おしゃれに敏感な令和の女子高生たち。
動画やSNSでお気に入りのインフルエンサーや、モデルのファッションやメイクを参考にしている人もいます。
100円均一のショップで安価にメイク道具も揃えられることもあり、メイク技術に長けている若者も増えました。
そんなメイクの「時間」について放課後NEWSでは徹底調査。
全国の現役女子高生に、
あなたのメイク時間はどのくらいですか?
というアンケートを実施しランキングにしたところ、意外な結果となりました。
メイク時間「30分~40分」が1位に!「メイクをしない」も上位にランクイン!

今回の調査で1位となったのが「30分~40分」(16.8%)。
意外と時間をかけてメイクをしている女子高生がいることがわかりました。
ここで特徴的だったのが、自分のメイクで“しっかりとやりたい箇所”があるということ。
- 「アイプチに時間をかけてるから」
- 「まつ毛を束間にするのに時間がかかる」
- 「カラコンを入れるのに時間がかかっちゃう」
- 「アイメイクに苦戦する」
など、各々外せないポイントがあり、そこには時間をかけてでもしっかりメイクをしたいと考えているようです。
また、
- 「メイクがうまくないから」
- 「何度もやりなおしちゃうから」
といった、メイクが苦手という意見。
まだ、メイクをして間もない女子高生も少なくないのか。
「動画で見たようにいかない」という声も上がっていました。
続いて第2位になったのが「メイクをしない」(13.4%)。
- 「メイクをやったことがない」
- 「メイクをして遊びに行く場所がない」
など、メイクをする環境に置かれていないことで、メイクをする必要性を感じていない女子高生から多くの声が寄せられました。
また、
- 「メイクの仕方が分からない」
- 「メイク道具を持っていない」
といった、まだメイクに目覚めていない女子高生もいたようです。
- 「肌が荒れるから嫌だ」
- 「面倒くさいから」
といったメイクに対して難色を示す女子高生もいたことから、一定数、私生活において「メイクをしないで生活をしたい」と考えている女子高生もいることがわかりました。
3位は「10分~15分」(10.7%)、4位は「20分~25分」(9.5%)、5位は「15分~20分(8.8%)」、という結果になりましたが、どの時間も、
- 「あまりメイクをする時間がない」
- 「ベース・下地をして簡単なメイクをする」
といった“最小限度のメイク”にかかる時間として回答する女子高生が多くなりました。
「こだわるにはもっと時間が欲しい」という声も多く、まつ毛やアイメイクに時間をかけだすと30分以内では足らなくなるそう。
そのため、最低限のこだわりを盛り込んだメイクをして最短でメイクを終わらせられるのが「30分~40分」なんだとか。
この時間がランキングの1位に輝いたのもうなずける結果となったようです。
「こだわりメイク」「だらだらメイク」の女子高生が長時間になる結果に

少数意見も見ていくと、「1分以内」、「1分~3分」、「3分~5分」、「5分~10分」と回答した女子高生は、
- 「まつ毛しかやらない」
- 「とりあえずアイラインだけやっておく」
- 「リップクリームしか塗りません」
など、ワンポイントメイクや一部のメイクしかしないという意見で溢れました。
「40分~50分」を選択した女子高生からは、
- 「丁寧にやりたい」
- 「こだわりたい」
という意見が多く、今回の選択肢の中で一番メイク熱を感じる回答が得られました。
しかし、「50分~60分」を選択した女子高生からの意見をみると、
- 「YouTube見ながらするから時間かかる」
- 「集中できなくて結局長くなる」
- 「メイクとは関係ない色々なこと考えちゃう」
など“ダラダラとメイクをしてしまう”という声が多く、40分~50分と50分~60分のメイク時間の間にはいまだ解明できない意外な壁が!
令和の現役女子高生にとってメイク時間「50分」が何かの境目になっているのかもしれません。
「60分~90分」、「90分~120分」、「120分~180分」、「180分以上」と回答した女子高生からは、
- 「失敗しまくるから」
- 「納得いくまで何度でもやりなおす」
- 「可愛くなりたいから」
などの意見が目立ちました。
“こだわり”を超えた、“とにかく自分が納得するまでメイクする”というストイックな女子高生も一定数いることがわかりました。
いろいろな価値観も浮き彫りになった令和の現役女子高生のメイク時間調査。
全体でみると、30分以内にメイクが終わる女子高生が約6割という結果になりました。
そんな30分以内の女子高生からは「メイクの勉強をしたい」という声も上がっていたことから、高校を卒業した後は、より時間をかけてこだわったメイクをしていくのかもしれません。
(調査・文/放課後NEWS)
調査期間 2025.7.5〜2025.7.21
調査機関 株式会社ワカモノリサーチ
調査対象 全国の現役高校生
有効回答数 328名
調査方法 インターネットリサーチ