連日、日本メディアで注目されているロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手。
4月20日には第一子となる女児の誕生を報告。
テレビでは朝から夜までこの話題で持ちきりになり、
ラジオ・雑誌・ネットメディアでも多く取り上げられていました。
一方で、
大谷翔平選手だけ過剰報道しているのではという声もあることから
放課後NEWSでは14歳~20歳までの若者男女に、
連日テレビやメディアで放送される“大谷翔平選手”の話題。 正直、飽きましたか?
というアンケート調査をしたところ、
約4割の若者が「飽きた」と回答したことがわかりました。
また、飽きている人の意見で多かったのが、「野球に興味がいない」という回答。
そもそも興味のないものが毎日テレビで報道されていることで、
結果、「大谷のせいでテレビを見たくなくなった」という若者も一定数いたということです。
野球に興味のある若者も、
- 「大谷さんだけ持ち上げられすぎ」
- 「他のメジャーの選手にももっとフォーカスすべき」
- 「大谷さんだけでなく他の野球選手だったり他のスポーツも報道してほしい」
- 「テレビは大谷さん以外取り上げることないの!」
- 「他の大事なニュースが見たい」
など、大谷びいきの報道に違和感を覚えているようでした。
大谷アレルギー・大谷ハラスメントは若者も感じていた
大谷報道に飽きている若者からは
- 「もう、十分凄いのはわかった」
- 「何度も見ているとやっぱりどうしても関心が薄れていってしまう」
などの声も多く寄せられました。
欲しくもないのにテレビやメディアから大谷選手の情報が入っていることに対してのアレルギーを感じる若者もいたようです。
このような「大谷アレルギー」は昨今SNSでも話題に。
大谷選手に関する報道やプロモーションなどの過剰さを揶揄した言葉として
「大谷ハラスメント」という言葉も生まれました。
実際、若者に限らず、
- 「また大谷さんか」
- 「もう大谷さんの報道はいいよ」
と感じている国民は少なくないことも伺えます。
さらに「大谷報道」をしているテレビ関係者からも悲鳴は上がっています。
放課後NEWSが、
ある情報番組を制作するスタッフに話を聞いたところ、
- 「現場に行くたびに大谷のニュースばかりでやりがいがない」
- 「もっと自分で取材して編集したものを放送したい」
という声も上がっていたそうです。。
別の情報番組を担当する放送作家からも、
「プロデューサーから何か目線の違う大谷ニュースはないのか?と言われるけど、そんなもの毎日あるわけがない」
といった嘆きが聞こえてきたとか。
大谷選手に飽きない若者「かっこいい」「日本の誇り」
約6割の大谷報道に飽きていない若者の意見で最も多かったのが
- 「かっこいい」
- 「魅力的」
という声。
大谷選手のプレーや偉業だけでなく
その「見た目がタイプ」という若者が多いことがわかる結果となりました。
また、
- 「日本の誇り」
- 「スーパースターだから」
という意見も多く、
ポジティブな話題が減りつつある現在において、
大谷選手を通じて「日本人のすばらしさ」「日本という国の良さ」を感じている若者もいたようです。
大谷翔平選手からしたら
ただ、野球をしているだけなのでしょうが、
これもスーパースターの宿命なのか。
「憧れ」「誇り」「嫉妬」「飽き」…
様々な感情を若者に感じさせてくれることがわかりました。
そんな大谷翔平選手のこれからの大活躍も期待したいところです。
(調査・文/放課後NEWS)