったそうです。
「RADWIMPS」(14位)は夏を感じる歌詞を推す声が。
「ONE OK ROCK」(16位)は夏フェスのイメージから、夏になると聞きたくなる高校生がいたようです。
「Mrs. GREEN APPLE」の強さと「aiko」さん推しの多さに驚愕した「令和の現役高校生に聞いた!夏になると聞きたくなるアーティストランキング」。
今年は「YUI」さんの曲がバズっていますが、まだまだ夏は続きます。
今後も現役高校生を魅了する新曲や、再ブレイクする名曲がでてくることでしょう。
みなさんもそれぞれの夏ソングを聞きながら暑い夏を乗り切ってみてはいかがでしょうか。
(調査・文/放課後NEWS)
調査期間 2025.6.17〜2025.7.2
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生
有効回答数 608名
調査方法 インターネットリサーチ